ある程度の知識とスキルがあれば、誰でも簡単にWeb広告を運用することができる時代になりました。
実際に私のクライアントさんも、Web広告の運用は広告代理店にお願いするのではなく、ご自身で広告を運用して結果を出してもらっています。
広告代理店に任せてしまうと、余計な運用費用を取られたり、自分のスキルアップには繋がらないですからね。
Web広告は、正しいマインドや考え方、運用スキルを身に付けることで、集客を加速させて一気に売り上げを上げることも可能です。
ただ逆に、正しく運用しないと赤字になってしまう可能性もあります。
そこで今回の記事では、Web広告運用初心者が最初に理解しておくべき、考え方や最初に覚えるべき3つの広告媒体など、広告運用の初期に知っておいた方が良い内容を説明していきます!
Web広告の運用を覚えれば、直ぐに理想のお客様を集めることができるようになりますよ!
それではどうぞ!
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目次(タップでジャンプ)
Web広告を始める前に理解しておくべき考え方
Web広告を運用するときには事前に理解しておいた方が良いことがいくつかあります。
今回紹介する項目以外にも、理解しておいた方が良い項目はありますが最低限抑えておきたいポイントを伝えていきます。
Web広告は必ずマイナスからスタートする
どんなに優れた広告運用者でも、どんなに優れた商品でも、Web広告を使って商品をPRする以上、「マイナスからスタート」ということを理解しておきましょう。
そのため、最終的に商品が売れなければ赤字になる可能性もゼロではありません。ですが、正しい運用方法で売れる仕組みを作っておくことで、赤字になる可能性を限りなくゼロに近づけられます。
Web広告は爆発的な集客力がある反面、赤字になるリスクもゼロでは無いということを理解しておきましょう。
数字管理とマーケティングフローを作る
広告に慣れていないと、
- 本当に集客出来るのかな…
- 赤字にならないだろうか…
- どれくらい費用が掛かるのか… など
心配される方も多いのですが、事前にしっかりと数字管理をして、マーケティングフローを作っておくことで、心配事も少なくなります。
すごく単純な例えですが、「1万円の広告費を使えば、利益3万円の商品が1つ売れる」と、こんな仕組みを持っていたら、あなたはどんどん広告費を突っ込んでいくのではないでしょうか?
このように、あなたの商品やサービスの単価や購入率などを数字でしっかり計算していくと余裕をもって広告運用を行うことができます。
マーケティングフローの作り方は、別の記事で詳しく解説しています。
広告費はケチらない
広告費はケチってはいけません!
Web広告は低費用(数百円/日)から始められるのですが、予算が少なければ分析するためのデータ取得にも時間がかかります。
ただ、予算を多く投入して無駄に広告費を垂れ流せと言っている訳ではなく、使った広告費でしっかりデータを取得して「分析・検証・改善」を繰り返すことが重要です。
早く結果を出したいのであれば、広告費をケチらず改善して事業を前進させるのために「投資」していく感覚で使っていきましょう。
広告費予算の決め方についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者が最初に覚えるべき3つのWeb広告媒体
Web広告には多くの媒体がありますが、初心者が最初に覚えるべき広告は3つです。
- ①Google広告
- ②Facebook&Instagram広告
- ③サジェスト広告
この3つで結果の出る運用スキルを身に付ければ、他の広告媒体でも比較的早く結果を出すことができるはずです。
その理由も含めて、細かく解説していきます。
①Google広告の運用方法を覚えよう
Googleは誰でも知っている世界最大の検索エンジンで、日本で6,500万人のアクティブユーザーを抱えるYouTubeを運営しているのもGoogleです。
Web広告の配信メディアとしても世界最大級で、Google広告を使えばほとんどのメディアに広告を出すことができると言っても良いくらいの規模です。
Google広告でよく使う出稿方法としては、
- リスティング広告(検索広告)
- ディスプレイ広告
- YouTube広告(動画広告)
まずはこの3つを抑えて、この3つができるようになったら、「ショッピング広告」「ローカル広告(P-MAX)」なども覚えるようにしましょう。
Google広告の機械学習も非常に優秀で、多くの業種、商品、サービスで成果を出しやすい媒体なので、Web広告運用の初心者は必ず押さえておきましょう。
②Facebook&Instagram広告の運用方法を覚えよう
Facebook&Instagram広告はSNS広告を代表するWeb広告媒体です。
FacebookとInstagramの運営元はMeta社で、Facebook広告の管理画面から「FacebookとInstagram」の両方に広告を出稿することができます。
逆にFacebookだけに広告を出すこともできたり、Instagramだけに広告を出すこともできるので、商品やサービスによって使い分けると良いでしょう。
ちなみにFacebook&Instagram広告は非常にターゲティング精度が良いです。
というのも、使ったことがある人は分かると思いますが、Facebookなどのアカウントを作成する際に、生年月日はもちろん学校や職場の情報までしっかり入力する人も多いです。
そういった情報を使って、非常に精度の高い広告を配信してくれます。
近年cookieのIOS問題でターゲティング精度が悪くなってきたとも言われていますが、今でも1リスト400円台で集客することができているので、まだまだ利用できる広告媒体です。
また、Facebook&Instagram広告の操作方法を覚えることで「TicTok広告」「Twitter広告」「LINE広告」など他のSNS広告の運用も非常に簡単になります。
理由は「管理画面がそっくり」だからです。
Facebook&Instagram広告の操作方法を覚えてしまえば、他のSNS広告も感覚的に操作することができるので、初期段階でFacebook&Instagram広告を覚えてしまいましょう。
Meta広告を活用して、広告費用対効果23倍の結果を出したクライアントさんもいるのでぜひ参考にしてみてください。
③サジェスト広告の運用方法を覚えよう
サジェストについての詳細は割愛しますが、上の画像はGoogle広告やFacebook広告を使わずに、サジェスト広告を使用したときのデータです。
200~250PV×30日で約6,000~7,000PVなので、多いか少ないかで言うと凄く多い訳ではありませんが、商品やサービス、お店に興味がある「顕在顧客(今すぐ客)」をすぐに集めることができるので非常に効果的です。
ただ、サジェスト広告は賛否あり、同時に媒体によっては利用できない媒体もあるので注意が必要です。
また、サジェスト広告は自分でコントロールして表示させることができないので、広告を出したい時は専門の業者にお願いするようにしましょう。
1日1,500~3,000円程で表示させてくれる業者が多いみたいですが、私にお問い合わせいただければ1日1,000円程度で表示させられる可能性もあるので、興味がある方は連絡お願いします。
やり方を覚えるのではなく、結果が出る広告運用スキルを身に付ける
各広告媒体の操作方法は慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。
ただ単に操作方法(やり方)を覚えたからと言って、良い結果が出る訳ではないですよね。
広告媒体・出稿方法・業種・商品・サービスの特徴など、それぞれ効果が出やすい運用方法は変わってきます。
そのため「やり方を覚える」という考えではなく、「効果がある運用方法はどんな方法か?」を最初から考えて学んでいくことをおすすめします。
例えば、リスティング広告の場合、広告を出稿する方法は簡単ですが「キーワード」の考え方や「キーワードのマッチタイプ」、配信先の考え方などを理解しておかなければいけません。
他にも画像を使った広告の場合、画像とLPの一貫性が無いと、成約率が下がってしまう傾向があるので、色やフォントなども注意しておくと成約率が上がりやすくなります。
このように、運用方法を学ぶときには操作方法(やり方)だけではなく、考え方やどうすれば効果があるのかを一緒に考えていくことが重要です。
初心者が覚えるべき3つのWeb広告について最後に
今回は、Web広告運用に関しての考え方や、最初に覚えるべき3つの媒体について説明しました。
本文でも説明しましたが、Web広告は必ず赤字からのスタートです。しかし、正しい運用ができるようになると、広告費以上の効果をもたらしてくれるのも事実です。
「1万円の広告費を使えば、3万円の利益商品が1つ売れる」とします。
↓
利益2万円を使って
↓
「2万円の広告費を使えば、3万円の利益商品が2つ売れる」
↓
利益4万円を使って
↓
「4万円の広告費を使えば、3万円の利益商品が4つ売れる」
このようなイメージで、広告費を費やしていくことで売上げをアップさせることができます。
そのために、しっかりとした考え方、数字の分析、スキルを身に付けておきましょう。
ちなみに広告運用をゼロから学んで、集客のスキルをアップさせたい方は「すぐ集まる!集客の教科書」を無料でGETして学んでみてくださいね。
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