サジェストの意味や表示される基準、検索における重要性を知っていますか?
通常、サジェストと言うと『ブログ記事のキーワード選定』や『検索エンジンの利用者が検索の判断材料の一つ』として利用することが多いです。
ただ実は、このサジェストを利用することで、理想の見込み客を低単価で早く集めることができます。
そこで今回はそんなサジェストについて、
- サジェストとは?
- サジェストキーワードの表示基準
- サジェストに表示されるメリット・デメリット
- サジェストの活用方法
- 【必見】サジェスト広告を使って理想のお客様を集める など
サジェストに関する基礎から、実際に活用する方法まで詳しく説明していきます。
この記事を読んだ後にはサジェストの知識はもちろん、サジェストを使った集客をしたくなっているはずです!
目次(タップでジャンプ)
サジェストとは?
サジェストとは、GoogleやYahoo!JAPANだけではなく、楽天市場やAmazonなどのショッピングサイトなどの検索ボックスでキーワードを入力した際に、『追加の関連キーワードが自動的に検索エンジンから提案される機能』のことです。
分かりやすく画像で説明すると、下の赤枠の部分で表示される『予測変換』がサジェストです。
画像の例だと、検索ボックスに『ネットビジネス』と入力すると、『種類・副業・一覧・起業など』と『ネットビジネス+○○』の追加のキーワードが表示されますが、この部分がサジェストになります。
一般的に予測変換はサジェストと呼ばれますが、各検索エンジンによって呼び名が変わる場合があります。
- Google:オートコンプリート
- Yahoo!JAPAN:入力補助機能
サジェストキーワードの表示基準
ではサジェストはどういった基準で表示されるようになっているのでしょうか?
GoogleとYahoo!JAPANの公式ヘルプページを確認してみると
■オートコンプリートの予測のソース
オートコンプリートの予測は、Google で行われた実際の検索を反映しています。Googleのシステムは、表示する予測を決定するために、ユーザーが検索ボックスへの入力を開始した語句と一致する一般的なクエリを探しますが、以下の点も考慮します。・クエリの言語
・クエリが実行される場所
・クエリで注目を集めている関心事
・ユーザーの過去の検索オートコンプリートでは、上記の要因により、特定の場所または時間に適合する最も有用な予測(ニュース速報など)を表示することが可能になります。
■関連検索ワードとして表示される情報について
・本機能は、お客様が、キーワードを追加したり、キーワードを入力し直したりする手間を減らし、より簡単に目的の情報にアクセスできるよう補助するために、一定のアルゴリズムに基づいて、検索キーワードを表示しています。検索キーワードの組み合わせなどは、再検索結果ページへのリンクを自動的に表示する機能であり、特定のキーワードなどを推奨する機能ではありません。・Yahoo!検索の利用者の動向に応じて、関連検索ワードとして表示される検索キーワードの組み合わせなどは自動的に変化します。このため、検索するタイミングによって、表示されていたキーワードが消えたり、新たなキーワードが表示されるようになったりします。また、表示される順番も、検索される回数の変化に応じて自動的に変化します。
各ヘルプページを見ても分かるように、サジェストの表示基準は明確に示されている訳ではないので、基本的にはサジェストをユーザー側でコントロールするのは難しいです。
※この後にサジェストを表示させる方法も紹介します。
まずは、GoogleやYahooの公式ヘルプの記載内容から、サジェストが表示されるために影響を与えると思われる内容を説明していきます。
サジェスト表示基準①:検索ボリュームが多い
検索ボリュームは『検索された数』のことですが、【検索ボリュームが多い=多くのユーザーが関心あるキーワード】ということです。
『ユーザーが関心あるキーワードを積極的に表示させる(Yahoo)』ことで、簡単に目的の情報にアクセスできるよう補助していると考えられます。
検索ボリュームは『Googleキーワードプランナー』や『Ubersuggest(ウーバーサジェスト)』『aramakijake.jp(アラマキジャケ)』などで確認することができます。
サジェスト表示基準②:トレンドワード
公式ヘルプに『クエリで注目を集めている関心事(Google)』と書かれていますが、これは『トレンド』のことだと考えられます。
検索数が急上昇したキーワードや世間で関心を集めているキーワードが表示されるということです。
トレンドのキーワードがサジェスト表示される要因として、テレビやSNSで話題になっていることが多くありますが、他にも、季節的なトレンドもサジェストに表示されることが多いです。
『年末年始・バレンタイン・お盆・クリスマスなど』季節特有のイベントで、関連キーワードがサジェストに表示されていることが多いので、これから注意して見てみると良いでしょう。
ちなみに、話題になっているニュースや季節的なトレンドを利用した『トレンドPPCアフィリエイト』は、短期的に収入を上げることもできるので、興味ある人はチャレンジしてみてください。
サジェスト表示基準③:検索ユーザーの位置情報(GPS)
これも公式で『クエリが実行される場所(Google)』と記載がある通り、検索された場所によってサジェストが変化するということが分かります。
スマートフォンやパソコンの位置情報設定をONにしておくことで、『検索キーワード+エリア』のサジェストが表示されやすいということです。
例えば、大阪に住むユーザーが『うどん屋』と検索した時に、『うどん屋+大阪』と表示されやすいということです。
ここまでで説明した検索ボリュームとしては『うどん屋+東京』の方が多かったとしても、“近くのうどん屋を探してる人のでは?”というアルゴリズムの判断で、『クエリが実行される場所』がサジェストとして表示されやすくなります。
サジェスト表示基準④:過去の自分の検索履歴
あなたも過去に検索した検索履歴が表示された経験があるのではないでしょうか?
検索エンジンは、過去にユーザーが検索したキーワードや閲覧ページの履歴などを記憶する仕組みになっています。
※検索履歴のON/OFFは各検索エンジンやサイトで設定可能
このような過去に検索した履歴は、ユーザーが興味のあるキーワードということをアルゴリズムが判断し、サジェスト上に表示させる仕組みになっています。
また、検索履歴を毎回削除するのも手間で、検索履歴に左右されず純粋なサジェストを確認したい場合は、『Chromeシークレットモード』を使うようにしましょう。
シークレットモードはGoogleChromeブラウザに標準で備わった機能で、誰にでも簡単に使えます。
起動の方法は [Ctrl]+[Shift]+[N]キー を押して、シークレットモードのウィンドウを開くだけです。
- ブラウザに閲覧履歴が残らない
- Cookieが残らない
- 検索履歴が残らない
- Googleアカウントに未ログイン状態で使用できる
- 過去の検索履歴の影響を受けずに検索できる
ブログ記事のキーワード選定などで検索をするときには、シークレットモードで検索が良いですよ!
サジェストに表示されるメリット
仮にあなたが、『サンプル店』という名前の『うどん屋』を経営しているとします。
ユーザーが『うどん屋』と入力したときに、サジェスト表示で『うどん屋+サンプル店』と表示された場合、どのようなメリットがあるか考えてみてください。
私が考えるサジェスト表示されるメリットとして、
- Webページアクセス数の上昇
- ブランディング
- ポジティブイメージ(安心感)
- ソーシャルプルーフ(社会的証明)
このようなメリットがあると考えています。
一つずつ詳しく解説していきます。
Webページアクセス数の上昇
この後説明しますが、表示された関連キーワードのクリック率はかなり高いです。
検索窓からクリックされることで、自社Webサイトへの流入が多くなり、結果、集客効果をアップさせることができます。
ホームページやブログを作ったのにアクセスを集める方法が分からない人は、この後の『サジェスト広告を使って理想のお客様を集める』の項目を確認してみてください。
ブランディング
上記、『うどん屋+サンプル店』の例で説明しましたが、自社名や自社ブランド、店舗名がサジェストで表示されることでブランディングのイメージアップが見込めます。
他にも例として、
- 新宿+昼食+『サンプル定食』
- 名古屋+法律+『サンプル法律事務所』
- 大阪府+美容室+『美容室名』
- カメラマン+おすすめ+『個人名』
このように、赤文字の部分がサジェストとして個人名や店舗名が表示されれば、認知度が上がりブランディングも確立するという仕組みです。
ポジティブイメージ(安心感)
サジェストで表示されたキーワードは、多くのユーザーに『色々な人がそのキーワードで検索している』というポジティブなイメージ(安心感)を与えることができます。
またユーザーは、サジェストで表示されたキーワードが現在の人気キーワードだと潜在的に認識していることから、『同じ境遇の人が検索している情報は確認しておこう』といった心理から、そのキーワードに興味を持ちやすくなります。
ソーシャルプルーフ(社会的証明)
サジェストは違和感なく、そのキーワードを『現在の人気キーワード』としてユーザーに認識させることができます。
これは、ソーシャルプルーフ(社会的証明)という人間の行動心理に近いものがあり、特に日本人は他の人と同じものが好き(一緒が良い)という傾向が強いので非常に効果的です。
サジェストに表示されるデメリット
ネガティブキーワードの表示
サジェストに表示されるデメリットは何と言っても『ネガティブキーワード』が表示されたときです。
仮に、自社商品の『○○チョコレート』と、検索窓に入力したときに『○○チョコレート+まずい』『○○チョコレート+おいしくない』などのネガティブキーワードがサジェストとして表示されるとどうでしょう?
明らかにブランドイメージの損失に繋がりますよね。こういった状態を『サジェスト汚染』と言います。
このように、サジェストが汚染された場合の対処法として、Googleに直接サジェストの取り下げ依頼を行うこともできますが、Googleが取り下げてくれる可能性が低いのも現実です。
Googleコンテンツ削除ページGoogle legalヘルプ
Yahoo!JAPAN削除ページYahoo!JAPANヘルプセンター
もしネガティブキーワードが表示されてしまった場合は、あえて汚染されたサジェストキーワードを活用して、汚染されたキーワードで記事を作ってプラスになるような運用を行っていくと良いでしょう。
表示されないキーワードがある
キーワードによってはサジェストに表示されないキーワードも存在します。
例えば、
- アダルト
- 犯罪を助長する内容
- 攻撃的な表現 など
表示されるされないの詳細は検索エンジン側しか分かりませんが、上記例は表示されない傾向が強いです。
サジェストの活用方法
ここまでで説明したように、サジェストは『ユーザーの検索ボリュームや関心度』が大きいほど表示されやすい傾向にあります。
そしてサジェストに表示されていることで、ユーザーの目に自然と止まりクリックされる可能性も高くなります。
サジェスト表示されているキーワードを狙って、ブログ記事のキーワード選定を行っていくのも非常に有効な手法です。
そのキーワードで自分の記事が上位表示することができれば、多くのアクセス数を集めることができるようになります。
これは記事のリライトも同じことが言えます。
記事タイトルを見直すときにもサジェストを使って見直すことで、今までアクセスが少なかった記事にもアクセスを集めることができるようになる可能性もあるので、リライト時には適時チェックしてみるのも良いでしょう。
サジェスト広告を使って理想のお客様を集める
上記で説明したように、サジェストは一般的にユーザーが操作することは非常に難しいです。
ですが一部企業でサジェストを人為的に表示させるノウハウを保有している会社もあります。
そういった会社に依頼して、ターゲットとなるお客様をWebサイトに集めることが可能です。これを『サジェスト広告』と言います。
サジェスト広告は、ポイントを押さえれば従来のリスティング広告やディスプレイ広告、Facebook広告(Instagram広告)などより圧倒的に費用を抑えることができます。
実際、リストマーケティングの1リスト当たりの獲得単価は従来の広告の場合2,000~3,000円が相場ですが、サジェスト広告で“ある方法”を使えば1リスト500円程度で獲得することができます。
クリック単価に関しても、リスティング広告であれば1クリック100円200円は当たり前の世界ですが、サジェスト広告であれば1クリック10~50円ほども可能です。
以下の記事でもサジェスト広告について詳しくまとめています。
費用を抑えて広告運用する方法を確認する
ちなみに、サジェスト広告の相場は平均で約1,500~2,500円/日の費用です。月で計算すると約45,000円~75,000円程です。
ただ、私が知っているサジェスト表示方法では1,000円/日以下で相場価格の2分の1の価格で表示が可能です。
しかも成功報酬型(サジェストが表示された場合のみ課金)なので金銭的なリスクもありません。
もし少しでも興味があれば何でも相談箱からお気軽にお問い合わせください。
サジェストについて最後に
今回はサジェストについての基本的な部分からメリットデメリットをメインに、サジェストを広告として表示させることができるということも説明しました。
サジェストは使い方によってはオンラインビジネスを大きく飛躍させることができる機能なので、あなたのビジネスに取り入れ有効活用してください。
ちなみに、サジェスト広告を使った最短で理想のお客様を集めるマーケティング手法やWebマーケティングに必要な集客方法が無料で学べる動画があるので、是非受け取っておいてくださいね👇!