Googleキーワードプランナーとは、Google広告(旧Googleアドワーズ)に付随する、キーワードの検索ボリュームやキーワード選定を支援する無料ツールです。
キーワードプランナーを使いこなすことで、ブログ記事のタイトル選定やWeb広告運用にも非常に役に立ちます。
そこで今回の記事は、キーワードプランナーの登録方法や使い方、他にも使える無料ツールなど詳しく解説します。
記事を読み終わったときには、Googleキーワードプランナーの使い方が理解できているはずです。
目次(タップでジャンプ)
Googleキーワードプランナーの登録方法
キーワードプランナーを使うためには、まずGoogle広告にユーザー登録する必要があります。
「Google広告アカウントの作成」に関しては、こちらの記事をご確認ください。
Google広告のアカウントの作成は無料で簡単なので、サクッと登録してしまいましょう。
Googleキーワードプランナーの使い方
Google広告のアカウントを作成したら、Google広告にログインします。
Google広告(キーワードプランナー)https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
ログイン後に、「①ツールと設定」⇒「②キーワードプランナー」へ進みます。
すると、下記画像の2つが表示されます。
- 新しいキーワードを見つける
- 検索のボリュームと予測のデータを確認する
共に使い方を説明していきます。
「新しいキーワードを見つける」機能を使うことで、調べたいキーワードと関連したキーワードを見つけることが可能です。
画面の左側をクリックします。
すると次のような画面が表示されます。
- キーワードを入力(ここに検索したいキーワードを入力)
- 「検索結果を表示」をクリック
すると、指定したキーワードの検索結果が表示されます。
検索結果には、検索したキーワードと関連性が高いものが表示されます。
「副業」と検索した結果、画像の通り、733個の関連キーワードを見つけることができました。
また副業においては、「副業 おすすめ」や「副業 在宅」といったキーワードの検索ボリュームが非常に多いということも分かります。
画面の見方について、
①は、自身で入力した検索キーワードに関連するキーワード候補が表示されます。
②は、キーワードが一ヶ月間にどれだけ検索されているのかが表示されています。
ボリュームの目安として、
- 100〜1000以下が「スモールキーワード」
- 1000〜1万以上が「ミドルキーワード」
- 1万〜10万以上が「ビッグキーワード」
であると考えられています。
ただし、こちらに表示されている数字は、正確なものではなく、おおよその数字ですので、参考程度に見ておくと良いでしょう。
③は、Google広告を出稿した際に、広告が上部に表示されるときの金額の目安が表示されています。入札金額が高ければ高いほど強豪が多いキーワードということです。
また、検索したキーワードはGoogleスプレッドシートやCSVとしてダウンロードも可能です。
出力したデータを開くと、下の画像ようにキーワードが一覧で表示されるので、色分けをしてキーワードを選定したり、自分の好きなように管理することができます。
検索のボリュームと予測のデータを確認する
次に、キーワードの『検索ボリュームと予測データを確認する』について説明します。
検索ボリュームを調べることができれば、そのキーワードがどれほど世の中に需要があるのかを知ることができます。
画面右側をクリックします。
すると次のような画面が表示されますので、
- 検索ボリュームを知りたいキーワードを入力
- 開始するをクリック
※CSVファイルをアップロードして複数のキーワードを一括検索も可能です。
すると、先ほど入力したキーワードの月間クリック数や表示回数、費用、クリック率、平均クリック単価などの予想結果が表示されます。
更に、
来年までのクリック予想やデバイスごとの費用・クリック数・表示回数、地域ごとの表示次回数などもグラフで分かりやすく確認することが可能です。
ただし、これはあくまで簡易的な予想数字です。あくまでも、『予想』という意味合いで活用していきましょう。
キーワード選定は、検索ボリュームをざっくりと知りたいという目的がほとんどなので、基本的に無料でも問題ないでしょう。
実際に有料で広告を出稿すれば、今説明に使用したような、より具体的な検索ボリューム数と推移グラフを参照することができるようになります。
Googleキーワードプランナー以外の無料ツール
ここまでで説明したように、Googleキーワードプランナーだけでも、かなり多機能で検索ボリュームを調べるだけなら十分ですが、Googleキーワードプランナー以外でも無料で手軽に使えるツールもあるので紹介します。
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
- Yahooキーワードアドバイスツール
- aramakijake.jp(アラマキジャケ)
- Keyword Surfer(キーワードサーファー)
各ツールの細かな特徴はこちらの記事で詳しく解説しています。
他にも無料ツールや有料ツールはありますが、最初はこれだけ使えれば十分すぎるくらいです。
より細かなデータを取得する必要が出てきたときや、自信のレベルアップを望む時に、有料ツールを検討すると良いのではないでしょうか。
Googleキーワードプランナーについて最後に
Googleキーワードプランナーを使いこなすことによって、世の中のニーズに沿ったキーワードや自分では想像できなかったキーワードを見つけ出すことも可能です。
例えばブログの記事に関しても、やみくもにコンテンツを作るのではなく、『検索キーワード』という実際に検索されているデータを使って、ユーザーが何を求めているのかを調査しながらコンテンツを作ると良いでしょう。
そんな時に、Googleキーワードプランナーを有効活用して効率的にキーワード選定を行っていきましょう。
またツールだけではなく、「想像力×ツール」でお宝キーワードを見つけて競合に勝つ方法についても一緒に学んでみてください。
ちなみに、私が運営する無料オンラインサロンでは、Googleキーワードプランナーを活用したWeb広告マーケティングや、1リスト500円以下の集客ノウハウも公開しています。
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