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ランディングページは「ただ作るだけ」では成果は出ません。
これははっきりと断言できます。
継続的にABテストを行い、PDCAを回していくことが、成約率(CVR)の高いランディングページを作るうえで非常に重要と言えます。
ただその中で、どこをチェックすればいいの?というお問合せも多くいただいたので、基本的なチェック項目をまとめてみました。
ちなみに、今回説明するチェック項目は、「個人起業家やリストマーケティングを行う人で、自分でランディングページを作成し、集客~販売を自分で行いたい」といった方へ向けの記事になっています。
ランディングページをチェックする
改善する際は、
- デザイン(全体、キャッチなどのデザイン)
- オファー(取引の条件)
- キャッチコピー
- ボディーコピー
この順にチェックしていくと、効率よくチェックすることが出来ます。
ランディングページ(LP)の良し悪しをチェックすると言っても、業種も違えば商品も違い、いろいろな種類のランディングページがあり、どこをチェックしていいのか迷ってしまうと思います。
ただ、どんなページにも共通するのが、『ページを開いてから10秒以内で離脱する確率が非常に高い』ということです。
そのため、一番最初の重要ポイントはファーストビューです。
ですから大前提として、ページを開いたときに最初に表示される、LPのキャッチコピーや画像、タイトルを統一し、即離脱を軽減させることがコンバージョン(CVR)をアップさせる秘訣です。
デザインをチェックする
デザインに関しては、下記目をチェックしてみてください。
意味のない画像やロゴはないか?
ページを綺麗に見せようとしすぎて、無駄なアイコンや画像、ロゴを沢山いれる人もいます。
ただ、覚えておいていただきたいのが、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の主役は文章です。
画像などでページをごちゃごちゃさせるよりも、しっかり文章で魅力や価値を伝えることが重要です。
実際、画像やロゴをほとんど使わない、シンプルなランディングページの方が成約率(CVR)が高い案件も出てきています。
『カッコいいページだから商品が売れる訳ではない』
ということを覚えておいてください。
テキストの背景にオブジェはないか?ハッキリ文字が見えるか?
これは単純に、文章(テキスト)の背景に画像やロゴなどのオブジェクトがあると見えにくいってことです。
それに、先ほどもお伝えしたように、主役は文章です。
逆の言い方をすると、オブジェは文章を際立たせるための脇役ということです。
また、読みやすいデザインというのは、やはり白背景で黒文字。
このデザインが一番読みやすく相手に伝わります。
見てほしいオブジェが目立っているか?
先ほど、『オブジェは文章を際立たせるための脇役』と説明しましたが、それでも、見てほしいオブジェクトはあるはずです。
例えば、商品画像、注文ボタン、キャッチコピー、登録フォームなど、重要なオブジェクトはしっかりと目立たせる必要があります。
ちなみに余談ですが、登録フォームのボタンは一般的に
『白背景に緑色ボタンで黒文字』
このデザインが反応率が良いと言われています。
※もちろん商品によっても違うので、ABテストを行って改善をするのが一番です。
申込みボタンは、サイトの基調色と反対にできているか?
単純に同系色のボタンだと見えにくいですよね?
申込みボタンは明確にアクションを起こしてほしいオブジェになります。
だからこそ、しっかり目立たせる色を選ぶということです。
例えば、青ベースのページであれば黄色やオレンジのボタンにするなどです。
パソコンから見ても、スマホから見ても、両方から見やすいか?
近年、パソコンから以上に、スマートフォンからの閲覧率が高くなっています。
ランディングページを作るときは、どうしてもパソコンからの作成になってしまうので、作成後はスマートフォンなどでチェックすること重要です。
どこに注目(視線)が行くか明確にする
お客様がページを開いたときに、どの部分を見てほしいのか?を考える必要があります。
1画面に収まる範囲で、左上、右上、左下、右下…
画面全体に目立つ素材が置かれていると、お客様は迷ってしまうんです。
同時に、伝えたい内容がうまく伝わりません。
ランディングページを作った後は、画面ごとに視線がどこに行くのかをチェックしておいてください。
カラーは3色以下か?ベース、メイン、アクセントになっているか?
これも単純に、色が多くなりすぎると読みにくい、見えにくい、疲れる…と言うことです。
単純に、白背景、黒文字、目立たせたいとこを太文字で赤や青文字にする。
この程度の色合いでも、文章でしっかり価値が伝えられれば商品を販売したり、登録していただくことは可能です。
最悪なデザイン、暗転サイトではないか?
暗転サイト…黒背景に白抜きの文字
このデザインは本当に使わない方が良いです。
部分的なポイントとし際立たせる意味で使うのであれば問題ないのですが、全体をしてしまうのは最悪です…
やはり背景は白で黒文字が一番良いのではないでしょうか。
『フォントサイズ』『フォントの種類』は3種類以下か?
色んなサイズや種類の文字があると、人は文章を読みにくいと感じます。
それは、脳が沢山の情報を処理しようとして疲れるんです。
そうすると、本来伝えたい内容が相手に伝わらずに文章を読み進められてしまうので、もったいないですよね。
ちなみに、ポップ体と明朝体の組み合わせのランディングページは最悪と言われています。
最高のデザインをオマージュしたか?
パクりはNGです!!
ですが、売れているランディングページのデザインを参考にさせていただいて、自分独自のページにオマージュする!
自分のデザインというのは、どうしても自分自身の視点になってしまいます。
デザインによっぽどの自信があるのであれば良いですが、そうでなければ、既に売れているサイトを参考にさせていただく方がよっぽど良いです。
メッセージや文章をチェックする
デザインに続き、文章の中身や伝えたいメッセージもチェックしていきます。
オファーは明確か?寝ぼけていても意味が分かるか?
極端な話ですが、お客様が寝起きの寝ぼけている状態で文章を読んでも理解できるか?
それくらい、読みやすく分かりやすい文章になているか?
ということを意識してチェックしてみてください。
『自分がわかる文章』ではなく、『相手がわかる文章』でなければ、相手には伝わりません。
ストーリーテリングは大丈夫か?
- あなたと同じ出発地点
- 失敗の連続
- 偶然の出会い、発見
- 小さな成功から成功の連続
- 成功のメソッドの確立
- 他の人も次々に成功
- 次はあなたの番です
ストーリー性を持った文章に人は動かされることが多いです。
ランディングページ作成時にもストリーテリングを取り入れてあるかチェックしていきましょう。
例文も記載してるので、こちらの記事で確認してみてください。
音読して、訳の分からないところ、つまづくところはないか?
上記記載した、『オファーは明確か?寝ぼけていても意味が分かるか?』の項目と似ている部分はありますが、
サラッと読み進められるか?と言うことです。
文章を前後に入れ替えるだけで読みやすくなる場合などもあるので、お客様目線で読み進めてみましょう。
特典が多い場合、オファー内容をまとめているか?
ランディングページでは登録特典、購入特典など、文章中に項目ごとに書いていくのですが、ページを読み切るころには忘れてしまう人も沢山います。
その特典内容を最後しっかりとまとめてあるか?ということです。
特典は成約を後押しする大事な武器です。
購入ボタンの近くなどに、まとめた内容を記載しておくと購入の後押しになることもあります。
選択肢はないか?あるなら「松・竹・梅」形式か?
ランディングページは企業のホームページとは違います。
お客様を迷わせないためにも、1ページ1商品の訴求が基本です。
ただ、商品によってはグレードなどで金額や性能が違うこともあります。
その際は、比較表のような形で、お客様がパッと見で分かるように松竹梅になっているか?
その点をチェックしておく必要があります。
行動の指示は明確か?(レスポンスデバイス)
購入ボタンや登録ボタンなど、しっかり明確に指示して伝えているか?ということです。
- 【購入はこちらをクリック】
- 【申込みはこちら】
- 【今すぐここから受け取ってください】など
お客様がパッと見たときに分か状態にしておかなければいけません。
今すぐ行動する理由が入っているか?(期限)
お客様が行動する心理トリガーの1つ、
『期限性のトリガー』です。
人はどうしても、後伸ばしにしてしまう傾向があります、ですから、今すぐに受け取った方がい良いということを示してあげる必要があります。
よくあるのが、『このページは後○○分で終了します』『今日中に購入された方は、○○円割引ですよ』と言うような期限性のトリガーです。
このような『今すぐ行動する理由』が入っているかをチェックしていきましょう。
★行動を促す心理トリガー
・ストーリー(物語)
・コミュニティ
・社会的証明
・希少性(限定性)
・緊急性
・権威性
・返報性
・シンプル
・一貫性
・共通の敵
・お祭り(イベント)
・証拠
・意外性
・期待感
・信頼感あなたが行動する時もどれかに当てはまるはず。
文章を作る時には取り入れよう。— たくやん🇲🇾地球が遊び場|RunkupGroup代表 (@takuyan_rankup) 2021年3月9日
相手に伝わる主張ポイントは1つか?
よく勘違いされる方がいるのですが、基本は『1商品1主張』です。
ペルソナ(ターゲットとなる見込み客)を設定しなさい。
という言葉を聞いたことがあると思いますが、ペルソナは絞り込むほど良いです。
この商品でこうなる。
という理想の未来(ベネフィット)を複数提示するのではなく、1つに絞り込んでいるかをチェックしてください。
まとめとオンライン教材の作り方や10分間動画シナリオ
ランディングページはオンラインビジネスでは非常に需要なモノです。
ちょっとした変更やチェックを加えるだけで、成約率が数%変わってくることもあります。
1%変わるだけでも、商品単価によっては売り上げも大きく変わってきます。
チェックしたり分析するのが苦手と言う方もいますが、労力以上の効果は得られるはずです。
是非、チェックシートを活用して集客につなげて下さい。