オンラインビジネスをしていると、ブログ記事の作成時やWeb広告出稿時など、キーワードの検索ボリュームを調べることが多々あります。
そのときに、どういった方法で調べるのか、またどんなツールを使うのかが分からなければ調べることができません。
また、できる限り『無料ツール』を使いたいと思う人が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、検索ボリュームを調べる無料ツールの紹介と特徴について説明していきます。
記事を読み終わった後には、検索ボリュームを調べるツールが分かるようになっているはずです!
目次(タップでジャンプ)
キーワードの検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは『キーワードがどれだけ検索されたか』を表す言葉で、もっと簡単に説明すると『その言葉が何回検索されたか』ということです。
インターネットの検索エンジンを使って日々世界中の人が色々なことを検索します。
例えば、副業を考えている人が『副業 おすすめ』というキーワードで検索すると、これで『副業 おすすめ』の検索ボリュームは1ということです。
検索ボリュームが多いキーワードや関連性が高いキーワードを簡単に確認する方法としては「サジェスト」を確認しましょう。
全く検索ボリュームの無いタイトルで記事を書いても、そもそも検索されませんし、リスティング広告を出しても集客することはできません。
ブログを書いている人やWeb広告を扱っている人にとっては当たり前のことですが、この検索ボリュームを知ることが、オンラインビジネスでは重要になってきます。
検索ボリュームを調べる無料ツール6選
検索ボリュームを調べるツールは無料から有料まで沢山ありますが、今回は無料ツールに絞って説明していきます。
最初のうちは無料ツールでも十分です。
今回紹介するツールは6つ
- Googleキーワードプランナー
- Yahooキーワードアドバイスツール
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
- トランスコープ
- aramakijake.jp(アラマキジャケ)
- Keyword Surfer(キーワードサーファー)
各ツール特徴があり、状況によって使い分けることで効率よくビジネスを進めることができます。
経験を積んで知識を得た段階で、無料ツールでは物足りないと感じてから有料ツールを使っても遅くありません。
まずは無料で使えるツールをしっかり使い倒していきましょう。
それでは各ツールを説明していきます。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーとは、Google広告(旧Googleアドワーズ)に付随するキーワードのボリューム検索・キーワード選定を支援する無料ツールです。
キーワードプランナーを使うためには、まずGoogle広告のアカウントを作成する必要があります。
Google広告のアカウントを作成したら、Googleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを確認してみましょう。
Googleキーワードプランナーは細かなデータや広告単価までも出してくれる非常に優秀な無料ツールです。
Yahooキーワードアドバイスツール
YahooキーワードアドバイスツールはGoogleキーワードプランナーのYahoo版と考えて下さい。
YahooキーワードアドバイスツールもGoogleキーワードプランナー同様に、Yahooのビジネスアカウントを作成しなければ使うことができませんが、かなり細かなデータまで抽出することが可能です。
Yahoo!JAPANの使用ユーザーは年齢層が高い傾向にあるというデータも出ているので、商品やサービスによってGoogleとYahooで使い分けると良いでしょう。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
ウーバーサジェストも検索ボリュームを確認するツールとしては非常に有名なツールで、1日3キーワードまで無料で使えます。
ある程度、書く記事の内容が決まっていればメインのビッグワードを検索するだけなので1日に3回も使えれば十分ですね。
参考に「アフィリエイト」という検索ボリュームがどれくらいなのか確認したのが下の画像です。
「アフィリエイト」単体の検索ボリュームだけでなく、関連キーワード(複合キーワード)のボリュームも一緒に表示されます。
更にCPC(※)やSEO難易度も表示されるので記事を書く前に参考になるデータがたくさん表示されます。
無料でここまで高機能で使えるのは非常にありがたいです。
ウーバーサジェストに表示される金額は、Google広告のリスティングの金額だと思えば良いでしょう。
トランスコープ
「トランスコープ」は、GoogleやAmazonなどのサジェストキーワードを基に、SEOに効果的なコンテンツを生成できるライティングツールです。
競合分析や月間検索数に基づいたキーワード選定に優れており、ユーザーが検索しやすい=SEO上対策したほうが良いキーワードからコンテンツ作成をサポートしてくれます。
メニューの【キーワード選定】から対策したいキーワードを入力すると、他にも対策したほうが良いと考えられる類似の対策キーワードを分析。
月間検索数や競合性がシンプルに分かりやすく示してくれます。
他にも競合サイトとの比較やサーチコンソールとの連携機能もあり、効率的な認知度・アクセス数向上が期待できるでしょう。
OpenAI社のGPT-4を活用した文章生成AIとして様々な機能が搭載されているので、SEOに強いAIライティングツールならトランスコープを選んでみてはどうでしょうか。
aramakijake.jp(アラマキジャケ)
aramakijake(アラマキジャケ)も検索ボリュームを確認するツールとしては有名です。
回数制限もなく何度でも使うことができるので、一度に複数のキーワードの検索ボリュームを確認したい場合に使えます。
また、特徴として下の画像のようにGoogleとYahoo両方の検索ボリュームが表示されます。
ウーバーサジェストのように関連キーワードやCPCなどは表示されませんが、キーワード単体でボリューム確認では十分使えるツールです。
また、個人的に色んなツールを使った感想として、ウーバーサジェストやGoogleキーワードプランナーはサイトや検索までに時間がかかります。(サイトが重い)
ですが、aramakijakeはサクサクとページが切り替わるの大量検索するときにはこちらを使うと良いでしょう。
使用用途によって使い分けることで、作業効率もアップするはずです。
Keyword Surfer(キーワードサーファー)
Keyword Surfer(キーワードサーファー)はGoogleChromeの拡張機能として使えるツールで、インストール後にGoogle検索するだけで検索ボリュームが確認できます。
Googleキーワードプランナーやアラマキジャケとは違い、Chromeの拡張機能なので詳細情報までは確認できませんが、推定月間検索ボリュームや関連キーワードを調べるには十分です。
下の画像のように、Google検索で「アフィリエイト」と検索すると、赤枠のように右側と記事タイトルの下に月間トラフィックや検索ボリュームが表示されます。
無料で使えて、日々の検索時に自動で検索ボリュームや関連キーワードを目にすることになるので、フッとしたときに良いキーワードが閃いたり見つけたりする可能性もあります。
検索ボリュームを意識している人は入れておくと良いでしょう。
検索ボリュームをツールで確認する際の注意点
ここまでは検索ボリュームを確認する無料ツールを紹介してきましたが、ツールを使った際の注意点も覚えておいてください。
キーワードの検索ボリュームはあくまで目安
それは、全てにおいて「目安の数値」ということです。
過去のデータを基に推測された平均値や時期やトレンドに応じて検索ボリュームを表示してくれますが、全てにあくまで目安としての数値です。
未来の数値は誰でも分かりませんし、当てることは不可能です。
極端ですが、今月は100万回検索されていたとしても、翌月は1万回しか検索されないかもしれません。
目安の数値ということを理解して、定期的にツールを使ってチェックしていくことをおすすめします。
検索ボリュームはほとんど人が調べている
オンラインで集客をしたり、ブログ&ホームページ集客・広告集客を少しでも学ぶと、必ずと言っていいほど検索ボリュームのことを学びます。
それくらい基本的な基礎知識ということです。
基本的な基礎知識ということは、ほとんどの人が上記で説明したツールなどを使って検索ボリュームなどを調べています。
そのためツールに表示されるキーワードは、そもそも誰でも調べることができるライバルが多いキーワードということを認識しておきましょう。
ではどのようにしてライバルと差別化をするかというと、ツールだけではなく「想像力」も使ってお宝キーワードを見つけていきます。
「想像力×ツール」で競合に勝つ方法についても一緒に学んでみてください。
検索ボリュームを調べる無料ツールについて最後に
今回の記事では、オンラインビジネスで必要な「検索ボリューム確認ツール」について説明してきました。
どんなに良いツールでも、どんなに簡単なツールでも、使用用途に合わせて使い分けることで、より効果を発揮するのがツールです。
自分が何を目的にツールを使っているのかをしっかりと理解して、自分に合ったツールを使っていきましょう。
他にもたくさん無料ツールはありますし、有料ツールもありますが、今回紹介したツールを覚えておくだけで十分成果を出すことができます。
成果を出して、より詳しいデータや分析を行っていきたいと思った時に有料のツールを試してみてはいかがでしょうか。
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