PPCアフィリエイトではWeb広告を使ってアフィリエイトを行っていきますが、無駄な広告費をできる限り少なくし、定期的なメンテナンスをすることが、利益率をアップさせて収入を増やすポイントになります。
利益率を上げるメンテナンスの方法は色々あるのですが、その前にそもそもの「広告費を抑える」ということがまずは大事です。
その広告費を抑える方法の一つに「対象外キーワードの設定」があるのですが、この設定をしている人が少ないように感じます。
そこで今回の記事では、PPCアフィリエイトにおける広告費を抑えるための「対象外キーワード」の考え方や設定について詳しく説明していきます。
目次(タップでジャンプ)
PPCアフィリエイトで「対象外キーワード」の設定が必要な理由
冒頭でも説明しましたが、無駄な広告費をできる限り少なくし、定期的なメンテナンスをすることが、利益率をアップさせて収入を増やすポイントです。
あきらかに購入意欲がないキーワードで検索されたユーザーに対して、広告自体を表示させないようにするのが「対象外キーワード」を設定するメリットです。
購入意欲がないユーザーに広告をクリックされても、クリック費用が発生するだけで何の意味もありませんから…
この後の項目で説明しますが、実際に広告運用を始めると、運用開始前には気が付かなかった、購入意欲が無さそうなキーワードも分かるようになります。
そのため、まだPPCアフィリエイトを実践していない人でも、この記事で紹介する「考え方と設定方法」は覚えておくと良いでしょう。
Google広告で「対象外キーワード」を設定する方法
対象外キーワードの設定は2種類あります。
- 事前に把握している対象外キーワードを設定する方法
- 広告出稿後に不要なキーワードを設定する方法
どちらの設定方法も重要なので詳しく説明します。
ちなみに今回説明する方法は、「キャンペーン」に一括で設定する方法ですが、「広告グループ」に個別で設定することも可能なので、より細かな設定を行いたい場合は、「広告グループ」に設定していきましょう。
①事前に把握している対象外キーワードを設定する方法
この方法は事前に、対象外キーワードとなりそうなキーワードを設定する方法で、広告を出稿する前に設定することにより、最初から無駄な広告費を払わずに済みます。
商品や案件に応じて、不要だと思われる対象外キーワードを設定しておくことで、無駄な広告費を削減することができます。
「Googleサジェスト機能」や「Googleキーワードプランナー」などを利用して、不要だと思われるキーワードを設定しておきましょう。
それでは事前に対象外キーワードを設定する方法を説明していきます。
【◎事前に把握している対象外キーワードを設定する方法】
まずはGoogle広告へログインします。
- 「除外キーワードを追加」または「新しいリストを作成」にチェック
※一度作っておくことで、「除外キーワード リストを使用」にチェックを入れれば他のキャンペーンでも使えます。 - この項目で「キャンペーンor広告グループ」どちらに追加するか、更に「どのキャンペーンに追加するか」を選択します。
- 対象外にするキーワードを入力していきます。
※キーワード(そのまま)は、部分一致になります。"キーワード"は、フレーズ一致になります。[キーワード]は、完全一致になります。 - ここで作った対象外キーワードをリストとして保存したい場合にはチェック。
- 保存
この流れで広告の出稿前に、キャンペーンへの対象外キーワードの設定ができます。
事前にリストアップした対象外キーワードは、この方法で設定するようにしましょう。
では次に、「広告出稿後に不要なキーワードを設定する方法」について説明していきます。
②広告出稿後に不要なキーワードを設定する方法
広告出稿後、実際に広告がクリックされ始めると、「検索されて⇒クリックされた」キーワードをGoogle広告の管理画面で確認することができるようになります。
①で説明したように、事前に目ぼしい対象外キーワードを設定しますが、その時に想像できなかった不要なキーワードで広告がクリックされていることがあります。
そのようなキーワードを除外することで、少しずつ無駄なクリックが減っていき、利益率が上昇していきます。
この作業をしなければ、継続して不要なキーワードで広告がクリックされて無駄な広告費が必要になってしまいます。
それでは広告出稿後に、実際にユーザーが検索したキーワードの中から不要なキーワードを対象外キーワードに設定していく方法を説明していきます。
【◎広告出稿後に不要なキーワードを設定する方法】
先ほどと同様にGoogle広告へログインします。
- 対象外キーワードを設定したいキャンペーンをクリック
- 「キーワード」→「検索語句」をクリック
fa-check広告を出稿して数日経過すると、この画面に、実際にユーザーに検索されたキーワードが表示されます。そのため、広告を出稿前は何も表示されません。 - 不要なキーワードのチェックを入れる
- 「除外キーワードとして追加」をクリック
すると画面が切り替わります。
- 対象外キーワードを、「広告グループ」「キャンペーン」「除外キーワードリスト」のどこに登録するかを選択
- 対象外キーワードに設定するキーワードが表示されるので確認する
- 保存
これで、広告出稿後に対象外キーワードを設定することができます。
運用を開始していると分かるのですが、意味の分からないキーワードで検索されて広告がクリックされていることがあります。
そういった不要なキーワードをコツコツ対象外キーワードに設定することで、無駄な広告費用をかけずに利益率をアップさせることができるようになります。
PPCアフィリエイトで使える「対象外キーワード」一例
対象外キーワードは、購買意欲が低い(購入されにくい)キーワードを設定することが大事です。
一例として、次に紹介するキーワードは、商品によっては対象外キーワードに設定すると良いでしょう。
- ドンキ(ドンキホーテ)
- 都道府県市町村
- ショッピングセンター名
- 百貨店名
- 店舗名
- 企業情報
- 類似商品名
- 「返品」「交換」など
例えば、何かの商品をネットショッピングで購入しようと考えている人が、「ドンキホーテやショッピングセンター名」で検索をして商品を購入するでしょうか?
私はそうでは無いと思います。
上の対象外キーワードの一例だと、
- 「○○+ドン・キホーテ」
- 「○○+イオン」
- 「○○+高島屋」
- 「○○+新宿区」
- 「商品名+返品」 など
おそらく、「○○+ドン・キホーテ」「○○+イオン」で検索する人は、ドンキやイオンに行って商品を購入しようと考えて検索しているユーザーが多いはずです。
「商品名+返品(交換)」に関しても明らかに購入意欲が低そうな人ですよね。
このように、自分が商品を購入する際に検索するときのことを想像すると、何となく不必要なキーワードが見えてくるはずです。
上記のようなキーワードを対象外に設定して無駄な広告費を抑えることが重要です。
ちなみに、対象外キーワードを設定するときは、必ず『フレーズ一致』で設定をするようにしてください。
そうすれば、『検索キーワード+対象外キーワード』で検索されたときに広告として表示されなくなるので、無駄なクリックが減り利益率のアップに繋がります。
また、対象外キーワードではなく、お宝キーワードを探すコツについても理解を深めると、自然と対象外キーワードも探せるようになります。
PPCアフィリエイトでメンテナンスの重要性
今回の記事では「対象外キーワード」について詳しく説明していますが、PPCアフィリエイトは「対象外キーワード」を含む「広告のメンテナンス」を行うことが重要です。
せっかく売れる案件を見つけても、メンテナンスを疎かにしていると、広告費が高くなったり、誘導率が上がらなかったりと逆に利益の取れない案件になってしまう可能性もあります。
逆に売れないと思っていた案件でも、メンテナンスをすることで売れる案件になることもあります。
PPCアフィリエイト初心者はよく「売れる案件」を探そうとします。
もちろん売れる案件を探すことも大事ですが、自分のスキルアップや考える力を身に付ける意味でも、売れる案件を見つけるのと同じくらいメンテナンスも重要ということを忘れないでください。
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PPCアフィリエイトの「対象外キーワード」について最後に
今回の記事では、PPCアフィリエイトにおける「対象外キーワード」について考え方や設定方法を説明してきました。
また、メンテナンスの重要性に関しても説明しました。
アフィリエイトという沢山のジャンルの中でも、PPCアフィリエイトはすごく初心者向きのアフィリエイトだと感じています。
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