Web広告の費用はどれだけ掛かる?予算の決め方も知ろう!

Web広告を出してみたいが費用はどれだけ掛かるのか、と気になっている方も多くいるはずです。

新規サービスや商品を販売する際には広告を出稿し運用を開始しますが、費用の問題は常に考えなければなりません。

当記事ではWeb広告の費用を詳しく解説し、予算の決め方なども併せて解説します。

 

この記事の読み方

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Web広告の費用発生タイミング

Web広告の費用発生タイミングWeb広告を活用する場合、費用の発生タイミングを知っておく必要があります。

一覧形式にまとめたので、以下を見てみてください。

方式発生タイミング・特徴
クリック課金型広告がクリックされた段階で費用が発生する。様々なメディア・媒体で採用されている。
インプレッション課金型広告が表示された回数に応じて費用が発生する。SNS広告などに多く活用される方式。
エンゲージメント課金型「いいね」などのユーザー側のアクションがあった際に課金される方式。SNS広告などで多く活用される。
保証型定めた期間に応じて常に広告が配信される課金方式。1万PV保証などの保証が切れた瞬間に配信が終了する。
成果報酬型会員登録などの成果に応じて報酬が発生する方式。アフィリエイトなどを行うとコストがかさむ恐れもある。

検索広告(リスティング広告)などはクリック課金型になりますが、メディア・媒体に応じて方式が異なることがあると考えてください。

 

種類別のWeb広告の費用

種類別のWeb広告の費用種類別のWeb広告の費用の一例は以下のとおりです。

広告の種類費用
検索広告(リスティング広告)1クリックあたり1円〜数千円まで幅広く
ディスプレイ広告1〜数百円/1クリック・10〜数百円/1,000インプレッション・保証型もあり
リターゲティング広告1〜数百円/1クリック・10〜数百円/1,000インプレッション
インフィード広告1~数百円/1クリック・100〜1000円/1,000インプレッション・保証型もあり
アフィリエイト広告初期費用+月額費用+成果報酬30%程度
SNS広告活用するSNSによって異なる。クリック・インプレッション・エンゲージメント・成果報酬型など複数あり。
純広告メディア・媒体によって異なるが、数十万円程度から

各広告配信の方法を以下で解説します。

 

検索広告(リスティング広告)

リスティング広告はGoogleやYahoo、Bingなどの検索画面上部に配信される広告です。

1クリックあたりの単価で広告費用が算出されます。

反応を取りたいキーワードによっては、1クリックあたりの単価が数百円から数千円になる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

調べ方の方法としてはキーワードプランナーを活用するのが一般的です。

 

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリ内の広告枠に自動表示されるWeb広告です。

画像とテキスト、もしくはバナーなどで配信されます。

インプレッション型の課金からクリック型の課金、保証型の課金まで幅広い課金方式があるため、自身にあった方法を活用しましょう。

 

リターゲティング広告

リターゲティング広告はFacebookInstagramといったSNSで広く活用されている広告配信方法です。

リターゲティングとは一度LPなどに訪れたユーザーに対してもう一度広告を配信し、再度訪れてもらうことを目的にしています。

クリック型とインプレッション型の課金方法があります。

 

インフィード広告

インフィード広告もSNSなどに良く活用される広告配信方法であり、Instagramなどのタイムライン上に配信されている広告がイメージしやすいはずです。

コンテンツとコンテンツの間に表示されるため、ディスプレイ広告と似ていますが、広告枠を買い取って表示する広告ではないため、名称が異なります。

 

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告はASPを通してアフィリエイターやインフルエンサーが所有するメディア・媒体に広告を掲載してもらう方法です。

成果報酬型が一般的ですが初期費用や月額費用も必要になる可能性があることや、コストがかなり掛かる可能性もあることに注意してください。

 

SNS広告

SNS広告は文字通り、FacebookやX、YoutubeなどのSNSに広告を配信する方法です。

各SNSごとに広告の配信方法が整備されているため、効果検証をしながら配信を行ってください。

クリック型の課金インプレッション型の課金エンゲージメント型の課金など多数の方式が選べます。

 

 

純広告

純広告はメディア・媒体で広告枠を販売している箇所を買い取って配信する方法になります。

ディスプレイ広告とも似ていますが、純広告は完全オリジナルの配信方法になるといったほうがイメージしやすいです。

メディア・媒体で配信方法や課金方法が異なりますし、基本的に数十万円規模での掲載量になることが多いです。

 

Web広告に必要な予算の決め方

Web広告に必要な予算の決め方Web広告に必要な予算の決め方は次のとおりです。

  • 売上目標から算出する
  • LTVから算出する
  • 達成したいROASで決める

なお詳しい解説は以下の記事でも行っているため、気になる方は確認してみてください。

 

 

売上目標から算出する

売上の何%かを割り振る方法で目標を算出する方法もあります。

たとえば、売上の5%を割り振ると決めた場合以下のようになります。

  • 目標売上額10万円→広告費5,000円
  • 目標売上額100万円→広告費5万円
  • 目標売上額1,000万円→広告費50万円

    このように目標売上額から算出する方法もあると覚えておきましょう。

     

    LTVから算出する

    売上目標額から算出する方法はあくまで概算を出す方法であり、LTVから算出する方法などを活用して広告予算額を算出する方法のほうが一般的です。

    LTVとは1人のユーザーからどれだけの利益額を見込めるかを示した指標で、仮に月額5万円を12ヶ月見込めるのなら60万円がLTVの数値になります。

    とすると、最大60万円までなら広告予算に計上しても赤字は出ない計算ができます。

    このようにLTVから算出することで、月の予算額だけでなく年間の広告費予算も決定可能です。

     

    達成したいROASで決める

    達成したい投資対売上額(ROAS)で予算を決める方法もあります。

    ROASの算出方法は、広告からの売上÷広告費×100(%)で算出できます。

     

    この際には売上原価も一緒に考える必要があるため、下記のような表を作成すると整理しやすいです。

    ROAS売上(100個あたり)広告費売上原価販売利益
    100%100万円100万円50万円Δ50万円
    200%100万円50万円50万円0万円
    300%100万円約33万円50万円約+17万円
    400%100万円25万円50万円+25万円

    ROASは売上原価を考えると少なくとも200%程度は必要になってくることが多いと考えてください。

    ※商品、サービスによって原価なども変わってくるので、自社に合わせた試算を行うようにしましょう。

     

    Web広告に必要な制作費用

    Web広告に必要な制作費用Web広告に必要な制作費用の一例を示すと以下のとおりです。

    • LPなどの制作費用
    • 広告予算
    • 運用費用

    それぞれ解説します。

     

    LPなどの制作費用

    Web広告を活用するならLPなどの制作費用は必ず必要です。

    外注化を進めることを前提に考えると、少なくとも10万円程度の制作費用は用意してください。

    LPの制作費用はどこまでを誰に依頼するかで大きく値段が異なるため、相場はかなり変動すると考えておきましょう。

     

    広告予算

    Web広告の予算も当然予定しておく必要があります。

    先ほどの予算を決める際の金額は大きな企業向けであり、スモールスタートをするなら1日500円~1000円程度からで十分です。

    当社では中小企業のパートナーとして数多くの企業を支援していますが、少しの金額で大きな売上を達成している企業が多いです。

     

    広告費と聞くと数十万円規模になると考えがちですが、Web広告を活用すればどのような企業でも成果を高い確率で出せます。

    Web広告の出稿を検討している方はぜひこちらからお問い合わせください。

     

    運用費用

    Web広告は半自動化するために運用を誰か(個人や会社)にお任せすることも可能です。

    その際には広告運用代行の費用として、おおよそ広告予算の20〜30%が必要になります。

     

    たとえば、月額10万円の予算額であれば、2〜3万円程度の運用費用が掛かると考えれば大丈夫です。

    ただ、運用費用に関しては数十万円以上の規模にならなければ、依頼しても高い効果を発揮できないため、まずは自社で賄うようにしましょう。

     

    なお、各広告媒体の設定などは以下のページでまとめているので参考にしてみてください。

    Web広告について

     

    Web広告の費用に関するよくある質問

    Web広告の費用に関するよくある質問Web広告の費用に関するよくある質問の一例は以下のとおりです。

    • Web広告運用を依頼した際(Web広告運用代行)の相場はいくらですか?
    • Web広告の初期費用はどれくらいですか?
    • 広告運用を上手くするためにはどうしたらいいですか?

    簡潔に回答します。

     

    Web広告運用を依頼した際(Web広告運用代行)の相場はいくらですか?

    Web広告運用の相場は広告運用費の20〜30%程度になります。

    これらの運用相場は事業者によって異なるため、運用を任せる場合には事前に見積もりを取得するようにしてください。

     

    Web広告の初期費用はどれくらいですか?

    Web広告の初期費用はLPを自作するとしたら、月々数万円からスタートできます。

    中小企業の中には2〜5万円でスタートする企業もあるので、手軽にスタートできる点にも注目してください。

     

    広告運用を上手くするためにはどうしたらいいですか?

    広告運用を上手くするためには、まず実践を通してデータを取得することです。

    データがなければPDCAサイクルが回せないことを考えると、データ取得が最優先になります。

     

    Web広告費用のまとめ

    Web広告費用のまとめ今回の記事ではWeb広告の費用をまとめました。

    Web広告の配信方法は複数あり、どのメディア・媒体で配信するかの戦略は費用感と相談しながら決めなければなりません。

    しかも、出稿するメディア・媒体によってユーザー層も異なってくるため、十分な調査をしてから出稿してください。

     

    より詳しい広告運用を知りたい方は以下のページを見てみましょう。

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