赤裸々法で文章を作ることで、あなたの言葉をイキイキとした生命力あふれる、プロが書いたような力強い言葉の文章にすることが出来る技術です。
『赤裸々法』という文字から分かるように、自分で言っていて恥ずかしいくらい、すごく照れると思うくらいの感情を言葉で表現していく方法です。
今回は、そんな『赤裸々法』について、実際に使われている例文や今後自分で作っていくための簡単な作り方などを、分かりやすく説明していきます。
この記事が読み終わったときには、あなたも『赤裸々法』を使いこなせるようになっているはずです!
ちなみに、赤裸々法は【伝え方が9割(著者:佐々木圭一)】で書かれている技術の一つです!
目次(タップでジャンプ)
『赤裸々法』を用いた文章例
- 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 【上を向いて歩こう(永六輔)】
- 息を切らしてさ 駆け抜けた道を 【終わりなき旅(Mr.Children)】
- 体が震えるほど、あなたのことを愛してる
- 血が沸き立つくらいに、興奮している
- のどがカラカラになるくらい、感動の映画だった
- 痛みに耐えてよく頑張った、感動した!【小泉純一郎】
- 思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした
このように赤裸々法は、普段意識していない自分の身体の感覚を言葉として表現します。
普段は感じても言葉にしなかったことを、あえて赤裸々に言葉にすることが重要です。
実際に上の例文を見ても、仮に普段感じても言葉にしない、文章として書かないことが多いのではないでしょうか?
それをあえて話す(書く)ことで、相手の脳裏に焼き付いて離れない言葉になるのです。
では、実際に赤裸々方で文章を作っていきましょう。
心に響く『赤裸々法』の作り方
- 伝えたい言葉を決める
- 自分の身体の反応を考え赤裸々ワードにします
- 赤裸々ワードを、伝えたい言葉の前に入れる
画像の言葉だと
- あなたのことを愛してる
- 人を愛してる時の感情を考える→体が震える
- 『あなたのことを愛してる』の前に②で考えた赤裸々ワードを入れる
たったこれだけで完成です!
ちなみに、赤裸々ワードは身体的な部分を入れていくことになるのですが、慣れないうちは使用例を書いておくので、参考にして使用してみてください。
- 顔⇒顔が真っ赤になるくらい~
- のど⇒のどがカラカラ~
- くちびる⇒くちびるが震えるほど~
- 目⇒目が合わせられないほど~
- 肌⇒鳥肌が立つくらい~
- 頭⇒頭の中が真っ白になるくらい~
- 手⇒手に、じんわり汗が~
- 血液⇒自分の鼓動がわかるくらいに~ など
赤裸々法のまとめ
普段目にしたり聞いている言葉でも、赤裸々法を使用しているものは沢山あります。
赤裸々法を使った文章例で記載したような文章は突然思いつくものだと思っていました。
ただ、実際はちゃんとした『レシピ』があり、その通りに文章を作っていけば文章作成の初心者でも、相手の心に響く文章を作ることが出来るのです。
あなたもこれから文章を作る際や、何か想いを伝えるときには、是非この赤裸々法を取り入れてみてください。