ステップメールを書きたいが、テンプレートや例文はあるだろうか、と疑問に感じている方も多いはずです。
ステップメールは単なるメルマガとは異なり、一連のストーリーをメルマガ形式で配信しなければなりません。
当記事ではステップメールの例文・テンプレートをお伝えしながら、作り方の基本を解説します。
メルマガとステップメールの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
- >>ステップメールの例文・テンプレートを知りたい方
ステップメールの例文・テンプレートの事例を活用して解説!へ - >>ステップメールを活用した際のメリットを知りたい方
ステップメールを活用するメリットへ - >>ステップメールに関してのよくある疑問を解決したい方
ステップメールによくある質問へ
目次(タップでジャンプ)
ステップメールの例文・テンプレートの事例を活用して解説!
ステップメールの例文・テンプレートの一例は以下のとおりです。
- お礼の文面・テンプレート
- 価値提供の文面・テンプレート
- オファーの文面・テンプレート
- お客様の声の文面・テンプレート
今回はよくあるLPでプレゼント企画をし、メールアドレスを見込み客から提供してもらった上で、商品・サービスの購入につなげるステップメールの文面とテンプレートを紹介します。
ステップメールには様々な型がありますが、プレゼント企画からのステップメール配信は多くの場面で使われるので、押さえておけば他にも応用できます。
以下のテンプレートは基本の形式になり短文なので、最低限1,000文字程度は各ステップメールで記載しなければならない点には注意してください。
ステップメール例文①お礼の文面・テンプレート
お礼の文面のテンプレートの一例は次のとおりです。
こんにちは!〇〇です。
ーーーーーーーーーーーー
プレゼントの受取はこちらから↓↓
プレゼントURL
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今回はプレゼントを受け取って頂きありがとうございます。
私は〇〇(自己紹介を入れてください)
しかし、このままでは〇〇という問題を解決できないと考え、新しく〇〇というサービスを始めるに至りました。(問題提起をしてください)
このサービスは〇〇を解決するために私が必死に開発したものです。(サービス紹介をしてください)
気になる方は以下のページを見てみてください。
(サービス紹介のページへのURL)
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署名欄
プレゼント企画のステップメールでは、最初に必ずお礼のメールを配信します。
その際には次のステップメールに繋げるために以下の対応をしてください。
- お礼+プレゼントを必ず配る
- 自己紹介をする
- 販売したい商品・サービスを紹介する
上記3つは必ず含めたい内容です。
実績やお客様の声も掲載できる際には簡単に紹介してください。
ステップメール例文②価値提供の文面・テンプレート
ステップメールには紹介したい商品・サービスの価値提供をしなければなりません。
切り口を変えて商品・サービスを購入するベネフィット(未来の状態)を何通か送りましょう。
例文とテンプレートは以下のとおりです。
こんにちは!〇〇です!
先日は〇〇(商品名)の
・前回のまとめ
・前回のまとめ
をお伝えしました。
今回のメールでは、〇〇の秘訣をお伝えします。
※この後は基本的にストーリーテリングを使って、商品・サービスを購入した未来を書きます。
気になる方は以下のページを見てみてください。
(サービス紹介のページへのURL)
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署名欄
価値提供では色々な切り口を考えなければいけませんが、以下のポイントで切り口を考えると思いつきやすいです。
- 商品・サービスをなぜあなたから購入しなければならないのか
- 商品・サービスを購入するために資金を出す必要性は何か
- 多くの見込み客が悩んでいる問題を一気に解決する方法(無料)
- 商品・サービスを購入した先の未来(ベネフィット)
上記の点を深堀りするとステップメールが少なくとも4本書けます。
ステップメール例文③オファーの文面・テンプレート
ステップメールで未来の状態を提示した後にはオファーの文面を送ります。
オファーとはステップメールが送られている間の限定的なセールだと考えると分かりやすいです。
ステップメールでは価値提供がメインに行われるので、セールス色が強くなると離脱が多くなってしまう恐れもある点に注意しましょう。
そのため、オファーは事前に告知をしておいて、短文で送ることがポイントです。
こんにちは!〇〇です!
先日は
・前回のまとめ
・前回のまとめ
をお伝えしました。
今回は以前からお話していたように特別なオファーをお送り致します。
・オファー内容①
・オファー内容②
残り◯日(ステップメールが送られている期間)限定のセールなのでお見逃しなく!
(サービス紹介のページへのURL)
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署名欄
オファー内容の基本は値下げと成果保証を組み込むことです。
- 値下げ:通常の値段よりもリーズナブルな価格で購入できるようにする
- 成果保証:基準を設定してできなければ返金対応などをすることを約束する
特に商品・サービスを初めて販売する際には、実績やお客様の声が少ないため成果保証をほとんどの方が活用するでしょう。
ステップメール例文④お客様の声の文面・テンプレート
ステップメールでは最後の一押しにお客様の声を活用して、想定されるよくある質問に答えます。
お客様の声から見込み客が心配するであろう疑問に対して、的確な回答をしてください。
こんにちは!〇〇です!
先日は
・前回のまとめ
・前回のまとめ
をお伝えしました。
今回は実際に〇〇(商品名)を購入してくれた方から無料相談時に次のような質問があったので、回答します。
・想定されるよくある質問
・以下、質問に対する回答をする。
・実際のお客様の声があれば掲載も行う。
明日で特別なオファーも締切になるので、気になる方は以下のURLをチェックしてください。
(サービス紹介のページへのURL)
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署名欄
口コミや評判は見込み客が商品サービスを購入する際に必ず参考にするものです。
そのため、事前にモニター募集などを行って本当に効果があるかを検証しましょう。
ステップメールを作成する際の注意点
ステップメールを作成する際の注意点の一例は以下のとおりです。
- 商品・サービスはニーズにマッチしているか
- 集客経路を分析し属性を考える
- 購買心理を理解し正しい訴求を行う
それぞれ解説します。
商品・サービスはニーズにマッチしているか
商品・サービスが市場ニーズにマッチしているかを考えることは大切です。
商品力がなければマーケティングに金額を投じても問題が発生してしまいます。
たとえば、広告運用からたくさんの顧客情報を入手し、ステップメールを配信しても商品・サービスが市場から求められていなければ反応はイマイチになります。
このようにステップメールを配信しても反応がイマイチな場合には、そもそも商品・サービスが市場にマッチしているかを確認してください。
集客経路を分析し属性を考える
ステップメールをこだわって作成したとしても、商品・サービスを提供したいターゲット層にリーチしない集客経路だと反応はイマイチです。
集客経路ごとにユーザーの属性があり、ターゲットとしたい層とズレがあると反応が得られづらくなります。
たとえば、LPの制作を販売したいのに、ToC向けのTikTokなどのSNSで広告運用をしてもターゲットとなる方を見込み客に見つけてもらうことは難しいはずです。
そのため、自身が販売したい商品・サービスがどのユーザー層とマッチしているかを考えながら集客経路を分析してください。
購買心理を理解し正しい訴求を行う
ステップメールを作る際は、見込み客の「購買行動の心理」を理解するようにしましょう。
例えば、
- 初めてあなたの商品サービスを知った方
- 購入を前向きに検討している方
この2者では訴求する内容が違います。
そのため、作成するステップメールは「購買心理のどの階層の人に向けて書いているのか?」を意識するようにしましょう。
購買行動の心理に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
ステップメールを活用するメリット
ステップメールを活用するメリットは次のとおりです。
- 一度作成すると他の商品・サービスにも展開できる
- 商品・サービスの訴求にも役立つ
- 見込み客の離脱が起きづらい
それぞれ解説します。
一度作成すると他の商品・サービスにも展開できる
ステップメールは最初こそベネフィット訴求や様々なセールスライティングのテクニックを活用しなければならないため、時間が掛かります。
しかし、一度作ってしまえば他の商品・サービスにも展開でき、反応率を見ることでブラッシュアップが可能です。
たとえば、LP作成のステップメールを作成し、次に広告運用の大切さを伝えるステップメールを作るとなったら、簡単に展開できます。
このようにステップメールは一度作成すると、派生商品を販売する際にすぐ活用できる点がメリットです。
商品・サービスの訴求にも役立つ
ステップメールを作成する際には、色々な切り口から価値提供を行うので、商品・サービスの訴求をもう一度考えることにも役立ちます。
このことは商品説明のページを作成する際のメリットにもなります。
たとえば、ステップメールを作成する際にはお客様の声が大切なので、モニター募集をして集めたとすると、LPのセクションにも反映可能です。
ステップメールは一度作成すると、様々なマーケティング施策に必要な材料が集まる点もメリットです。
見込み客の離脱が起きづらい
ステップメールは自身の考え方や人となりを発信する方法なので、無料相談などに見込み客が申し込みをしたら、成約率も高くなります。
もちろんクロージングの技術も必要になりますが、既にあなたのことを知って無料相談に見込み客が申し込むため、相談=成約となる確率も高いです。
ステップメールによくある質問
ステップメールによくある質問は次のとおりです。
- ステップメールのシナリオとはなんですか?
- ステップメールのコツはありますか?
- ステップメールの効果が発揮しやすいビジネスはありますか?
- ステップメールはどのように活用すればいいですか?
- メルマガスタンドは何を活用すればいいですか?
- ステップメールにセールスライティングは必要ですか?
それぞれ簡潔に回答します。
ステップメールのシナリオとはなんですか?
シナリオとはステップメールのスタートを起点としてゴールまでの流れを作る1つの箱をイメージすると良いでしょう。
シナリオは次のように分岐します。
- Aシナリオ:LP制作についてのステップメールを配信する
- Bシナリオ:広告運用のステップメールを配信する
シナリオごとに配信する内容やタイミングを変えられるため、活用してみてください。
ステップメールのコツはありますか?
ステップメールの効果を発揮するためのコツは2つあります。
まず、ステップメールのシナリオ設計で、ゴール設定のハードルを下げることを意識してください。
BtoB向けの商材は高額な場合が多く、見込み顧客がいきなり購入に至ることは少ないのが難点です。
たとえば、資料請求やセミナー参加、無料トライアルといった小さなアクションを誘導することで、少しずつ心理的ハードルを下げるのが効果的でしょう。
また、ステップメールは配信を自動化する便利な手法である反面、そのまま放置されがちです。
定期的に内容を見直し、メンテナンスを行うことで、最新の製品情報や価格変更に対応し、常にターゲットのニーズに合った内容にブラッシュアップしましょう。
ステップメールの効果が発揮しやすいビジネスはありますか?
ステップメールは高額商品やサービスを提供するビジネス、そしてBtoBビジネスで効果が発揮しやすい手法です。
これらの分野では顧客との長期的な関係構築が重要であり、段階的に情報を提供しながら信頼を築くことが、最終的な購入決定につながります。
一方、低単価の買い切り型商品は手間やコストに対するリターンが少ないため、ステップメールの導入は適しているとは言い難いでしょう。
そのため、ステップメールは顧客との深い関係性を育むことが求められるビジネスに向いています。
ステップメールはどのように活用すればいいですか?
ステップメールは集客→価値提供(教育)→販売の流れの中で、価値提供(教育)の部分に該当します。
広告運用などを通して、ターゲットの意識を変える際などに活用されることが多いです。
メルマガスタンドは何を活用すればいいですか?
メルマガスタンドはMyASPが最も導入しやすいスタンドになります。
無料のメルマガスタンドもありますが、機能面などで不満が出てきやすいため、注意してください。
ステップメールにセールスライティングは必要ですか?
ステップメールにセールスライティングのテクニックは必要です。
ただ、ベネフィット訴求さえできていれば、価値を見込み客が感じてくれるため、心配は必要ありません。
セールスライティングの基礎を押さえておきたい方は、以下の記事にまとめましたのでチェックしてみてください。
ステップメールの例文・テンプレートまとめ
今回の記事ではステップメールの例文・テンプレートを中心に解説してきました。
ステップメールは集客した見込み客に対して価値提供をする必須Webマーケティング施策なので、身につけておくことをおすすめします。
それより以前の集客に関して難しく考えている方は以下のページを見てみてください。
→「すぐ集まる!アクセスupの教科書」非売品の集客動画5本付き