あなたはTwitter(ツイッター)のアルゴリズムを理解していますか?
アルゴリズムを理解することで、集客やフォロワーを増やすための効率的な運用方法(ツイート、いいね、リツイート、リプライ)が分かるようになり、運用時間は変わらずに今まで以上の効果を出すことができます。
逆にアルゴリズムを知らなければ、思ったようにフォロワーが増えなかったり、インプレッション数が伸びず、結果が出ずに辞めてしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、Twitter運用には欠かせないアルゴリズムについて詳しく説明していきます。
この記事を読み終わったときには、Twitterのアルゴリズムについてや、効率的に運用する方法を理解できるようになります。
目次(タップでジャンプ)
X(旧Twitter)のアルゴリズムとは?
普段私たちがTwitterで、いいね・リプライ・リツイートやその他多くの操作をすることで、次にTwitterを開いたときにタイムラインに表示されるツイートの内容は変わっています。
あなたとの関係性が深い人や、普段よく交流をしている人の投稿が比較的多くタイムラインに表示されるようになります。
このように、一人ひとりに合わせて、タイムラインに表示する内容を決めるのがTwitterのアルゴリズムです。
このアルゴリズムを理解し攻略することで、多くのユーザーに自分の投稿を表示させることができ、効率的にフォロワーを増やしたり集客することが可能になります。
100%確実にターゲットに自分の投稿を表示させることはできませんが、この後説明するアルゴリズムの判断要素を理解し効果的に使っていきましょう。
そのために、まずはTwitterという企業がどういった考えや思いでユーザーにサービスを提供しているのかを考えていく必要があります。
Twitterの考えを理解しよう
Twitterのアルゴリズムを理解する前に、Twitterがユーザーに対して何を求めているのかを理解する必要があります。
Twitterの主な収入源の1つに『広告収入』があります。
1分1秒でも長くTwitterの世界に滞在してもらって、ユーザーに広告を表示して広告収入を得ることはTwitter社にとっては重要なことです。
1日の平均利用時間が5分のアカウントと、1時間利用するアカウントでは、Twitterにとっては後者の方が利益をもたらしてくれるということです。
アルゴリズム上では、そういったアカウントが好かれ、ツイートを積極的にタイムラインに表示させるようになっています。
アルゴリズムに関わるタイムラインの表示設定
Twitterのアルゴリズムに関わってくる『2つの表示設定』は次のとおりです。
- おすすめ:TwitterのAIが自身の趣味嗜好にあわせて表示してくれる機能
- フォロー中:フォローしている人のツイートを表示する機能
上記2つの表示設定の変更方法は、画像にあるようにホーム画面上で簡単に変更が可能です。
自身が見たいツイートの属性を切り替えて利用しましょう。
では、続いて表示方法の違いについて詳しく解説します。
フォロー中の設定
フォロー中の設定は、言葉の通り『あなたのフォロワーさんの最新ツイート(リツイート含む)』が順番に表示される設定です。
これからTwitterを伸ばすために運用をしていくのであれば、あなたは『フォロー中』に切り替えておくことをおすすめします。
その理由は、仲良くなった人のツイートにすぐに反応することができるからです。
この後『Twitterのアルゴリズム5:ツイート直後のエンゲージメント』の項目説明しますが、ツイートへの反応速度を上げることでツイートが伸びやすくなるので、相手からも喜ばれることが多くなります。
おすすめ設定
おすすめ設定は、Twitterのアルゴリズムで「あなたにおすすめだよ」と思われるものや活発なアカウント、伸びているツイートなどが優先的にタイムライン上に表示される設定です。
簡単に言うと『Twitterがおすすめする投稿が表示される設定』ということです。
そして重要なのが、Twitterを使い始めた初期設定では『おすすめ』が選択されており、ユーザーの80%以上が『おすすめ』でTwitterを使っていると言われています。
そのため、80%以上のユーザーにはTwitterのアルゴリズムが勝手におすすめした投稿が表示されるということです。
だからこそ、Twitterのアルゴリズムを理解して好かれる運用をしておくことが重要なのです。
イーロン・マスク氏によるTwitterアルゴリズムの公開
2022年10月にアメリカの起業家「イーロン・マスク氏」によってTwitterが買収されたことは、この記事を読んでいる方であればご存知だと思います。
そしてイーロン・マスクは「Twitterのアルゴリズムを公開する」と発言しています。
Twitterだけではなく、FacebookやInstagramなどの他のSNSでも、ユーザーにとって有益で興味関心があるとアルゴリズムが判断した投稿が多く表示されるようになっています。
ただ、アルゴリズムの正確な情報は、どのSNSもブラックボックスになっていて、一般のユーザーが確認することは出来ませんでした。
それは一般ユーザーがアルゴリズムを把握してしまうと、本来必要な有益な情報ではなく「アルゴリズムに合わせた投稿」を発信する人が増えてしまうからです。
そうなってしまっては本来必要な情報がユーザーに届かず満足度は低下しプラットフォーム離れに繋がりかねないからです。
しかし、今回のイーロン・マスクの発言は、上記リスクはもちろん承知の上でのことだと思いますし、その上で、他のメリットがあるからこそ公開をするのだと思います。
今後、どのように公開されるのか私たちユーザーにとっては楽しみですね。
2023年3月31日にオープンソース化
ちなみに2023年3月31日には、イーロン・マスクの宣言通りにTwitterのプログラムがオープンソース化されました。
オープンソース化とは、Twitterのプログラムが誰からも見られるようになることです。
プログラムが閲覧可能になると、アルゴリズムの評価要素も開示され、Twitterの研究がますます加速しています。
アルゴリズムハックに関しては、後ほど詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。
X(旧Twitter)のアルゴリズムを理解しよう
Twitterの公式発表では下記のように明記されています。
これまでのツイートやフォローのほか、普段閲覧または反応しているアカウントやツイートといったTwitter上のアクティビティに基づくおすすめをします。
これはTwitter公式ヘルプからの引用ですが、
Twitter社が『普段閲覧または反応しているアカウントやツイートといったTwitter上のアクティビティに基づくおすすめをします。』と明言しています。
要するに、いつも絡んでいる人やアクション(いいね、リツイート、リプライなど)をしている人を優先して表示させるということです。
この点を踏まえて、アルゴリズムに好かれてツイートが拡散されやすくなるための運用方法を説明していきます。
アルゴリズム1:関係性の深さ
これはフォロワーとどれだけ親しい関係構築ができているのか?という点で判断されています。
頻繁にやり取りをする人ほど、良い関係性が構築されていると判断され、ツイートがタイムラインに表示される仕組みになっています。
判断要素としていくつかありますが、大きく分けて2つです。
- いいね、リプライ、リツイートなどのアクション
- DM(ダイレクトメール)
それぞれ解説します。
いいね、リプライ、リツイートなどのアクション
1つ目は『いいね、リプライ、リツイート』などのアクションです。
フォロワーのツイートに『いいねやリプライ、リツイート』することで、関係性が深いと判断され、次の投稿も積極的にあなたのタイムラインに表示されるようになります。
この先に説明しますが、特に『リプライ』はお互いにやり取りが発生するので、より関係性は深いと判断されやすいです。
DM(ダイレクトメール)
2つ目が『DM(ダイレクトメール)』です。
フォローをしたときに、相手からDMが届いた経験はあると思います。
もちろん単なる営業の可能性も十分ありえますが、実はDMのやり取りをすることで、その人と関係性が深いとアルゴリズムに判断させる手法です。
そうすることで、相手のタイムラインに積極的に自分のツイートを表示させようとしているのです。
そのため、投稿を表示させたい相手がいれば、積極的にアクションやDMを送って関係性を深めるようにしていきましょう。
アルゴリズム2:投稿の新鮮さ
Twitterは他のSNS以上にリアルタイムの情報や話題性に重きを置いたSNSです。
新鮮な目新しい投稿(新しい投稿)は積極的に表示される可能性が高いです。
ユーザーは、古い情報よりも新しい情報を求めますし、Twitterも新しい情報をより早くユーザーに届けようとしています。
Twitterの管理画面でも『トレンド』という今リアルタイムで話題性のあるキーワードをピックアップして表示されるようになっています。
ツイートに関しても、数日前のツイートよりも10分前に投稿したツイートの方がタイムラインに表示される可能性が高くなります。
アルゴリズム3:機能の利用頻度
先ほど説明したように、Twitterも利益をもたらしてくれるユーザーを積極的に優遇します。
そして企業としては、新しい機能をリリースしたときには、より多くのユーザーに使ってもらって、ユーザーの反応を得たり、機能を広めていきたいと考えるのは普通のことです。
そんなときに、積極的に新しい機能や多くの機能を利用してくれるユーザーと、あまり利用しないユーザーではどちらが優遇されると思いますか?
もちろん『多くの機能や新しい機能を積極的に使ってくれるユーザー』ですよね。
新しい機能はTwitter側もどんどん使ってほしいと考えているので、他のユーザーへの露出頻度が自然と高くなります。
ここ最近(2021年6月現在)の最新機能としてはTwitter Spaces(ツイッタースペース)です。
Spacesは2021年4月に一般公開された音声発信ツールですが、こういった新機能の利用頻度の高さもアルゴリズムには優遇されます。
その証拠に、下の画像を見ていただきたいのですがSpacesを利用しているユーザーがFleetの一番左に表示されています。
※2021年8月3日をもって、フリートの提供は終了されました。
あまり絡みがなく関係性が薄い人でも、Spacesを使っているだけで他のアカウントの目に止まりやすくなっています。
このように、数多くの機能や新機能を利用することにより、アルゴリズムから好かれるアカウントになっていきます。
アルゴリズム4:コミュニケーションの重要性
Twitter運用で重要なのは、実はコミュニケーションです。
ただ思っていることをツイートするのではなく、ユーザー同士のコミュニケーションを重要視しています。
そしてTwitter内でコミュニケーションを取ることで、『Twitterの考えを理解しよう』の項目で説明したようにユーザーがTwitter上に滞在する時間が長くなります。
要するに、『いいね、リプライ、リツイート、DM』などのアクションをかなり重要視しています。
特にここ最近重視されていると感じられるのは『リプライ』です。
下の画像のような投稿がタイムラインで流れているのを見たことがありますか?
投稿されたツイートだけではなく、自分のフォロワーさんがリプライをしている内容とその元ツイートが同時に表示されています。
このように、リプライ(コミュニケーション)のやり取りが増えればTwitterへの滞在時間は自然と増えていくので、そういったアカウントはアルゴリズム好かれ積極的にタイムラインに表示されるようになります。
しかもリプライは『された方、した方』両方のフォロワーさんのタイムラインに表示される可能性があるので、どちらにもメリットがあります。
アルゴリズム5:ツイート直後のエンゲージメント
ツイートが伸びる重要な要素の1つが、ツイートをした直後のエンゲージメント数が非常に重要です。
『ユーザーがツイ―トに対してどれくらい関心・興味を持っているか。』
もっと簡単に言うと、いいねやリプライ、リツイート、プロフィールへのアクセス数などのアクションの数です。
投稿直後に多くのいいねやリプライ、リツイートなどのアクションをもらうことで、
アルゴリズムは『この投稿は、多くの関心を集めている!他のユーザーにとっても良い情報で多くのユーザーに表示させよう』という判断を行い、積極的に他のユーザーに表示させてくれます。
ですから、投稿直後に多くのエンゲージメントを獲得できる施策を行うことが重要です。
ちなみに『投稿直後』とは、ツイートから24時間以内のエンゲージメント数で、24時間以内でも早く多くのエンゲージメントを獲得するとより拡散されやすい印象です。
アルゴリズム6:外部リンク付きのツイートは嫌われる
外部リンク付きのツイートとは『ブログ、YahoTube、公式LINE、ホームページ』などの、Twitter以外のURLを貼ったツイートのことです。
上の画像は私のブログ記事のURLをツイートに貼って投稿したデータになります。
通常のツイートのインプレッション数は5,000~10,000インプレッション程ですが、外部リンク(私のブログ記事)を貼ると一気にインプレッション数が落ちます。
これは、何度もお伝えしている『滞在させる』ことを阻む行為だからです。
Twitter以外の別のページで、そのコンテンツが面白ければ、ユーザーはTwitterに戻ってこずにそのコンテンツに時間を使います。
このように、自分のサービスを紹介したいがあまり、外部リンクばかり張り付けたツイートばかりしていると、アルゴリズムから嫌われたアカウントになってしまい、通常のツイートも拡散されにくくなってしまうので注意しましょう。
X(旧Twitter)アルゴリズムの最新情報
Twitterのアルゴリズムは2023年に入ってから大きく変動しました。
オープンソース化されてから、Twitter上で表示回数が多くなる・少なくなるアルゴリズムも分かるようになりました。
この項目では最新のアルゴリズム情報を解説します。
X(旧Twitter)上で表示回数が多くなるアルゴリズム
Twitter上で表示回数が多くなる追加のアルゴリズムは次のとおりです。
- フォロワー対フォローの割合は係数化される
- Twitter Blueに課金すると表示の優先度が上がる
- 長文を書けることになったため続きの表示もプッシュ要因に
- 画像や動画が埋め込まれた投稿も評価される
今まで紹介してきた内容に加えて、上記の加点要因が追加されているため対策を行っていきましょう。
プッシュ要素1.フォロワー対フォローの割合は係数化される
Twitterで表示回数を上げる一つ目のプッシュ要因は、フォロワー対フォローの割合です。
フォローに対してフォロワーが少ない場合、アカウントのランクは低くなってしまう点に注意しましょう。
具体的に比較すると次のようになります。
● Aさん:フォロワー100人・フォロー数10人=係数10
● Bさん:フォロワー10人・フォロー数100人=係数0.1
あくまで便宜上の係数化ですが、フォロー数に対してフォロワー数が多いほど有利になるアルゴリズムです。
ただ、この指標だけではフォロワーを買って数値を上げるだけで、スパム行為が可能になってしまうので、他のプッシュ要因もTwitterは用意しています。
具体的には
- いいね:0.5
- リツイート:1
- ツイートをクリックし、「いいね」かリツイートする:11
- ツイートに2分間とどまる:11
- ツイートに「いいね」かリプライし、投稿者のプロフィールを見に行く:12
- リプライする:27
- リプライに投稿者が返信/いいね/リツイートする:75
このようにTwitterユーザーから何かしらの反応かつ能動的(返信やリツイートなど)をもらうとツイートやアカウントの評価が高まります。
プッシュ要素2.Twitter Blueに課金すると表示の優先度が上がる
次のプッシュ要因はTwitter Blueに課金すると優先度が上がる点です。
Twitter Blueへの課金は非常に簡単で、次の手順で登録できます。
- 電話番号を登録する
- メニュー画面の「Twitter Blue」ボタンを押す
- 年払いか月額課金かを選ぶ
- クレジットカードで支払う
上記のステップを踏むと、以下の画像のように青いチェックマークが付きます。
このようにチェックマークが付くと表示の優先度が高まります。
プッシュ要素3.長文を書けることになったため続きの表示もプッシュ要因に
Twitter Blueを契約すると、140字の投稿から2,000字の投稿ができるようになります。
長文を書けるようになったことから、長文を読むためにTwitterの投稿をクリックしたかも評価要因になっている点に注意しましょう。
インプレッションからどれほどのエンゲージメントを発生させるかも重要な指標です。
プッシュ要素4.画像や動画が埋め込まれた投稿も評価される
なお、画像や動画が埋め込まれたツイートは通常の投稿と比べて2倍の効果を持つ点にも注目です。
画像や動画は通常の2倍の効果を持つことと、ユーザーの滞在時間を伸ばせる効果2つが考えられます。
図解やYoutube動画の一部を切り取った動画などを活用し投稿すると良いでしょう。
X(旧Twitter)上で表示回数が少なくなるアルゴリズム
Twitterがオープンソース化されたことで他の人に表示されづらくなるアルゴリズムも判明しました。
具体的な内容は次のとおりです。
- ブロックやミュートは「いいね」の148倍マイナスに働く
- ツイートを報告されると「いいね」の738倍マイナスに働く
それぞれについて解説します。
ネガティブ要素1.ブロックやミュートは「いいね」の148倍マイナスに働く
投稿に対してブロックやミュートが他の人からなされると、「いいね」のポジティブな評価と比較すると148倍のマイナス評価が付与されます。
もちろん誰かから攻撃されてブロックやミュートされることはありますが、攻撃されるのは攻撃的なツイートである点に注意しましょう。
もちろん悪意の第三者にブロックとミュートされる可能性もあるため、SNSでは敵を作らないのが一番です。
ネガティブ要素2.ツイートを報告されると「いいね」の738倍マイナスに働く
ブロックやミュートはまだペナルティは少ないのですが、差別的な発言などをして報告されると「いいね」の738倍マイナスな評価が付与される点に注意しましょう。
フォロワー数が少ない内は気にする必要はありませんが、Twitter上で炎上すると報告がなされて、すぐに周りに表示されなくなる可能性があります。
そのため、炎上しないように差別的な発言や攻撃的な発言は控えたほうが良いでしょう。
ネガティブ要素3.さまざまなマイナス要素
ツイートが評価される要素もたくさんありますが、ネガティブに働く要素もその分多くあります。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 1ツイートあたりの寿命は6時間:常に投稿が見られるわけではない
- アカウントの評価が高まっていないのに外部リンクをつけるとスパム扱いされる
- 暴言やヘイト・ウクライナに関する投稿はツイートのランクが低くなる
- 英語での投稿でスペルミスがあると評価が100分の1になる
Twitterの投稿は常に行わないと、どんどん評価が下がってしまいますし、攻撃的な発言はアルゴリズムからも嫌われるため注意しましょう。
X(旧Twitter)の○○を活用して集客する
ここまででアルゴリズムやエンゲージメントの重要性は理解できたと思います。
ではどのようにして、ユーザーからのアクションを得れば良いのでしょうか?
『いいね』を活用して集客する
Twitterで代表的な機能の1つに『いいね💗』があります。
あなたはどのようにいいねを利用していますか?
たまに見かけるのが、とにかくタイムラインに『いいね』を連打してる人がいますが、これはあまり良くありません。
自分の発信内容や興味のある内容にいいねをすることで、アルゴリズムがアカウントの傾向を認識し、興味がありそうなユーザーを抽出して、そのユーザーに積極的に表示してくれます。
また、下記画像を見てもらえば分かりますが、いいね自体にも拡散機能が備わっているので、無暗にいいねをしていると、あなたがいいねをしたツイートがフォロワーに表示されてしまいます。
ですから、いいね1つ取っても、効率的に狙いを絞ってアクションしていくことが重要です。
いいねを使ったマル秘運用術はこちらの記事を参考にしてください。
『リツイート』を活用して集客する
リツイートはTwitterの目玉の機能の1つです。
他人のツイートが、自分のフォロワーにも共有したい内容だったとき、『リツイート』を使用することでフォロワーに対して拡散することができます、これは自分の投稿にも使えます。
先ほど、『Twitterのアルゴリズム5:ツイート直後のエンゲージメント』の項目で、ツイートをした直後のエンゲージメント数が非常に重要と説明しましたが、
自分のツイートをセルフリツイートすることで、フォロワーのタイムライン上にツイートを再表示させることもできるので、エンゲージメントを高めることが可能になります。
個人的には1ツイートに対して、24時間で3,4回はリツイートすることをおすすめします。
また、セルフリツイートを行ってから、次の新しいツイートをすることで、あなたのツイートがフォロワーに届く可能性も増すので、セルフリツイートはどんどん使用していきましょう。
『リプライ』を活用して集客する
上の『Twitterのアルゴリズム4:コミュニケーションの重要性』の項目で、リプライの重要性は理解できたと思いますが、リプライには他にも多くのメリットがあります。
1つ例を挙げると、下の画像は私がフォロワーさんの投稿にリプライをした時のアナリティクスのデータです。
もちろんツイートに比べると、インプレッション数(画像の赤枠)は圧倒的に少ないですが、『チリも積もれば』です。
フォロワーを増やし、集客を加速するためにはインプレッション数は非常に重要な要素なので、積極的にリプライをしてインプレッションを増やし、アルゴリズムに好かれるアカウントにしていきましょう。
インプレッションを爆増させる1リプライ20万インプレッションを達成させた極秘運用術は別の記事で紹介しています。
『Spaces(スペース)』を活用して集客する
スペースは音声SNSと言われ、リアルタイムで音声の交流ができる機能です。
スペース公開の少し前にリリースされた招待制のSNS『Clubhouse(クラブハウス)』のTwitter版というイメージです。
『Twitterのアルゴリズム3:機能の利用頻度』の項目で説明しましたが、自分のアカウントをフォロワーに積極的に表示させるには有効な機能です。
個人的には、スペースは新規でフォロワーを増やすためのツールというよりも、『既存のフォロワーにファンになってもらう機能』だと考えています。
音声発信は、ツイートのテキスト上では表現できないことが表現できたり、フォロワーに自分がどんな人なのかを伝えることができ安心感を与えられます。
ザイオンス効果(単純接触回数)で親近感も増すので、有効活用していきたい機能です。
『心理トリガー』を活用して集客する
Twitterに限らず、SNSでは心理効果を利用した運用が非常に効果的です。
理由は、画面の向こうにいるのは人であり、『エンゲージメント=人の行動そのもの』だからです。
実際にコンサル生の中にも、心理トリガーを学んでからSNS運用が上手になり、フォロワーの獲得スピードやエンゲージメントが急増した人も多くいます。
1つ例を挙げると『返報性の法則(原理)』は普段私たちが無意識に行動している心理の1つです。
これは人から何かしてもらったときに『何かお返しをしなければ』と感じる心理です。
特に日本人は『もらったら返す』という習慣が強くあるため、心理効果は特に大きいです。
あなたも過去に、『いいねをしてもらったから、いいねを返す』『リプライをしてもらったから、リプライを返す』をしたことがあるのではないでしょうか?
このように、心理トリガーがもたらす効果は絶大で、Twitterを伸ばしたいのであれば必ず学んでおいたほうが良い内容です。
ただ、返報性の法則が通用しない人もいるので、使用する際には注意が必要です。
『自動ツール』を活用して集客する
Twitterだけではなく、SNSには多くの自動ツールが存在します。
SNSでフォロワーを増やし集客を考えると、どうしても継続的にまとまった時間を使って運用していくことが必要で、実際には非常に大変です。
同時に、ほとんどの人は、できれば最小限の労力で最大限の結果を出したいと思っているのではないでしょうか。
そんな人は、運用を自動化するツールを使うのも一つの手です。
賛否ありますが、時間をお金で買うという意味でも、検討してみても良いのではないでしょうか。
フォローやリツイートなどの機能はいらないから、「いいね」だけでも自動化したい!って方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
→Twitterの自動いいねツールを使って集客を自動化して加速させよう!
ちなみに、インスタグラム&ツイッターを同時に自動化できる「Insta&TweetMeister」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
インスタグラム、ツイッターと別々のツールを使わなくて良いので、その点では非常にありがたいツールです。
→SNS自動集客ツール【Insta&TweetMeister(インスタ&ツイートマイスター)】は使えるのか?
他にもT-HUNTERも複数アカウントで運用できるので参考にしてみてください!
→Twitterの自動化ツール『T-HUNTER』で効率よくフォロワーを増やし集客する
『X(旧Twitter)広告』を活用して集客する
Twitterは他のSNS(FacebookやInstagram、ピンタレスト)などと同様に、広告の出稿も可能です。
Twitter広告は、「どこの・誰に・どんな・広告を出す?」がかなり詳しく設定できます。
他にも、「アカウントAとアカウントB」のフォロワーさんやその類似するユーザーへも広告が出稿可能です。
例えば、自社と競合している企業や同業者のアカウントをターゲットに設定して、その類似ユーザーまで広告を配信することで、コンバージョンに近いユーザーに広告を出すことができます。
→Twitter広告の出し方!初期設定から出稿方法まで初心者向けに詳しく解説
Twitter集客は難しい?
X(旧Twitter)集客が難しいと言われる理由の一例として、
- フォロワーが少ないと見込み客にリーチしづらい
- X(旧Twitter)のユーザー層が広すぎて発信が届かない可能性がある
- ユーザーの購買行動が分からずに行動してしまっている
- アルゴリズムを理解せずに単に投稿(ポスト)している
こういった状態を解消して、正しく運用することで集客数を増やすことができます。
以下の記事では、X(旧Twitter)と人間心理を活用した運用方法を説明しているので参考にしてみてください。
X(旧Twitter)のアルゴリズムについて最後に
今回はTwitterのアルゴリズムにおける好かれるアカウントを作る方法や嫌われること、各機能を使って効率的に使う方法について説明してきました。
Twitterは何といっても爆発的な拡散力が魅力で、アルゴリズムを理解し効率的に運用することで一気にフォロワーを増やし集客することも可能です。
だからこそ、1つひとつの項目をしっかり押さえておきたいですね。
ただし、アルゴリズムも日々進化しており、小手先だけのテクニックでは通用しなくなってきているのも事実です。
本来の『ユーザーに有益な情報を届ける』という目的を忘れずに運用していきましょう。
ちなみに、Twitterだけではなく他のSNSを使った効率的な集客方法やWeb広告を使った爆発的な集客方法など、オンライン集客に関する知識が学びたい方は、こちらの無料動画を受け取ってみてくださいね。