Googleビジネスプロフィール!ローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由と7つのメリット

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)ローカルSEO(MEO)という言葉は聞いたことがあったり、知り合いや業者から営業でおすすめされたことがある方もいるはずです。

ですが、そもそもGoogleビジネスプロフィールに登録するメリットや、ローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由やメリットが分からない方も多いと思います。

 

そこで今回の記事では、Googleビジネスプロフィールに登録して「ローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由」や「ローカルSEO(MEO)のメリット」について詳しく解説していきます!

店舗集客でGoogleビジネスプロフィールに登録をしていなかったり、登録をしていてもローカルSEO対策(MEO対策)をしていない方は本当にもったいないですよ!

 

ローカルSEO(MEO)に取り組むには「Googleビジネスプロフィール」への登録が必要です。登録方法はこちらの記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。

Googleビジネスプロフィールとは?登録方法やオーナー権限を取得しよう!

 

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GoogleはローカルSEO(MEO)に力を入れている!?

GoogleはローカルSEO(MEO)に力を入れている!?

Googleは世界最大の検索エンジンで誰もが知る大企業です。

その大企業が近年「Googleマップ」のシステム改善に力を入れています。そして、GoogleマップにはローカルSEO(MEO)が連動しています。

ではなぜ、Googleマップに力を入れているのでしょうか?

 

Googleマップの進化がユーザーファーストに繋がる

Googleはユーザーファーストを理念に掲げています。

ユーザーに役立つ情報を適切に届け、「検索から検討さらに予約、来店、決済」までをもスムーズに行うためにシステムを日々開発しています。

 

その中でも特に最近では、Googleマップを活用したシステムは、ユーザーがより快適で正確な情報を取得できるように進化していて、米GoogleではGoogleマップにSNSのような機能を組み込む試験などもすでに始まっています。

 

「Googleマップ=地図」は元々、目的地などの地域(エリア)を調べるときに使用するものです。

指定した地域(エリア)を調べるときに、周辺の店舗などの情報が一緒に表示されたらユーザーとしては便利ですよね。その周辺情報を表示させるのがローカルSEO(ローカル検索・ローカルマップ・MEO)です。

従来の検索エンジン(SEO)は、全国を対象とした検索エンジンで、ローカルSEOは指定されたエリアを対象とした検索エンジンといったイメージです。

 

このように、Googleはユーザーファーストを目指してシステム開発を進めるうちに、Googleマップを活用したローカル検索を取り入れることが、ユーザーファーストに繋がるとして現在も新しい仕組みを取り入れているのではないでしょうか。

そのため、これからも進化するであろうGoogleマップを活用した機能が注目を集めているのです。

 

情報の有益性が重視される時代

これまで、地域の店舗を検索するときは、大手企業が莫大な広告予算をかけて宣伝している予約サイト(食べログ・ぐるなび・Hot Pepper・エキテン・etc…)を使うのが一般的でした。

そのため予約サイトを開いても、広告を使っていない店舗は上位表示されることはほとんどありませんでした。

 

ですが、先ほど説明したように、Googleはユーザーに対して、より有益な情報を伝えることを理念としているので、お金を払わなければ上位表示されないような予約サイトだけではなく「一般の店舗も検索される仕組み=ローカル検索(ローカルSEO)」をGoogleマップを使って導入したのです。

つまり、お金では買えない「ユーザーに有益な情報=正しく正確でクオリティの高い有益な情報」が重要視されているということです。

 

では次に、ローカルSEOに取り組むべき理由について説明していきます。

店舗集客でローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由

店舗集客でローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由

ローカルSEO(MEO)に取り組んでいない方にとっては、「なんで取り組んだ方が良いのか?」が分からない方も多いと思います。

そこでまず最初に、ローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由から説明していきます。

 

スマートフォンでの検索が当たり前に

ここ数年でインターネット検索における「ユーザーの検索行動」は変化しました。

これはご存知の通り、スマートフォンの普及によって、店舗検索や予約の7割以上がスマートフォンからになっているということです。

 

総務省の発表によると下の画像のように、インターネット利用端末ではスマートフォンが圧倒的に多い割合を示しています。

第2部 基本データと政策動向

この結果からも分かるように、お客様がインターネット検索を利用するときは、いつも持ち歩いていて利便性の高いスマートフォンからがメインになり、これまでのパソコンからの検索が少なくなってきていることを理解する必要があります。

 

とうことは、お客様は「スマートフォンで検索(予約)するのが当たり前」ということを認識をしておく必要があります。旅行先や出張先、ちょっとしたお出掛け先でもササっとスマートフォンで検索をして予約をする。

このときに、SEOよりもローカルSEO(MEO)が上位に表示されるので、効率的に集客をすることができるようになります。

※検索結果の表示位にに関しては、この後の「①検索されたときの視認性が高い」で詳しく説明します。

 

SEOでの上位表示の難易度が高い!

SEO対策でブログ記事などを書いたり、SEO対策を専門業者にお願いをして毎月数万円~数十万円の費用をお支払いしたことがある人は分かると思いますが、SEOの上位表示は非常に難易度が高いです。

特に、地域型のビジネス(ローカルビジネス)では、なかなか上位表示されません。

理由は、予約サイト(食べログ・ぐるなび・Hot Pepper・エキテン・etc…)が上位を独占していたり、HPやブログで定期的に高品質なコンテンツをアップできないからです。

 

Googleは、ユーザーのタメになる良質コンテンツを上位表示させます。

そう考えたときに、多くの人が口コミを書き込んで、色んな店舗情報が掲載されている「予約サイト」と「あなたのHP」ではどちらが上位表示されると思いますか?

答えは分かると思いますが「予約サイト」です。そんな予約サイトに対抗して、同じ土俵で戦ってもなかなか勝ち目はありません。

 

ですから、実店舗を持つ事業者のみが登録できるGoogleビジネスプロフィールに登録をして、「ローカルSEO(MEO)」で適切な施策に取り組めば、SEOよりも上位に表示させることができて、ライバルの少ない市場で戦うことができます。

 

予約サイトの費用対効果が悪くなっている!?

私のクライアントからの声でも上がっているのですが、「予約サイトからの集客の費用対効果が悪くなってきている」といった問題です。

予約サイト自体の種類も増えてきていますし、さらに予約サイト内での「広告」を出稿する店舗も以前よりも増えてきました。

 

ご存知の通り、予約サイト内には競合他社も多数掲載されています。

そのためユーザーは、多くのお店の中から比較検討してお店を選ぶことができる訳なので、あなたが仮に広告を出稿したとしてもユーザーに選ばれなければ広告費を支払った意味がありません。

“露出を増やす(認知拡大)”といった意味では効果はあるかもしれませんが、“成約(来店・予約)”に繋がるかは別の問題です。

 

逆に、Googleビジネスプロフィールへの登録は無料です。ローカル検索結果に表示されるのは3店舗+広告1店舗なので、ここに上位表示させられれば、費用対効果が抜群の集客媒体になってくれます。

 

リスティング広告費の高騰!

近年、リスティング広告(検索広告)の広告費は高くなっている傾向にあります。理由は単純で、「出稿する人が多くなったから」です。

特に、世界的な感染症(コロナ)の影響で、よりオンライン化が進んだことで、Web広告に力を入れて集客をする人が増えたことも一つの要因です。

多少の知識があれば、誰でも簡単に広告を出稿できて、会社員でも自分の商品を作ってWeb広告を出稿して販売していくことができてしまうレベルです。

 

逆に、ローカル検索に広告を出せるのは、実店舗を運営している方のみです。

その分、競合も少なくエリアも絞ることができるので、ローカル検索専用の広告費自体も安くなる傾向で、そもそも広告を使わずにローカル検索結果に上位表示させることができれば、広告費すら使う必要はありません。

毎月支払っていた広告費を浮かすことができるだけでも、ローカルSEO(MEO対策)に取り組むメリットはあります。

ローカルSEO(MEO)の7つのメリット

ローカルSEO(MEO)の7つのメリット

ローカルSEO(MEO)を取り入れた際のメリットは沢山ありますが、

  • ①検索されたときに視認性が高い
  • ②ユーザーの利便性が高く行動を起こしやすい設計
  • ③比較対象の競合が少ない
  • ④上位表示までの時間が短い
  • ⑤クチコミによる集客力がアップ
  • ⑥地域(エリア)での集客効果が高い
  • ⑦広告費ゼロで費用対効果が抜群

今回は7つに絞って詳しく説明していきます。

 

①検索されたときの視認性が高い

ローカル検索は下の画像のように「リスティング広告の下」「自然検索(SEO)の上」に表示されます。

検索されたときの視認性が高い

  • 【青枠】リスティング広告(検索広告):「広告」と表示されるので、ユーザーによっては潜在的な拒否反応から広告をクリックしない人もいる。
  • 【赤枠】ローカルSEO(MEO):地図、住所、電話番号、クチコミ、など多くの情報を伝えることができる。Googleマップ上での視認効果も高いため、クリック率も高くなる傾向にある。
  • 【緑枠】自然検索(SEO):上位表示されればアクセス数は見込めるが、上位表示には時間がかかり、さらに「予約サイト(食べログ・Hot Pepperなど)」がすでに上位表示されていて競争が激しい。

 

このように、ローカル検索に表示されることで、視認性が高くなり、アクセス→来店(予約)に繋げやすいのがメリットです。

 

②ユーザーの利便性が高く行動を起こしやすい設計

Googleのローカル検索はユーザーにとって非常に便利です。

私自身も旅行先などでよく使用するのですが、

  • 地図
  • 道案内
  • 電話番号や住所
  • メニュー
  • クチコミや写真 など

ローカル検索の画面だけでほとんどの情報が手に入るので、「検索→検討→予約(来店)」の一連の流れがスムーズになり、ユーザーがアクション(行動)しやすい設計になっています。さすがGoogleといったところですね!

 

③比較対象の競合が少ない

ローカル検索に表示される数は3店舗+広告1店舗です。

広告と書かれている時点でクリックをしない人もいますので、実質的に比較されるのは自店舗以外のたったの2店舗です。

 

もちろん、「もっと見る」をクリックすると4位以下の店舗も確認することはできますが、基本的に見られることは少ないので、自店舗が3位以内に表示されていれば必然的にアクセスを集めやすくなります。

そのため、Googleビジネスプロフィールの情報がしっかり入力してあり、興味を引く写真などが掲載されていればアクセスから予約(来店)に繋がる可能性も高くなります。

 

④上位表示までの時間が短い

ローカルSEO(MEO)は、SEOと比較して上位表示されるスピードが圧倒的に早いです。

SEO対策では、半年∼1年の期間は必要ですが、ローカルSEOでは早ければ1~3ヵ月程で上位表示さることが可能です。

 

また、

  • 実店舗のみなので、そもそも競合が少ない
  • 業種が絞られるので、更に競合が少ない
  • 上非表示のノウハウ(最適化方法)を知らない など

競合が少なく、参入している店舗も少ないので、これから参入してもまだまだ勝てる市場です。

 

⑤クチコミによる集客力がアップ

ご存知の通り、クチコミの集客効果は非常に高いです。

Googleビジネスプロフィールにはクチコミを書いてもらう機能が備わっているので、お客様からいただいたクチコミを活用して集客力をアップさせましょう。

 

NTTコムリサーチの「クチコミによる飲食店選びの調査」によると、初めて利用する飲食店を選ぶ際にクチコミ情報を参考にするかについて聞いたところ、「参考にしたことがある」が81.3%と大半の人がクチコミを利用しています。

参考:NTTコムリサーチ クチコミによる飲食店選びの調査

 

また、飲食系クチコミ予約サイトで、「最初に見る項目はどこですか?」という調査アンケートを実施したところ、上位トップ3になったのは以下です。

  • 1位 メニュー:28.3%
  • 2位 料理写真:27.9%
  • 3位 クチコミ:26.8%

正直1~3位は僅差でほとんど差はないように感じます。

言わずもがな、メニューや料理はお店選びには重要ですが、それと同じくらいクチコミが重要視されているのが分かると思います。

 

このように、インターネット上におけるクチコミは、お店が選ばれるうえで非常に重要な要素です。

そのためGoogleビジネスプロフィールにクチコミを書いてもらうための仕掛けを行って、自然とクチコミがクチコミを呼ぶマーケティング手法を「バイラルマーケティング」を取り入れていきましょう。

バイラルマーケティングとは?戦略的に集客を加速させる方法!

 

⑥地域(エリア)での集客効果が高い

ローカルSEO(MEO)は、「地域名(市区町村)+業種」などのキーワードで検索されたときに表示されるのが基本ですが、他にも

  • 駅名+業種(商品・サービス)
  • 近くの○○(近くの定食屋・近くの居酒屋・近くの美容室etc)など

エリアを絞った検索をされたときにGoogleマップと共に表示されます。

 

そのため、近場のお客様をターゲットとした来店系のビジネスをしている人にとっては、ローカルSEO(MEO)での集客効果は非常に高くなります。

逆に全国のお客様を対象としたオンライン事業がメインの場合は、SEO対策やリスティング広告の方が効果的です。

 

⑦登録料ゼロで費用対効果が抜群

Googleビジネスプロフィールの登録は無料です。

それに操作方法もそれほど難しいものではありませんし、上位表示される仕組みを理解しておけば自分でMEO対策をすることも可能です。

Googleローカル検索結果に上位表示される仕組みと改善するポイント

 

ここまででも説明してきましたが、Googleビジネスプロフィールを利用するメリットは沢山ありますが、デメリットは見当たりません。

TwitterやInstagram、Facebook、TikTokなど無料のSNSに力を入れて集客をするのであれば、まずはライバルが少ないGoogleビジネスプロフィールを活用して集客に挑戦してみましょう。

 

GoogleローカルSEO(MEO)について最後に

今回はGoogleの「ローカルSEO(MEO)に取り組むべき理由」や「ローカルSEO(MEO)のメリット」について説明してきました。

色々と細かく書いたのですが、やはり最終的には、「どれくらい集客できるのか?」といった点が重要だと思います。

 

地域や業種によって、そもそもの検索数が違うので一概にどれだけ集客できるのかを数字として示すことはできません。

ですが、私のクライアントの中にはローカルSEO(MEO)からの集客だけで、年商5,000万円を超える美容系サロンがあったり、毎月15人以上新規集客をしている個人のトレーニングジムがあります。

ノウハウ的な部分やちょっとしたテクニックなども必要ですが、それくらいの数字を出せる可能性があるということです。

そのためには、まずGoogleビジネスプロフィールの基本操作や基本設定はしっかり行っておくようにしましょう。

Googleビジネスプロフィールの初期設定と操作方法!ちゃんと情報入力してますか?

 

もし、ローカルSEOや検索エンジンを最適化させて、上位表示させて集客をしたいと考えている場合は、まずはこちらの5本の集客動画を確認してみてください!

「すぐ集まる!集客の教科書」3日でアクセス数を10倍にした方法とは!?

集客や戦略のヒントが見つかるはずですよ!

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