あなたもInstagram(インスタグラム)を使用中に『広告』を目にしたことがあるのではないでしょうか?
何かしらのビジネスを行ってる人であれば、インスタグラム広告には興味があるけど、
- 広告費はどれくらい必要なのか?
- どの程度の効果があるのか?
- どんな種類があるのか?
- どうやって始めれば良いのか? など
初めて使う人にとっては分からない点も多くあると思います。
そこで今回は、インスタグラム広告についてや、インスタグラム広告のはじめ方、インスタグラム広告を使うメリット・デメリット、そして効果的に運用する方法など、
今からインスタグラム広告を利用する人やスタートしたいけど効果的な運用方法が分からない人に向けて、インスタグラム広告について分かりやすく説明していきます。
よくインターネット上に出回っているインスタグラム広告の出稿方法は、Facebook(フェイスブック)とインスタグラムのアカウントを連携させて出稿する方法なのですが、今回はもっと簡単なインスタグラム広告の出稿方法を説明します。
目次(タップでジャンプ)
インスタグラム広告とは?
インスタグラム(Facebook社)に広告費を払うことで、インスタグラムを利用しているユーザーに対して、広告を流してもらうことができます。
下の画像のようにアイコンと名前の側に『広告』と書かれた投稿がインスタグラム広告です。
今回説明する方法では、フィード投稿とストーリーズ、リールの3種類の投稿が可能です。
インスタグラム広告とフェイスブック広告との関係性
インスタグラム広告を始める前にまず最初に知っておきたいのが、Facebook(フェイスブック)とInstagram(インスタグラム)の関係性です。
2012年の8月にフェイスブックがインスタグラムを買収したことで、
その後はフェイスブック広告の設定を行うと、同時にインスタグラム広告も出稿できるようになっていきました。
しかし、連携などの操作が難しくなったのも事実です。
イメージとしては、画像のようにフェイスブック広告の中にインスタグラム広告があるイメージです。
「じゃあフェイスブック広告だけ設定すればいいんだね?」と思われたかもしれませんが、
Facebook広告を出稿するには、
「Facebook個人アカウント作成」「Facebookページ作成」「ビジネスマネージャーアカウントの開設」「広告アカウントの開設」「キャンペーン作成」…etc
といったように、ある程度の知識と設定が必要になるので、Web広告初心者が独学で始めるには少しハードルが高いです。
ですから、今回の記事では、フェイスブック広告からインスタグラム広告を出稿する方法ではなく、
インスタグラム広告単体で初心者が簡単に出稿する方法を説明していきます。
インスタグラム広告のメリット・デメリット
私自身、オンラインビジネスを始めた当初から広告運用を学んでおり、
『Google広告・Yahoo広告・Facebook広告(Instagram広告)・Twitter広告・TicTok広告』で配信をしてきました。
そんな中で、媒体や広告の種類によっても、メリット・デメリットは違います。
ではインスタグラム広告ではどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ちなみに私の公式LINEや公式メルマガでは、Web広告運用の効率的な運用方法やマーケティングに関するノウハウを無料で提供しています!
『オンライン教材の作り方(動画)』や『ランディングページチェックシート(動画)』なども無料でプレゼントしているので受け取ってみてください。
インスタグラム広告のメリット
インスタグラム広告のメリットは、何と言っても画像や動画といったビジュアルでの訴求効果が強い点です。
インスタグラムユーザーの多くは、文字を読むよりも、画像や動画を見るためにアプリを開いている人がほとんどです。
ですから、ビジュアル面でパッと見の興味を引く訴求ができれば、想像以上の効果を発揮することができます。
また近年ではWeb広告に対して、ユーザーの抵抗感も増してきているのも事実で、
そんなユーザーに対して画像や動画で訴求すれば広告と感じさせない自然な訴求ができるのも1つのメリットです。
他にも、Facebook広告の超高性能AIを使用しているので、自動ターゲティングの精度が高く、見込み客により近いターゲットへ広告を配信してくれます。
インスタグラム広告のデメリット
インスタグラム広告のデメリットは『インプレッション数(表示回数)で広告費が加算される』点です。
Google広告、Yahoo広告などの『リスティング広告』や『ディスプレイ広告』は広告がクリックされて初めて費用が発生しますが、
インスタグラム広告の場合は、ユーザーに広告が表示された時点で課金されます。
そのため、見込み客ではないユーザーに広告が表示され、課金されてしまう場合もあります。
AIが学習していくまでの間は、見てほしいWebサイトへのアクセス数は少ないけれども、広告費だけ加算されるということがあります。
この点に関してはこの後に説明しますが、長期間広告を運用することでAIが自動で『最適化』を行ってくれるので、より精度の高い広告配信が可能になります。
超簡単なインスタグラム広告のはじめ方
インスタグラム広告を始める手順を説明していきます。
- プロアカウントに変更する
- 広告を作成し、目的や金額と期間を設定する
インスタグラム広告のはじめ方①:プロアカウントに変更する
インスタグラム広告を始めるには、「プロアカウント」に変更する必要があります。
「プロアカウント」は企業や店舗だけでなく、一般の個人でも利用できる無料のアカウントです。
個人アカウントからプロアカウントへの切り替えも、また、プロアカウントから個人アカウントへ戻すのも簡単なので、気軽に始めることができます。
プロアカウントの開設方法や使える機能、有効的に活用する方法は、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。
インスタグラム広告のはじめ方②:広告を作成し、目的や金額と期間を設定する
プロアカウントに変更すると、ホーム画面に「①広告」が表示されます。
「②新規広告」を選択します。
下のタブで投稿とストーリーズを切替を行い、「③広告として出稿したいものを選択」します。
広告出稿の目的を決めます。④「プロフィールへのアクセス増加」「ウェブサイトへのアクセス増加」「メッセージ件数の増加」の1つを選択します。
- 「プロフィールへのアクセス増加」…フォロワーを増やしたい場合
- 「ウェブサイトへのアクセス増加」…ウェブサイトへアクセスを集めたい場合
- 「メッセージ件数の増加」…DMで連絡をもらいたい場合
今回は「ウェブサイトへのアクセス増加」を選択します。
編集をタップして、広告から⑤移動してほしいページ(サイト)のURLを入力し、アクションボタンを選択します。
次は「⑥ターゲットオーディエンス(配信したい人)」を選択します。
ここでは『自動』『カスタムオーディエンス』が選択できるのですが、
自動を選択した場合は、あなたの投稿やフォロワーに類似した、ターゲットとなりそうなユーザーをAIが判断して自動で配信をしてくれます。
カスタムオーディエンスを選択した場合、『地域・関心/興味・年齢』の3つを自分で選択することが可能になります。
地域限定のサービスを広告として配信したい場合は、カスタムオーディエンス選択すると良いでしょう。
逆に全国向けや広告配信の初心者は、自動ターゲットにしてAIにお任せするほうが、効果を実感できると思います。
自動ターゲット | カスタムオーディエンス |
投稿やフォロワーに類似した、ターゲットとなりそうなユーザーをAIが判断して自動で配信。 | ・地域 ・関心/興味 ・年齢 3点を自分で選択して配信。 |
最後に「⑦予算と期間」を決めていきます。
最小日数は『1日』、最小金額は『200円』から配信が可能です。
広告配信はインスタグラムの高性能AIが自動的に学習し、配信先を最適化してくれます。
1日2日で思った結果が出なかったとしても、最低7日間は継続して配信を行い、AIに学習させるのが良いと公式で発表されています。
200円で10日間⇒300円で10日間⇒400円で100日間
特に初心者はこのような形で、AIに配信の最適化をしてもらいながら、予算に応じて金額を増やしていくことをおすすめします。
「⑧宣伝内容の確認」をして宣伝を作成で完了です。
これで広告審査が行われ、広告に問題が無ければ、私の経験上12時間以内には配信が開始されます。
インスタグラム広告出稿時の注意点
ここまでの説明で、今回説明するインスタグラム広告に出稿方法は、『フィード投稿とストーリーズ、リールの3種類の投稿が可能』と説明をしました。
その中でも、注意すべきポイントがあるので説明していきます。
画像が2枚以上のフィード投稿はNG
これは単純に、画像が2枚以上のフィード投稿は広告掲載できないということです。
フィード投稿を広告に出稿したい場合は、画像を1枚にしておきましょう。
キャプション(文字文章)やハッシュタグの数に制限はないので、通常通り使っていきましょう。
画素数が低い投稿はNG
私の経験上、フィード投稿ではこの注意文は見たことがありませんが、ストーリーズやリールを広告掲載するときに表示されることが多い印象です。
要するに、『動画関係(動くエフェクトなど)』の投稿は画素数を上げなければ掲載できないということです。
ストーリーにハッシュタグがあるとNG
『インスタグラム広告のはじめ方②:広告を作成し、目的や金額と期間を設定する』の項目で説明しましたが、これは単純な話です。
広告の画面上には通常『詳細はこちら』『申し込みはこちら』『問い合わせる』などのアクションボタンが設置されます。
そこに余計なハッシュタグがあると、広告のクリック率が低下してしまうからです。
インスタグラム広告を効果的に運用するには
インスタグラム広告を効果的に運用するには、『分析・改善』は必須です。
超高性能AIが自動でターゲティングしてくれるとはいっても、元々の画像や動画の素材で興味を引けなければ広告をクリックされることはありません。
同時に、クリック後してもらってからのLP(ランディングページ)が配信した広告と全く関係ないものであれば離脱されてしまう可能性もあります。
そのため、定期的に『広告のクリック率』や『LPからの登録率』などを数字で把握し改善していくことが広告運用を成功させる秘訣です。
広告のインプレッション数(表示回数)やクリック数などは、インスタグラムアプリ内の『インサイト』画面から確認できますし、より成約率が高いLPを作ることは重要なことです。
インサイトの使い方はこちらの記事で確認できますし、
LPを作る時のチェックシートも動画付きで公開しているので参考にしてみてください。
広告運用×○○で効果を何倍にもする方法
広告運用をするときに知っておきたいのが、『LTV(ライフタイムバリュー)』です。
広告運用をするときは、1つの商品だけを紹介するのではなく、これから未来販売する商品や過去に販売した商品も購入してもらえるような仕組みを作っておくことが重要です。
そのために必要なのが『顧客情報(リスト)の獲得』です。
顧客情報(リスト)の獲得とは、オンライン上では主に「メールアドレスやLINEの登録」などを指しますが、
要するに、直接連絡が取れるようにしておくということです。
そうすることで、仮に広告で紹介した商品を購入してもらえなかったとしても、別のタイミングで違う商品を紹介すれば購入してもらえる可能性があります。
『1顧客1商品』の考えではなく、『1顧客多商品』の考えでLTVを意識した広告運用を行うと良いでしょう。
このようなマーケティングを可能にするのがリストマーケティングです。
仮に、1万円の広告費を使って10人が商品に興味を持ちメールアドレスやLINEを登録してくれたとします。
その中から1人が1万円の商品を購入すれば1万円の売上げ。
これでプラスマイナスゼロという印象を受けますが、『リスト獲得』といった大きなメリットがあります。
10人のメールアドレスを獲得したことで、その10名に対して別の商品を訴求することも可能で、広告を使わずに直接的にセールスが可能になります。
この流れを繰り返していくことで、リストの数も増え、売上は安定していきます。
ですから広告運用を行うときには、『広告運用×リストマーケティング』を組み合わせて行っていくと、売り上げを安定させ、何倍もの効果を得ることができます。
実際に、私のコンサル生もこのリストマーケティングで安定的かつ継続的に売り上げを上げています。
インスタグラム広告について最後に
今回は『インスタグラム広告』の簡単なスタート方法や効率的に運用する方法をメインに説明させていただきました。
説明した方法は初心者でも簡単に広告を出稿する方法ですが、効果があると思った場合は、Facebook広告やGoogle広告も学んでいくと良いでしょう。
広告はしっかり内容を理解し、分析と改善を行っていけば協力なWebマーケティングツールになります。
実際、私自身も長く広告運用を行っていますが、広告によって集客にかける時間も少なくなって、個別コンサルやコンテンツ強化などの別の時間に使うことができるようになりました。
広告運用は抵抗を感じる人も少なくありませんが、そういった人こそ、まずは手軽に始められるインスタグラム広告からスタートしてみてはいかがでしょうか。
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