ネット上で商品を販売したり、相手にメッセージを伝えていく際に重要な能力が「コピーライティング力」です。
このコピーライティングは経験を積めば必ず身に付きます。
そして身に付けるためにおすすめなのが『ブログを書く』ということです。
ブログを書きながらコピーライティングを勉強することで、『ブログ』という資産の構築&スキルが身に付きます。
そこで今回は、ブログを書く時やセールスレターを作る時など、お客様の感情を揺さぶるために使える鉄板テンプレートを例文付きで紹介します。
また、ランディングページチェックシートと解説動画を無料配布してるので、あせてご確認ください。
目次(タップでジャンプ)
コピーライティングで感情を揺さぶり商品を販売する?
商品をネット上で購入してもらう為には、セールスレターやメルマガを書いて行くのですが、その際、ただ闇雲に文章を書いていけばいいと言う訳ではありません。
文章を読んだお客様が『欲しい!』と思うような、そんな文章を書いて行く必要があります。
単純に商品の効能などを書いても、お客様は見向きもしてくれません。
お客様の感情を揺さぶり、高ぶらせて、商品を買いたくてしょうがない状態にしていく必要があります。
お客様が最終的に商品購入へ踏み切るときは、論理ベースではなく感情ベースのことが多いです。
論理的にその商品の良し悪しを判断する方も中にはいますが、例えばダイエット商品なら最終的にはきっと『この商品を使って痩せたい!』
といった感じで、感情的にモノを考える事がほとんどなんです。
ですから、ネット上で商品を販売していく際は、お客様の感情を揺さぶることが重要になってくるのです。
「感情を揺さぶる」
と言うのは商品を販売していくときに最も重要になるので是非覚えておいてください。
ストーリーを語って感情を揺さぶる
ストーリーを語って感情に訴えかけます。
この方法は非常に有効的な手法なので、是非覚えておいてください。
人の多くはストーリーに感情入りやすいです。
映画、ドラマ、小説など多くのストーリーが語られています。
思い出してみて下さい。
実はいつも同じようなパターンのストーリーが殆どなのですが、登場する人や時代背景、設定が少し変わるだけで、新しさや新鮮さを感じてしまいます。
ストーリーで人の感情を揺さぶることは、コピーライティングでも、もはや王道と言えます。
そして、感情を揺さぶるストーリーには、鉄板テンプレートが存在します。
今後、何か商品をネット上で販売したい時は、今から説明する手順に沿ってストーリーを創ってみて下さい。
商品購入まで導く鉄板のストーリー
- あなたと同じ出発地点
- 失敗の連続
- 偶然の出会い、発見
- 小さな成功から成功の連続
- 成功のメソッドの確立
- 他の人も次々に成功
- 次はあなたの番です
上記のような形でストーリーを進めて行きます。
例えば、あなたがダイエットの商品を販売したい場合の例を次に書いてみます!
ダイエット商品をテンプレートに当てはめてみた
・食事を食べても食べても満腹感を感じない。
・甘い物や好きな物の誘惑に耐えれない。
・運動するのが大の苦手。
・夜中についつい冷蔵庫をあけてしまう。
これが3ヶ月前の私でした。
日々の仕事のストレスから、食欲が抑えきれず仕事中も暇さえあれば、お菓子に手を出し、夜中にはテレビを見ながら、お酒とおつまみを片手に夜更かし…
そして気付いたときには、体重が15kgも増えていたんです!
完全なデブになっていたのです…。
仕事の飲み会では先輩に、「体デカイんだからもっと食えよ!」などと、いじられキャラにされる始末…
太っていくに連れて、周りからの視線もどんどん気になるようになってしまいました。
「本気で痩せよう!このままじゃ絶対にダメだ、、!」
とそう決心したはいいですが、運動も苦手な私は中々上手くは行かない。
3日間、夜食を我慢できても、4日目には我慢の限界…コンビニでスイーツを爆買い。
同時に、我慢してた反動で、暴飲暴食をしてしまうハメに、、、
自分の弱い意志に情けなくなっていました。
どうすればちゃんと痩せられるのか?
そればかり考え途方に暮れていました。
そんなとき、インターネットでダイエットについて調べていると、ある情報を見つけました。
そこに書いてあったダイエット方法は、私が知っていたものとは全く違うモノで、とても新鮮味がありました。
半信半疑でしたが、その情報を試してみる事に。。。
するとどうでしょう・・・
1週間後にはマイナス2キロ。
1ヶ月後にはマイナス7.6キロ。
どんどん体重が落ちて行ったんです!
成功したダイエット方法を、知人のBさんにも試してもらったところ
Bさんは1ヶ月でマイナス10キロのダイエットに成功したのです!
私はこのダイエット方法に確信を持ち、成功体験を多くの人に知ってもらい、自分の体型に自信を持って欲しい!と思うようになりました。
そうして沢山の人に協力してもらい、あらゆる体系の人でも実践可能な方法を見つけました。
それが、この○○ダイエット法です!
次にBさんと同じようにダイエットに成功するのはこの記事を見ているあなたの番です!
これまで中々痩せられず一人で悩んでいた方も、私について来て頂いてこの方法を実践していただければ大丈夫です。
一緒にスタイリッシュでカッコイイ、いい意味で視線が気になる体へと変化させましょう!
ストーリーのおさらい
上記説明した流れで文章を書いていきます。
商品購入まで導く鉄板のストーリー
- あなたと同じ出発地点
- 失敗の連続
- 偶然の出会い、発見
- 小さな成功から成功の連続
- 成功のメソッドの確立
- 他の人も次々に成功
- 次はあなたの番です
このテンプレート通りにライティングをし、読者様の感情を揺さぶってみてください!
将来への明るい未来をイメージさせ感情を揺さぶる!
読んでいる人が理想の未来をリアルに想像出来るような文章を書いてみてください。
読者は「ムッ!なんか面白そう!私にもできそう」と期待感を持つことで読者はワクワクしてきます。
読者がドキドキワクワクしていれば、あなたの商品を喜んで購入してくれます。
「その商品が欲しくて欲しくてたまらない…」
「お願いだから購入させてください。」
そう思わせるような文章を意識して書いてみてください。
ドキドキワクワクさせるポイントは、読者に『近い未来をイメージさせる』ことです。
例えばダイエットのブログだったら、ダイエットに成功した後に、読者は最終的にどうなりたいのか?
ダイエットに成功して、同性から支持を集めたいのか?
異性からモテたいのか?
それとも自分の好きな洋服が着たいのか?
ダイエットが成功した先にある未来をフルカラーでイメージ出来るような文章を書いてみてください。
ダイエット商品を探している人であれば読者自身でイメージするかもしれませんが、文章にして書いてあげた方が、より潜在ニーズを引き出し想像力が豊かにすることが可能です。
将来なりたい明るい未来をイメージさせて読者の感情を最大限まで高めるようにしてあげてください。
ちなみに、ストーリーテリングのメリットや使い方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
心理を理解し心を動かす
コピーライティングで切っても切り離せないのが「心理トリガー」です。
どの業界のマーケティングでも、必ずと言っていいほどこの心理トリガーは使われています。
心理トリガーを学ぶことで、今まで売れなかった商品がスルッと売れるようになったり、購入を迷っているお客様に対して、文章で背中を押してあげることができます。
使い方によっては「悪用」出来てしまうほどに強力なものです。
ただ逆に、正しく使えば商品の魅力をしっかり伝え、購買意欲を掻き立てることの出来るものです。
ぜひ、コピーライティング術と一緒に学んでください。
購買行動の心理を理解し訴求する
感情を揺さぶる文章の書き方について説明してきましたが、同時に「見込み客の購買行動」を理解しておく必要があります。
見込み客の購買行動の心理は、細分化すると下記で説明する9段階に分けることができます。
- 【1段階】注目・認知
- 【2段階】興味・関心
- 【3段階】連想・想像
- 【4段階】欲望・迷い
- 【5段階】比較・検討
- 【6段階】確信・信頼
- 【7段階】行動・購買
- 【8段階】満足・自己欲求
- 【9段階】口コミ・拡散
各段階ごとの心理状況を理解し、見込み客が今どの段階なのかを理解しながらセールスを行うことで、購入に結び付けられる可能性が高まります。
人の欲求を理解し訴求する
人の欲求を理解することができるようになると、Webマーケティングでも見込み客に刺さる文章が書けるようになり、行動に移させる訴求が出来るようになります。
人の欲求は第1段階~5段階(6段階)まで順番に進んでいくといわれています。
- 生理的欲求(Physiological)
- 安全欲求(Safety)
- 社会的欲求(Social)
- 承認・尊重欲求(Approval)
- 自己実現欲求(Self-actualization)
- 自己超越欲求(Self-transcendent)
この欲求をピラミッドの形で示したのが「ズローの欲求5段階層説」です。
欲求を知れば、より明確な訴求ができるようになるのでコピーライティングを学ぶときには是非一緒に学んでみてください。
コピーライティング力を身に付けるについて最後に
今回の記事ではコピーライティングの鉄板テンプレートと人の心を動かす心理について説明してきました。
コピーライティングに正解はなく、1つの文章で読んだ人全員に刺さることはありえません。
ですから、「1人にでも思いが届けば良い」と言う思いで文章を書いていきましょう。
また、より多くの人に想いを届けるためには過去の先人が培って築き上げてきた王道を取り入れ、その後に自分のオリジナリティーを出していくことが大事です。
まずは「真似る」そこからがスタートです。
すぐに上手な文章を書ける人はいません。コツコツ改善を繰り返しながら、自分なりの文章術を身に付ていってください。