セールスとマーケティングの違いとは?定義・活用方法を解説!

セールスとマーケティングはビジネスを行っていく上で切っても切り離せません。

セールス一辺倒になってしまうと、短期的な売上アップには繋がりますが、持続的なビジネス展開ができません。

そこで必要になってくるのはマーケティングの知識や手法です。

当記事では、セールスとマーケティングの違いを明確にしながら、転換する方法を解説します。

 

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セールスとマーケティングの定義の違い

セールスとマーケティングの定義の違い

セールスは「販売」といった意味があり、マーケティングには「商品・サービスが販売できる仕組みを作ること」という意味があります。

とはいえ、セールスとマーケティングの意味は実例を用いて解説しないとイメージしにくいです。

以下では簡単な実例を活用して意味を解説します。

 

セールスとは

セールスとは「商品・サービスを販売すること」を指します。

一般的にセールスパーソンのような言葉の使われ方をし、個人や法人に対して1:1で販売する活用全般を指すと考えましょう。

たとえば、Web集客のコンサルティングを直営業で事業主に販売している場合はセールスと考えられます。

 

マーケティングとは

マーケティングには厳格な言葉上の定義はなく、「商品・サービスが自動で販売できる仕組みを作ること」を総称して活用される言葉です。

一般的には、Web広告を活用した集客やSEO対策を活用した集客などを指し、SNSへの投稿などもマーケティングの一部として考えられます。

自身が見込み客に対してセールスをしなくても、半自動的に商品・サービスが売れる仕組みができていればマーケティングに成功していると言えます。

 

セールスとマーケティングの役割の違い

セールスとマーケティングの役割の違い

セールスとマーケティングの違いを理解するために、以下の項目に分けて両方の違いを解説します。

  1. 方向性の違い
  2. アプローチ方法の違い
  3. ゴールの違い

 

違い1.方向性の違い

セールスとマーケティングの方向性の明確な違いは次のとおりです。

  • セールス:商品・サービスがどのようにすれば販売できるかを考える
  • マーケティング:セールスのように1:1で販売することをどのように止めるかを考える

 

セールスが公式HPなどの問い合わせ窓口に直接営業メールを送ることだとしたら、マーケティングは自身の公式HPに問い合わせを獲得する方法です。

どちらもビジネスを行う上で必須になります。

しかし、集客や販売を半自動化して時間を作るためには、マーケティングの目線を持つことも大切です。

 

違い2.アプローチ方法の違い

セールスとマーケティングの見込み客へのアプローチ方法は

  • セールス:今ある商品・サービスをどのように販売するか考える
  • マーケティング:見込み客のニーズを満たす商品・サービスは何かから考える

上記の違いがあります。

 

たとえば、会社に勤務している営業は、会社が持っている商品・サービスを販売するのでセールスと呼ばれます。

一方、市場に求められる商品・サービスを開発し販売まで行う人はマーケターと呼ばれます。

このように商品・サービスベースなのか市場ベースなのかといったアプローチ方法の違いがある点に注意しましょう。

 

違い3.ゴールの違い

セールスとマーケティングではゴールも異なります。

  • セールス:商品・サービスを販売し売上を上げること
  • マーケティング:見込み客と接触し反応をもらうこと

 

セールスは商品・サービスを販売して売上UPを目指しますが、マーケティングでは見込み客を発見しコンタクトを取ることを目指します。

マーケティングで自身の商品・サービスに興味のある方とコンタクトが取れれば、タイミングを見計らってプロモーションを打つことで商品・サービスの販売が可能です。

 

セールスとマーケティングのメリット・デメリットの違い

セールスとマーケティングのメリット・デメリットの違い

セールスとマーケティングにはメリットとデメリットがあります。

各メリットとデメリットの例を以下で解説します。

 

セールスのメリット・デメリット

セールスのメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。

セールスのメリット・デメリット内容
メリット・売上アップに貢献できる
デメリット・見込み客の発見に繋がらない

一般的にセールスとマーケティングは同時に展開されますが、セールスだけに絞ると売上アップが最大のメリットです。

一方で見込み客の発見に繋がらない点は最大のデメリットになります。

 

マーケティングのメリット・デメリット

マーケティングのメリット・デメリットはまとめると以下のとおりです。

マーケティングのメリット・デメリット内容
メリット・見込み客の発見につながる
デメリット・売上アップにすぐ繋がらない

マーケティングは見込み客とのコンタクトを取ることを優先するので、LTV(ライフタイムバリュー)を増やしたり、今後の売上を上げたりするメリットがあります。

一方で売上アップにすぐ繋がらないことがデメリットになります。

とはいえ、ビジネスではセールスとマーケティングを同時に展開していくものなので、両方をできるようにしましょう。

 

セールスからマーケティングに転換するには

セールスからマーケティングに転換するには

セールスで短期的な売上アップを目指せば、瞬間的に大きな売上に繋がります。

しかし、マーケティングも組み合わせないと見込み客は居なくなってしまい、ビジネスを持続的に展開できません。

そのため、セールス一辺倒になるのではなく、マーケティングに転換していくことも考えましょう。

 

セールスからマーケティングに転換していく方法は以下の手順になります。

  1. マーケティングの基本プロセスを知る
  2. マーケティング手法を知る
  3. 集客→価値提供(教育)→販売を試してみる

それぞれの手順を解説します。

 

マーケティングの基本プロセスを知る

マーケティングを行うためには正しい基本プロセスを知ることが大切です。

マーケティングは市場調査からスタートし、販売戦略(プロモーション)までを考えなければなりません。

具体的な順番の一例は以下のとおりです。

    1. 市場分析:どの市場で商品・サービスを販売するのかを考える
    2. 市場細分化:決まった市場で見込み客がどのような商品・サービスを欲しがっているのか考える
    3. ターゲッティング・ポジショニング:市場細分化で分かったより細かな市場にターゲットを絞り、立ち位置を決める
    4. 商品・サービスの決定:販売する商品・サービスの値段などを決める
    5. プロモーション:販売戦略を考え、実際に販売する

 

仮にコーチングサービスを販売する場合、上記の手順で以下のように基本プロセスを組み立てましょう。

    1. 市場分析:恋愛・スキルアップ・転職などのコーチング市場を大枠で分析する
    2. 市場細分化:恋愛コーチング市場であれば、復縁やマッチングアプリを活用した恋愛などの今あるニーズを深堀りして細かい市場を見つける
    3. ターゲッティング・ポジショニング:30代の未婚男性に絞ったマッチングアプリを活用した恋愛専門家としてブランディングする
    4. 商品・サービスの決定:マッチングアプリ活用術やコーチング・コンサルティングを販売する
    5. プロモーション:Web広告を活用する・ブログを活用する・SNSを活用する

 

このようにコーチングを販売したい場合でも、コーチング市場では細分化が起こっているため、あなたの商品・サービスを販売しやすい市場を選定したほうが売上に繋がりやすくなります。

 

 

マーケティング手法を知る

基本プロセスを考えても、見込み客との正しいコンタクトの取り方(顧客名簿の獲得方法)を知る必要があります。

Web集客を行うためには、以下の方法をまず試してみてください。

これらの手法はWeb集客では基本事項になるので、正しい方法を知り見込み客とコンタクトを取りましょう。

 

集客→価値提供(教育)→販売を試してみる

Web集客の方法を知ったら、集客→価値提供(教育)→販売の流れを試してみてください。

集客部分は先ほどお伝えした、Web集客の方法で完結します。

 

しかし、集客から販売に繋げるためにはステップメールやステップLINE、無料相談などを活用した価値提供が必要です。

集客→価値提供→販売の一貫した流れができると、マーケティングで半自動的に商品・サービスが販売できる仕組みが完成します。

 

セールスとマーケティングの違いによくある質問

セールスとマーケティングの違いによくある質問

セールスとマーケティングの違いによくある質問は以下のとおりです。

  • セールスとマーケティングの違いは何ですか?
  • 営業とマーケターの違いは何ですか?

簡潔に回答します。

 

セールスとマーケティングの違いは何ですか?

セールスとマーケティングの違いをまとめると以下のとおりです。

  • セールス:商品・サービスを販売すること
  • マーケティング:セールスをなくすこと

セールスは売上を短期的に上げるために必要ですが、持続可能なビジネスをするためにはマーケティングに転換する必要があります。

 

営業とマーケターの違いは何ですか?

営業とマーケターの違いをまとめると以下のとおりです。

  • 営業:商品・サービスを基本的に1対1で販売する職種
  • マーケター:商品・サービスが半自動的に販売できる仕組みを作る職種

セールスとマーケティングの違いのように営業とマーケターの職種も異なってきます。

 

セールスとマーケティングの違いまとめ

セールスとマーケティングの違いまとめ

 

今回の記事ではセールスとマーケティングの違いを解説しました。

セールスは商品・サービスを販売することであり、マーケティングはセールスをなくすことを目的として行われます。

ビジネスでは両方を行っていく必要はありますが、マーケティングに転換することも必要です。

 

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代表は1年で70億のブランドを立ち上げた経験があり、新規事業のプロが集っております。
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