ホームページを作ったらすぐに効果発揮?業者に騙されない3つのポイント

ホームページさえ作れば自動で集客ができて、売上アップも夢じゃないと考えられている企業や経営者、オーナーも多いのではないでしょうか?

ただ現実としては、他の企業も当然ホームページは持っているため、ホームページを作っただけですぐに集客の効果を発揮することはありません

 

ではどのようにしたら集客に効果がある=売上アップにつながるホームページができあがるのかを今回の記事では解説していきます。

この記事では、ホームページを作った際に期待できる効果もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次(タップでジャンプ)

すぐ集まる!

ホームページを作った際の効果とは

ホームページを作った際の効果とは

ホームページを作った際の誰でも手に入れられる効果には次のものがあります。

  1. 企業ホームページがあることで信用度が上がる
  2. 既存のお客様がアクセスすることでサイトの力が上がる
  3. お知らせなど全体に周知する手段ができる

それぞれ確認していきましょう。

 

ホームページの効果①企業ホームページがあることで信用度が上がる

ホームページの効果の一つ目は、企業ホームページがあることで「信用度」が上がります。

感覚的なことを伝えているのではなく、銀行に融資をお願いするときにも今では企業ホームページがあるかないかで事業実態を査定されるため、実務的な面でも効果を発揮します。

もちろんホームページで集客できているかどうかまでは査定されませんが、ホームページを持っているだけで信用度がある程度上がると考えると、作らないほうがもったいないと考えるべきです。

 

ホームページの効果②既存のお客様がアクセスすることでサイトの力が上がる

またホームページを持っていなかった企業が新たに作ると、既存のお客様が訪れてくれてサイトの力が増していきます。

 

たとえば、住友電装という大企業のホームページを見てみましょう。

住友電装 ウーバーサジェスト 流入

 

ウーバーサジェストでの流入チェック画面になりますが、何のSEO対策をしていなくても大量の被リンクが付いたり、大量の自然流入が発生していることがわかります。

このようにある程度の知名度や、「指名検索(企業の名前で検索されること)」されるようになっていると自然とサイトの力が伸びていきます

被リンク

一般に事業との関連性が強いホームページからの被リンクにはSEOに良いとされる効果がある

 

ホームページの効果③お知らせなど全体に周知する手段ができる

住友電装 HP
引用元:住友電装

ホームページにたくさんのお客様が訪れるようになると、お知らせを全体に伝えられる機能も持ち合わせてきます。

上記の画像を見てもらうとわかるように、住友電装ではお知らせやニュースといった形でお客様への情報伝達を行っていることがわかります。

もちろん内部のシステムや公式LINEなどでの周知もできますが、ホームページ上でも周知の一環として行っておくと、お客様からの電話の数も少なくなるでしょう。

 

ホームページを作った際に期待する効果とのギャップ

ホームページを作った際に期待する効果とのギャップ

とはいえ、事業主の方がホームページを作るときに期待する効果と実際に運用を始めたときにはギャップがあるのも事実です。

よくあるギャップの事例は次のとおりになります。

  • 売上アップに即つながらない
  • 問い合わせが一向に来ない
  • ホームページ業者に支払う費用だけが掛かる

これらのギャップがなぜ発生するのかもあわせて詳しく解説します。

 

売上アップに即つながらない

ホームページを作った際に期待する効果とのギャップの一つ目は、売上アップに即つながらない点です。

 

地域で有名な店舗であればGoogleの指名検索でホームページにお客様が訪れて見込みのお客様となってくれます。

しかし、新規のビジネスを立ち上げてホームページを作ったからといって、見込みのお客様がすぐに現れるわけではありません

 

ホームページはどこの企業であっても基本的に作成しているものであり、有名企業でもない限りSEO対策をしなければ自動的に集客ができるわけではありません

 

問い合わせが一向に来ない

SEO対策をしてホームページの導線を整えなければ、問い合わせは一向に来ないと考えてください。

 

お問い合わせを獲得するためには、次のように対策していく必要があります。

  1. Googleからの自然流入増加を目指す
  2. お客様のホームページの中での行動を分析し導線を作る

先ほどもお伝えしたように、他の企業もSEO対策や導線設計を行っているため、ホームページを作っただけでは問い合わせ向上にはつながりません。

 

まずアクセスを集め、お客様の行動を分析することで、どうしたら問い合わせにつながるかを何ヶ月も掛けてPDCAを回して対策していきましょう。

ちなみに改善の手が見つからない場合には、次の記事に詳細な打ち手を紹介しているので実践してみてください。

 

ホームページ業者に支払う費用だけが掛かる

最後はホームページ業者に支払う費用だけが掛かる点もギャップと考えられるでしょう。

 

たとえば、ホームページ制作費用に何十万円を支払い、その後保守管理費用という名目で毎月数万円がランニングコストとして発生するのはよくある料金体系です。

にもかかわらず、一向に問い合わせにつながらないとなれば費用が出ていくだけで、キャッシュフローはまったく改善しません

 

ホームページ業者はSEO対策や売上アップのプロではないため、ギャップを感じてしまうことも多いでしょう。

どれだけ優れたデザインのホームページを作っても、SEO対策やWeb集客をきちんと行わなければ期待する効果を得られません

 

ホームページの効果が発揮されず必要ないと思われる原因

ホームページの効果が発揮されず必要ないと思われる原因ホームページの効果が発揮されず、必要ないと思われてしまうのは、次の3つの原因が考えられます。

  • 認知度のアップを期待できない
  • SEOとは何かがわからない
  • ランニングコストだけが必要になる

あまり考えずにホームページ業者に発注して後悔しないために、詳しく知っておきましょう。

 

認知度のアップを期待できない

ホームページを作ったとしても認知度が上がらず、効果がないと思ってしまうこともあるでしょう。

というのも、昨今ではホームページを作っただけではユーザーが訪れずSEO対策が必要だからです。

SEO対策がきちんと施されていない場合には、検索結果に上手く反映されず、作ったイニシャルコストが必要になるだけでしょう。

 

SEOとは何かがわからない

認知度アップの期待ができないとともに、SEOとは何かが分からずに業者に頼りがちになってしまうのも考えものです。

訳も分からず言いなりになってしまうと、資金を払い続け全く問い合わせが来ないことも多いこともあります。

たとえば、SEO対策に10万円を支払って1年間の契約をすれば120万円の支出です。

これだけの金額があれば、広告費に転用して売上を上げることも可能でしょう。

 

ランニングコストだけが必要になる

きちんとしたSEO対策をしない業者に対して資金を払い続ければ、ランニングコストだけが必要になるホームページになってしまいます。

ホームページを作る意図は問い合わせ獲得なのに、ランニングコストばかり必要になるのは本末転倒です。

これらの要因から、ホームページを作成したのに効果が発揮されずに意味がないと考えてしまう方も多くなってしまうのでしょう。

 

ホームページの効果が発揮されると得られるメリット

ホームページの効果が発揮されると得られるメリットホームページの効果が発揮されると得られるメリットは以下のとおりです。

  • 会社の認知度が上がる
  • 問い合わせが増えて売上アップにつながる

ホームページの効果を発揮するにはSEO対策が必要ですが、上手く対策できればほとんど何もしなくても問い合わせ数がアップします。

その他にもメリットがあるので、以下では詳しく解説します。

 

会社の認知度が上がる

ホームページの効果が発揮されると得られるメリットの一つ目は、会社の認知度が上がることです。

というのも、ある業界に関わるキーワードで上位表示を取っていると、悩みを抱えるユーザーが高い確率であなたの会社に助けを求めるからです。

 

たとえば、ネイルサロンを経営していたとして、剥がれた際の対処法で上位表示をしていた場合、ユーザーの中では「ネイルが剥がれたらあの会社を頼れば良い!」といった認識が生まれるでしょう。

この総数が増えれば増えるほど「剥がれたネイルを直してくれるサロンはここ!」と認知度が広がります。

 

問い合わせが増えて売上アップにつながる

認知度が増えれば増えるほど、ユーザーからの問い合わせが増えて売上アップにつながるでしょう。

ホームページは一度上位表示をしたらメンテナンスは必要ですが、一定期間自動で問い合わせを受け付けてくれます。

問い合わせが純増すれば、当然売上もアップしていくことになります。

ホームページを作成する際に考えておくべきデメリット

ホームページを作成する際に考えておくべきデメリットホームページを作成する際に考えておくべきデメリットは以下のとおりです。

  1. 専門知識が必要
  2. 運用継続が必要
  3. 内製化は担当者教育が難しい

それぞれ解説します。

 

デメリット①専門知識が必要

ホームページを運用して集客に役立てるためには、専門知識が必要です。

ホームページに漫然と文章を書いたからといって、ユーザーの流入を獲得できるわけではありません。

仮にホームページを作って運用をするなら、SEOスキルは必須です。

また、ユーザーの行動を分析するため、分析ツールの知識も身につけておく必要があるでしょう。

 

デメリット②運用継続が必要

運用を開始して、SEO対策を施していったとしても、うまく運用ができて効果を実感できるのは半年から1年程度の期間が必要です。

期間中に何ヶ月も休むことは不可能で、常にブログ記事などを書いて更新し続けなければなりません。

たとえば、きちんと教えていた社員の方が辞めてしまう恐れもあります。

ですから、運用を常に続けることは至難の技であると言えます。

 

デメリット③内製化は担当者教育が難しい

SEO対策を内製化する(社内で行う)ためには担当者教育が難しい点に注意が必要です。

内製化となると、次のスキルが必要になるでしょう。

  • SEOライティングスキル
  • セールスライティングスキル
  • ユーザー分析スキル

 

最低でも3つの能力を身につけてもらうため、1〜2年程度の時間はかかると考えてください。

その間にも会社の仕事は増えてくるはずなので、ホームページ担当者の仕事も増えパンクする恐れもあります。

 

ホームページで期待する効果を発揮するためには

ホームページで期待する効果を発揮するためには

どのようにしたらホームページで期待する効果を得られるのでしょうか?

具体的な方法をお伝えすると次の基本を押さえる必要があります。

  • Web集客の基本を押さえる
  • SEO対策の基本を行う
  • ブログ機能を充実させSEOに強いホームページを作る

詳細に解説します。

 

Web集客の基本を押さえる

ホームページの効果を発揮させるための方法の一つ目は、Web集客の基本を押さえることです。

Web集客とは、インターネットでできる集客全体を指していて、ホームページ作成はその1つになります。

 

メジャーな方法をホームページ制作を含めてお伝えすると次のとおりです。

  • ホームページ制作
  • Web広告
  • SNS集客
  • SNS広告
  • SEO対策

これら1つ1つの集客方法も細分化されるため、あなたの事業にあった方法を選択して打ち手を増やしていく必要があります。

 

SEO対策の基本を行う

ホームページなどのメディア制作を行うときに、まず何が重要かというとSEO対策です。

主にGoogle検索からの流入を増やすための施策になりますが、まずはホームページ内の各ページやタイトルなどに基本的なSEO対策が施されているかをきちんと確認しておきましょう。

具体的な施策内容は次の記事が参考になります。

 

ブログ機能を充実させSEOに強いホームページを作る

基本的なSEO対策ができたら、ブログ機能を充実させてSEOに強いホームページを作りあげていきましょう。

 

ブログとはホームページとは違い、ユーザーが知りたいことや悩みを解決するための記事型のコンテンツです。

記事を書くといってもユーザーの悩みに寄り添う記事を書けばいいだけなので、記者のような専門的な文章を書く必要はありません。

わかりやすく明快な記事を書けば問い合わせにもつながるでしょう。

 

記事の方向性に注意は必要

ただし記事の方向性には注意が必要で、ブログならなんでも書いていいということはありません。

まずは売上に直結するキーワードで上位表示できる記事を作成しなければならないため、イベントの内容やオーナーの考えをブログに書くようなことがないようにしましょう。

あくまでブログは売上アップにつなげるために利用する手段です。

 

ホームページが効果を発揮するために重要な指標

ホームページが効果を発揮するために重要な指標ホームページが効果を発揮するために重要な指標は以下のとおりです。

  • 被リンク
  • 内部リンク
  • SNSなどからの流入

それぞれ解説します。

 

被リンク

ホームページで集客する際に最も大事な指標は被リンクです。

被リンクとはバックリンクとも呼ばれ、違うホームページからリンクを貼ってもらうと発生します。

被リンクを取得するとドメインの力が強くなり、Googleからも評価されやすくなるでしょう。

ただ無闇やたらに被リンクをもらうのではなく、事業と関連性のある会社からもらうようにしてください。

昨今では量よりも質の被リンクが最重要視されています。

 

内部リンク

被リンクよりも格段に重要度が下がりますが、重要度が高い施策としては内部リンクです。

内部リンクは記事と記事をつなぐ役割があり、ユーザーのニーズをSearch Consoleなどから見抜き、関連ある記事をリンクでつなげましょう。

関連する記事を内部リンクでつなぐだけで、10位→2位といった順位向上も確認できています。

 

SNSなどからの流入

最近ではSNSなどからの流入も評価指標に入るのではないかと言われています。

被リンクや内部リンクも重要ですが、SNS経由のユーザーが長く滞在すればするほどホームページの評価も上がると考えて良いでしょう。

ただ、あくまで補助的な評価指標になるため、SNSからの流入だけに特化しないようにしてください。

 

ホームページに期待できるその他の効果

ホームページに期待できるその他の効果ホームページを作ることで期待できる主な効果は、信用度やサイトの力の上昇、周知手段の3つがあるとお伝えしました。

実は、その他にも期待できる効果が3つあります。

  • 社内活用
  • ブランディング
  • 求人

それぞれの効果の特徴を見ていきましょう。

 

社内活用

ホームページを作成すると、社内の情報収集の手段として活用できます。

例えば、他部署の業務内容を把握したり、取引先を改めて確認したりと、自社の情報収集が可能です。

また、自社の社長の思いや社内外で取り組んでいる最新のイベントを知ることで、社員の愛社精神の向上が期待できます。

 

ホームページを通じて、社員に最新情報を知ってもらい、貢献度を高めるために活用しましょう。

 

ブランディング

第三者が見れるホームページを設けることで、社外向けのブランディング効果が期待できます。

外部に向けて発信することで、お客様に自社のサービスを認知してもらいやすくなるからです。

具体的には、ホームページのコンテンツ内容や見た目を、ブランディングしたい方向性に整えて発信することで、他社との差別化を図れます。

 

ホームページを作ると、ブランディングにより自社の価値を向上させられるでしょう。

 

求人

ホームページは、さまざまな人が見れる媒体のため、求人効果も期待できます。

例えば、ホームページが見られることで認知度が向上し、その認知度の向上に伴い閲覧数や閲覧者の母数が増えます。

 

そうすると、閲覧する人の母数自体が増えるため、新卒採用や中途採用の対象となる層にもリーチできるでしょう。

このような流れから、自社の求人に関しても効果が期待できるといえます。

 

ホームページは個人で作成しても効果・必要性はあるの?

ホームページは個人で作成しても効果・必要性はあるの?ホームページは個人で作成しても効果がありますし、個人事業主の方にも必要性はあります。

というのも、SNSやその他のメディア・媒体からホームページへの遷移は確実にあるからです。

反対にホームページがなければ、個人の人となりを確認できないので問い合わせに繋がらないこともあるでしょう。

そのため、ホームページは個人事業主単位でも作成しておき、誰もが見れる状態にしておくことをおすすめします。

 

ホームページでSEO対策以外に売上を上げる方法はあるの?

ホームページでSEO対策以外に売上を上げる方法はあるの?

ホームページのSEO対策以外で短期的に売上を上げるための方法はWeb広告やSNS広告です。

 

Web広告を使って利益>広告費を達成できればキャッシュフローは簡単に作り出せます。

一般的に広告費の3倍の利益を取れればビジネスは回っていくので、その達成方法をきちんと知り実践することを最初のステップとしましょう。

 

具体的内容は無料のオンラインサロンで随時発信中なので、登録を検討してみてください。

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