初心者向けのランディングページの作り方!全体の流れを一気に解説!

Webに関して全くの初心者だが、ランディングページを制作することはできるのだろうか、と疑問に思っている方も多いはずです。
当記事では初心者の方向けに、どのように進めばランディングページをイチから制作できるのかを解説しています。
- >>ランディングページを初めて作ろうと考えている方
初心者向けのランディングページの作り方へ - >>ランディングページの一部分の外注化を検討している方
ランディングページの一部分を外注化する際の費用相場へ - >>ランディングページの基本的な考え方を知りたい方
ランディングページの基本的な考え方へ
初心者向けのランディングページの作り方
初心者向けのランディングページの作り方の一例を示すと以下のとおりです。
- ランディングページとは何かを知る
- ランディングページの基本的な型を知る
- 制作ツールを選択する
- 構成(ワイヤーフレーム)を作成する
- ページを作成する
それぞれ解説します。
ランディングページとは何かを知る
ランディングページ(LP)とは商品・サービスへの問い合わせや購入のためのアクションを促すことに特化したWebページを指します。
ホームページへの流入を伸ばす目的というよりも、Web広告などを活用して早く反応を得るために活用されることが多いです。
ランディングページの基本的な型を知る
LPはユーザーの反応を得るために製作されるため、一見すると難しい型が存在すると思われがちです。
しかし、LPには基本的な型が存在し、きちんと学習することで多くのユーザーから反応を得ることができます。
LPには多数の基本の形がありますが、以下の記事を参考に自身が活用しやすい型を学んでみてください(LPはセールスレターとも呼ばれます)。
制作ツールを選択する
LPもWebページの一種なので、制作するツールを選ぶ必要があります。
大きく分けて以下の2種類があるので、簡単に違いを解説します。
- LP制作ツール
- WordPressなどのCMS
LP制作ツール
LP制作ツールはペライチに代表されるような、比較的簡単にLPを制作することができるツールです。
初心者でも簡単に制作できるようにカスタマイズされている場合が多く、Web制作に関する知識がなくても活用できる可能性があります。
ただ、ツールを活用して作ったLPはホームページに組み込む、細かく設定を変更するなど、Webマーケティングを展開するための自由度は低いです。
自由度の高いマーケティングを考える場合は、最初からCMSを活用したほうが得策です。
WordPressなどのCMS
LP制作ツールよりも自由度が高いのがWordPressに代表されるCMSです。
CMSとはホームページ制作などにも応用されるWebサイトを一元管理できるツールの総称であり、WordPressの他にも複数のCMSがあります。
WordPressはインターネット上のすべてのWEBサイトの40%以上で利用されているCMSで汎用性が高いため、導入するのであればWordPressをおすすめします。
構成(ワイヤーフレーム)を作成する
LPの基本的な考え方や活用するツールが決まったら、構成を作成していきましょう。
LPの基本構成を作成する上での手順の一例としては以下のとおりです。
- LPの目的・目標・ターゲットを決める
- ストーリーを作成する
- キャッチコピーなどを決める
それぞれ解説します。
なお、構成の作り方はセールスレターの作成とほとんど同じなので、以下の記事を参考にしてみてください。

LPの目的・目標・ターゲットを決める
LPを制作するためには目的・目標・ターゲットを最初に決めておく必要があります。
一例を示すと以下のとおりです(化粧品を想定)。
項目 | 内容 |
---|---|
目的・目標 | 商品の購入 |
ターゲット | 20代後半〜30代女性 |
このように方向性全般を決めておくことで、LPを制作する際のセールスライティングやクリエイティブ(画像や動画など)のブレが少なくなります。
ストーリーを作成する
ストーリーテリングの構成にしたがってLPの文章をストーリー仕立てにすると、反応が得られやすくなります。
セールスライティング・コピーライティングのスキルの一部になるので、気になる方は以下の記事を見てみてください。

キャッチコピーなどを決める
ワイヤーフレーム全体が出来上がったら、キャッチコピーなどの細部を詰めていきます。
細部から積み上げて制作するよりも、全体の方向性を決めてから制作するほうがブレが少なくなり、大幅な修正が必要なくなります。
LPを制作する際にはセールスライティングやコピーライティングなどの細部のスキルが必要だと思われがちです。
しかし、セールスライティングやコピーライティングよりも、どのようなターゲットに向けてLPを制作するかを明確にするほうが反応を得やすくできます。
ページを作成する
LPのデザインやライティング全般が決まったらページ作成を行います。
WordPressなどのCMSではコーディングを行わなくても、LPの制作ができるようになっているので、応用的な機能を実装する以外でコーディングをすることは珍しいと考えてください。
WordPressであれば、多様なプラグインが揃っているため、実現したい機能があれば、コーディングよりも先にプラグインを検索してみることをおすすめします。
また、コーディングを外注するよりも有料のプラグインを購入したほうが費用対効果が高い場合も多いです。
ランディングページの一部分を外注化する際の費用相場
LP制作をする際には、Web広告やCMS、コーディングの知識など多数のWeb制作の知識が必要になります。
そのため自身の学習が進んでいない部分の一部を外注化して制作することも視野に入れておくことをおすすめします。
以下にLPの一部を外注化する際の費用相場を掲載します。
項目 | 費用 |
---|---|
デザインのみ | 5万円程度〜 |
セールスライティング | 5万円程度〜 |
クリエイティブ作成 | 1枚あたり1万円程度〜 |
コーディング | LP1つにつき5万円程度〜 |
これらの費用相場はあくまで「どのようなデザインやライティングをするのか」という方向性が決まっている段階での費用です。
商品・サービスのセールス・PRをイチから外注化するとなると、40万円〜となるため注意が必要です。
ランディングページの効果を高めるためのポイント
LPを制作する上で必ず押さえておくべき、基本的な考え方の一例は以下のとおりです。
- PDCAサイクルを回す必要がある
- 一定の型に沿って作成すれば反応がある
- よくある質問をクリックするユーザーは非常に多い
- ファーストビューを検証するだけで大きく反応が異なる
- 集客経路ごとに求められるLPは異なる
- 保守管理しやすい仕様にしておく
詳しく解説します。
競合調査の重要性
競合調査は、効果的なLP制作の第一歩目です。
競合他社のLPを分析することで、ターゲット層への訴求方法、魅力的なキャッチコピー、効果的なデザインや構成のヒントが得られます。
同時に、成功しているLPの共通点や、自社との差別化ポイントを見つけることで、よりユーザーの心に響くLP制作に繋げられます。
徹底的な競合分析は、無駄な試行錯誤を減らし、成果に繋がるLP制作の土台となります。
PDCAサイクルを回す必要がある
LPは制作して広告運用をすれば簡単に反応が得られるのではなく、日々のPDCAサイクルを回すことで反応が得られるようになります。
制作段階でのLPが運良くすぐに反応を得られる作りになっていることもありますが、ヒートマップツールなどを見て日々の検証をすることのほうが大切です。

一定の型に沿って作成すれば反応がある
LPを制作する際にはセールスライティングやコピーライティングの力が必要だと思われがちですが、一定の型に沿って制作すれば反応が得られやすいです。
反対に、どれだけ有名なセールスライターの方でも、型に沿ったライティングができなければ反応は得られません。
このようにLP制作に特別な才能は必要なく、学べば多くの方が実践できるという点を忘れないでください。
よくある質問をクリックするユーザーは非常に多い
LP下部に設置されやすい「よくある質問」をクリックするユーザーは非常に多いです。
- 支払い方法
- よくある疑問点
- ユーザーから多く寄せられる質問
これらの項目に対して詳細に説明すると反応率が上がります。
反対によくある質問に対して明確な答えが出せていないと、反応率が下がる要因になるので注意してください。
ファーストビューを検証するだけで大きく反応が異なる
LPのPDCAサイクルを回す最初期に必ず確認する点として、ファーストビューからの離脱率を30%以内に納める点があげられます(理想値としては20%以下)。
というのも、ファーストビューからすぐに離脱するユーザーが多いということは、ユーザーニーズとキャッチコピーなどが合致していないと判断できるからです。
LPからの反応が得られにくい場合には、まずファーストビューからの離脱率が30%以下に抑えられているかを確認しPDCAサイクルを回すようにしてください。
集客経路ごとに求められるLPは異なる
集客経路ごとに求められるLPが異なる点にも注意してください。
LPを掲載するメディア・媒体によってユーザー層は異なり、ユーザー層が異なれば反応が得られるキャッチコピーやクリエイティブも異なります。
たとえば、Facebookはビジネスパーソン層から反応が得られやすいのに対して、Instagramでは女性層からの反応が得られやすいという特徴があります。
とすると、PRするための文章やクリエイティブも異なってくることが分かるはずです。
このように集客経路ごとに求められるLPも違うことは押さえておいてください。
広告運用とLPを活用して反応を上げていく方法については、こちらの記事で動画解説しているので参考にしてみてください。

信頼性を高める要素を追加する
LPにおいて信頼性は、ユーザーがアクションを起こすための重要な要素です。
お客様の声は、実際に商品やサービスを利用したユーザーのリアルな体験談として、新規顧客の不安を払拭し共感を呼びます。
同時に具体的な実績や事例は、提供する価値を客観的に示し、説得力を高めることができます。
さらに、業界の専門家や著名人といった権威のある第三者からの推薦は、その信頼性を裏付け、コンバージョンへと繋がりやすくなります。
これらの要素を効果的に盛り込むことで、ユーザーは安心してLPの内容を受け入れ、購入や問い合わせといった行動に移しやすくなるでしょう。
保守管理しやすい仕様にしておく
LPはPDCAサイクルを回さなければならないため、保守管理しやすい仕様にしておくことが大切です。
仮に自社でまったく触れない状態だった場合、都度、制作会社に依頼を出して費用を掛けて修正を行わなければいけません。
一方で文字データの編集や画像の張替えなどを行える状態にしてあれば、、データの変更にさほど時間は掛かりません。
このようにLPはPDCAサイクルを回すことから保守管理しやすい仕様にしておくことをおすすめします。
初心者にありがちなランディングページに関するよくある質問
初心者にありがちなランディングページに関するよくある質問の一例は次のとおりです。
- ランディングページを作ったら集客できますか?
- WordPressは使ったほうが良いですか?
- 広告運用はどうしたら良いですか?
簡潔に回答します。
ランディングページを作ったら集客できますか?
LPを制作してすぐに集客できることは珍しく、PDCAサイクルを回すことで徐々に反応が得られると考えてください。
WordPressは使ったほうが良いですか?
Webマーケティング施策を今後展開していく上ではWordPressを活用してLPを制作するほうが効率的です。
広告運用はどうしたら良いですか?
LPを制作する前の段階から少しずつ広告運用は学んでおくほうが効果的です。
その後毎月数万円ほどの低予算から徐々に慣れていきましょう。
初心者のランディングページの作り方まとめ
今回の記事では初心者の方向けにLPの制作方法をまとめました。
LPは制作したら集客がすぐにできる訳ではなく、その後の運用までを学んでおく必要があります。
当社ではWeb広告を活用した成功事例を複数紹介し、広告運用に関する情報発信をしているので、以下のページから取得してみてください。
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