集客やリスト集めは上手くいっているものの、その後ステップメールでターゲットに合わせたシナリオ分岐や価値提供ができていないと感じませんか?
ステップメールではシナリオ分岐を活用することで、見込み客名簿を管理し、潜在層や顕在層などのセグメントを区別することも可能です。
セグメントの区別ができれば、配信したステップメールの「どこが悪いのか」を分析でき、PDCAサイクルを回せます。
当記事ではステップメールのシナリオ分岐を徹底解説し、簡単に理解できるようにします。
ちなみにステップメールの書き方の例文やテンプレートは以下の記事で詳しく解説しているので、書き方を学びたい方は先に見てみてください。
- >>ステップメールでシナリオ分岐すると得られるメリットを知りたい方
ステップメールでシナリオ分岐させるメリットへ - >>ステップメールでシナリオ分岐させる方法を知りたい方
ステップメールでシナリオ分岐させる方法へ - >>ステップメールでシナリオ分岐する際の注意点を知りたい方
ステップメールでシナリオ分岐する際の注意点へ
目次(タップでジャンプ)
ステップメールで使うシナリオ分岐とは
ステップメールで活用されるシナリオ分岐とは、ユーザー属性ごとに筋書きを変えることを指します。
あるトピックに対して興味があるユーザーにはAシナリオのステップメールを配信し、興味がないユーザーにはBシナリオのステップメールを配信するといったイメージです。
たとえば、私が得意な広告運用を例に取ると次のようにシナリオ(筋書き)の分岐を構築できます。
- 広告運用に興味がある方→広告運用の実績を中心にした内容を配信するシナリオ
- 広告運用に興味がない方→広告運用の価値を伝える内容を配信するシナリオ
広告運用に興味がある・ないは最初のステップメールで「広告運用に興味がある方は以下をクリック」というようにURLを添付しておけば振り分け可能です。
上記のようにシナリオを分岐しておけば、ステップメールで伝える内容を変更できるので、ユーザーの興味が薄いであろう内容を配信する必要がありません。
このようにステップメールでシナリオを分岐することで、ユーザーの興味関心(セグメント)ごとに反応を期待できるメールを送付できます。
ステップメールでシナリオ分岐させるメリット
ステップメールでシナリオを分岐させるメリットは次のとおりです。
- 顕在層と潜在層に別のアプローチができる
- 見込み客名簿の管理が簡単になる
- ステップごとの分析が簡単になる
それぞれ解説します。
顕在層と潜在層に別のアプローチができる
冒頭でお伝えしたように、「広告運用に興味がある方は以下をクリック」というようにURLを添付してシナリオ分岐をすれば、顕在層(そもそも興味があるユーザー)と潜在層(こちらから興味を持たせるユーザー)にセグメント分けが可能です。
そもそも、ステップメールを配信できるということは、メディア・媒体からメールアドレスをユーザーが登録しているので、潜在的な興味は必ずあります。
広告運用に興味がないのに広告運用に関するメディア・媒体を確認することはまずありません。
そのため、最初のステップメールで「興味がない」とURLをクリックしなかったユーザーにも広告運用の価値を知ってもらうメールを配信すれば、心の奥にある潜在意識を顕在化できます。
そのため、シナリオ分岐は「潜在的に興味があるけどまだ自身では分かっていない層(潜在層)」と「そもそも興味がある層(顕在層)」別にステップメールの内容を変えられる点がメリットです。
見込み客名簿の管理が簡単になる
セグメント分けができるということは、見込み客名簿の管理も簡単になります。
Aという見込み客名簿があり、最初のステップメールでセグメント分けができれば、同時にBという見込み客名簿ができます。
この見込み客名簿ごとにユーザーの傾向も異なるため、次の配信をする際に役立ちます。
冒頭の例を活用して具体化すると次のとおりです。
- 広告運用に興味があるユーザーの見込み客名簿→広告運用の商品・サービスをすぐに配信
- 広告運用に潜在的な興味があるユーザーの見込み客名簿→無料相談などのフロント商品を配信
このように今後の見込み客名簿の管理が簡単になるのもメリットです。
ステップごとの分析が簡単になる
潜在層と顕在層のセグメント分けができると、ステップメールごとの分析も簡単になります。
どの層に何を配信すると、どのような反応が返ってくるのかを分析することで徐々に反応のあるステップメールが完成します。
たとえば、顕在層に価値提供のメールを送り続けても離脱率が上がり、読了率が下がることも分かるはずです。
このデータを元にステップメールを作っていけば、最初から反応のある文章を作成できます。
ステップメールでシナリオ分岐させるデメリット
シナリオ分岐で管理が複雑化する
ステップメールでシナリオを分岐させるデメリットは、分岐を複雑化させると見込み客の管理が難しくなる点です。
2パターンの分岐程度であれば問題なく管理できるはずですが、3パターン・4パターンと分岐数を増やしていくと複雑化します。
ステップメール作成をほとんどしたことがない方や、これからスタートする方は、慣れるまでは2パターンからスタートしてみてください。
シナリオ作成の数が決まっている
メルマガ配信スタンドによってはシナリオを作成できる数も決まっている場合もあります。
シナリオの数が5つ以上なら別途上位プランへの加入が必要など、各メルマガ配信スタンドによって仕様が違うので確認するようにしてください。
ちなみに、弊社で愛用しているメルマガ配信スタンドの「マイスピー」ではシナリオの数は無制限に利用することができます。
こちらのページは1ヵ月無料の限定ページなので、検討している方はまずは無料で使ってみてください。
ステップメールでシナリオ分岐させる方法
ステップメールでシナリオを分岐させる方法は次のとおりです。
- ステップメールのゴールを決める
- ステップメールの例文・テンプレートをもとに文章を作成する
- スモールスタートをして改善を行う
それぞれ解説します。
STEP1.ステップメールのゴールを決める
ステップメールでシナリオを分岐させるにしても、ゴールを決めておく必要があります。
ゴールのほとんどは商品・サービスの販売になります。
具体的に広告運用のステップメールでゴールを決めるとすると次のとおりです。
- 顕在層向けステップメール→商品・サービスの直接購入
- 潜在層向けステップメール→無料セミナーや相談への来訪→商品・サービスの購入
顕在層向けには直接購入を促し、潜在層向けには価値をより深く理解してもらう無料相談などでクロージングするといった展開も考えられます。
このようにシナリオ分岐をさせた後に、セグメントごとにどのような経路でゴールを達成するかを決めると反応を得られやすいです。
STEP2.ステップメールの例文・テンプレートをもとに文章を作成する
ステップメールの例文・テンプレートをもとに文章を作成すると、反応が得られやすいメールが完成します。
ステップメールにも反応が出る型があるため活用しましょう。
以下の記事でステップメールの反応が出る型をまとめているので、参考にしてみてください。
STEP3.スモールスタートをして改善を行う
ステップメールを配信するにしても広告運用などを行って、メールアドレスを取得してからになります。
スタートから多額の資金を投下するのではなく、少額からスタートし、徐々に改善を行っていきましょう。
見込み客名簿の取得単価にもよりますが、おおよそ50人集まれば改善するべきステップメールも明確になります。
ステップメールでシナリオ分岐する際の注意点
ステップメールでシナリオを分岐する際の注意点の一例は次のとおりです。
- 最初は一気通貫の流れでシナリオを作る
- 見込み客名簿が複雑な場合は、最初のステップメールで分岐させる
- アクションを促すことを意識し、無理なセールスをしない
それぞれ解説します。
最初は一気通貫の流れでシナリオを作る
初めてステップメールを作成する際には、一気通貫の流れでシナリオを作成したほうが良いです。
シナリオを分岐させるのではなく、1本のシナリオで完結させてください。
無理に分岐させると、ステップメールとはどのように運用できるのかの実体験が手に入らず改善できない恐れもあります。
そのため、最初のステップメールは1本のシナリオで書くことをおすすめします。
見込み客名簿が複雑な場合は、最初のステップメールで分岐させる
見込み客名簿が複雑化しシナリオの分岐が難しいようなら、冒頭でお伝えしたように最初のステップメールで分岐させることをおすすめします。
見込み客情報全てをまとめたマスター情報があるはずなので、そこからステップメールを配信してシナリオを分岐してください。
アクションを促すことを意識し、無理なセールスをしない
シナリオを分岐させてもステップメールの基本である、アクションをそっと促すセールスライティングをする点は忘れないでください。
無理なセールスをしてしまうと、どのようなユーザーでも簡単に見込み客名簿から離脱してしまいます。
ステップメールのシナリオ分岐配信でおすすめなツール
ステップメールを配信するスタンドではシナリオを分岐させる機能に苦手があるツールもあります。
メルマガスタンドのマイスピーのシナリオ作成数は無制限で分岐も簡単に行えます。
もし、あなたがすぐにでもシナリオ分岐を試してみたいなら、以下のページを見てみてください。
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ステップメールのシナリオ分岐のまとめ
今回の記事ではステップメールのシナリオ分岐について詳しく解説しました。
シナリオ分岐を使いこなせば、見込み客名簿も管理できますし、ステップごとの分析も可能です。
デメリットよりもメリットのほうが大きいので、活用してみることをおすすめします。
ちなみに、ステップメールを配信するには、配信するお客様を集める必要があります。
その手段として、広告運用などのスキルが必要なので、以下のページから概要を確認してみてください。
広告運用が出来るようになれば、集客数を早く一気に伸ばすことができます。
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