ホームページのSEO対策をして上位表示させたいが、何をどうしたらいいかがわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
SEOはゴールがないので、私(山口)自身未だにSEO対策は勉強中であり、常にスキルを磨いて新しいことにチャレンジしています。
そんな中で初心者の方がホームページの本格的なSEO対策をするとなるとハードルが高く挫折してしまう可能性のほうが高いです。
そこで、今回の記事では誰でもできるSEO対策を6つまずは紹介していきます。
この記事を読むとSEO対策の全体像もわかるため、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次(タップでジャンプ)
SEO対策をホームページに行う方法6選
SEO対策をホームページに行う方法は次の6つです。
- 検索しているお客様がいるキーワードをタイトルに入れる
- 基本のページセットを整える
- ホームページの表示速度は3秒を目指す
- 1ページあたりに1キーワードで対策されているかを確認する
- MEO対策を行うとSEOにも好影響がある
- 本格的なSEO対策はブログ記事で行う
それぞれ解説していきます。
SEO対策① 検索しているお客様がいるキーワードをタイトルに入れる
ホームページにSEO対策を施す際に必ずホームページのタイトルにお客様がいるキーワードを入れましょう。
というのも、ホームページタイトルはSEOで評価される1つの指標だからです。
たとえば、整骨院のホームページにSEO対策を施すなら、「地域名×〇〇整骨院」とするのがおすすめです。
お客様が体の不調があったときに、「地域名×整骨院」と調べGoogle Map上から確認するのは想像しやすいでしょう。
他の店舗型ビジネスでも同様に、まずはホームページのタイトルにきちんと対策したいキーワードを入力してください。
SEO対策② 基本のページセットを整える
ホームページは企業の顔になる部分なので、基本のページセットを揃えておきましょう。
Googleも基本のページセットが揃っているかどうかで、企業なのか個人が書いているブログなのかを判断します。
具体的にコンテンツ(ホームページのページ)として作成するべきものは次のとおりです。
- 商品・サービス紹介ページ
- アバウトページ
- お問い合わせページ
- FAQページ
たとえば、アバウトページには、整骨院やクリニック系なら当院の紹介という形でページを作っておくといいでしょう。
他のページについても詳しく解説した記事があるので、詳しく知りたい方はこちらを見てみてください。
SEO対策③ ホームページの表示速度は3秒くらいを目指す
続いてのホームページのSEO対策は表示速度を3秒くらいにすることです。
Googleが上位表示する要素に速度が遅すぎないかという指標は必ず絡んできます。
たとえば、ページ速度が早いAと遅いBというホームページがあった場合には、Aのほうが高評価を得られやすいといわれています(確実ではありません)。
しかも、ホームページの速度は離脱率にも影響してしまい、表示に3秒以上掛かった場合にはおよそ53%のユーザーがページから何も読まずに離脱するといった統計データもあります。
そのため、ホームページの表示速度は3秒くらいを常に出せるようにしておきましょう。
Google Page speed insightの使い方
ではどのようにして、スピードを改善していけばいいのかというと、Googleから提供されている「Page speed insight」というサイトを利用してください。
使い方は簡単で、あなたのホームページのドメインを入力画面にコピー&ペーストするだけです。
試しに私(山口)のホームページを分析してみましょう。
さまざまな指標が出てきますが、ホームページの速度のみを改善するなら「パフォーマンス」部分を改善しましょう。
しかも、どのような対策をすれば速度が向上できるのかの項目も付いているので、1つずつ自身で調べて対策可能です。
ただ、エンジニアでないと対処できない項目もある点には注意が必要です。
SEO対策④ 1ページあたりに1キーワードで対策されているかを確認する
ページスピードが対策できたら、続いては各ページが対策したい1キーワードだけで作成されているかを確認します。
1ページを多数のキーワードで対策してしまうと、Googleから評価されづらくなってしまうため注意が必要です。
たとえば、整骨院のサービス紹介ページでは、「地域名×〇〇整骨院×料金表」といったキーワード単体で対策されていることが望ましいです。
関連語や共起語は含まれていても大丈夫です💡
その最も有効な施策は、「ページタイトルに必ずキーワードを含める」ことなので、単に「料金表」といったようなタイトルになっていないかを確認してください。
なお、最近では目に見えるタイトルとGoogle側に伝えるタイトルを違うものにすることも可能なので、必要であれば利用しましょう。
SEO対策⑤ MEO対策を行うとSEOにも好影響がある
ここまでホームページのSEO対策が整ったら、MEO対策を行います。
MEO対策とは、端的にいうとGoogle Map上に上位表示するための対策です。
MEO対策をすると「地域名×業態名」でユーザーが検索したときに、Google Map上で目立つ位置に配置されてクリックされやすくなります。
具体的な施策内容は次のとおりです。
- Googleビジネスプロフィールに詳細なデータを入力する
- 写真を投稿しユーザーに見てもらう
- 口コミをもらう施策を店舗内部で行う
上記の施策を行うと、徐々にGoogle Map上のランキングが上がり、認知されやすくなります。
MEO対策の詳細情報は以下の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。非常に簡単な対策です。
SEO対策⑥ 本格的なSEO対策はブログ記事で行う
ただし残念ながらホームページのSEO対策を行ったとしても、同業他社も同様の対策を行っているため、マイナスが±ゼロになったに過ぎません。
そのため、±ゼロを大きくプラス(自動でお客様がクリックしてくれる状態)にするためには、本格的なSEO対策をブログ記事を通して行っていく他ないでしょう。
では、どのようにして本格的なSEO対策を行うのかを以下の項目で解説していきます。
本格的なSEO対策をホームページで行う方法
本格的なSEO対策をブログ記事を通してホームページに行っていく方法は次のとおりです。
- 検索数はゼロでも地域×業態のキーワードを探す
- その他の関連するキーワードを調査する
- 3,000〜5,000文字程度の記事を書く
- 長い期間を掛けて徐々に順位を上げる
それぞれ解説していきます。
STEP1.検索数はゼロでも地域×業態のキーワードを探す
本格的なSEO対策を行っていく手順の一つ目は、検索数はゼロでも「地域×業態」のキーワードを探すことです。
何かしらのキーワードツールを使って、検索数をもとに記事を書こうとしている方が多いのですが、記事を書く目的は流入数を増やすことではなく、「売上が上がること」です。
そのため、まずは検索数がゼロであっても一番売上に近い「地域×業態」のキーワードを探していきましょう。
ちなみにキーワードツールで検索数がゼロと出る裏の意味は、月間の検索数の平均が0に近いだけであり、少なくとも数人は確実に検索していると考えて問題はありません。
STEP2.その他関連するキーワードを調査する
対策したいキーワードが出てきたら、その他の関連するキーワードも調査していきましょう。
というのも、1つの記事に関連するキーワードを含んだり、他の記事で対策してリンクを送ったりすることでSEOに強いブログ記事ができあがるからです。
こういった関連語を調べるためには、無料で使えるツールとしてウーバーサジェストがあります。
現在のSEO対策では、有料ツールを使って関連語や共起語を探し、記事に盛り込むのが主流になっているため導入を検討しましょう。
STEP3.3,000〜5,000文字程度の記事を書く
最近では多くのホームページでSEO対策がされていることから、最低でも3,000〜5000文字程度の文字数のある充実した記事を書かなければGoogleからは評価されません。
ブログに記事を入稿して行うコンテンツSEOと呼ばれるものでは、なるべく意味がある文章を多く書いたほうがGoogleから評価されるといわれています(もちろん他の変数もあるため一概にはいえません)。
そのため、先ほど解説したキーワードツールを使って探った関連語などを入れて、ユーザーに求められる記事を書いていきましょう。
SEOに強い記事の書き方とは
SEOに強い記事とは、ユーザーニーズを満たしていて、真っ先にニーズの答えを伝えている記事です。
というのも、GoogleのAIが発達しているため、他の記事の切り貼りでは上位表示できないからです。
テクニカルな方面でもたくさんのテクニックはありますが、過去に使えた小手先のSEOテクニックは今ではほとんど使われていません。
ただ、昔から今までを通じて最も変わらない指標は、ニーズに真っ先に答えているかどうかになっています。
以下の記事ではニーズをどのように調査・盛り込んで記事を書いていけばいいのかを伝えているので、コンテンツSEOを行う際の参考にしてください。
STEP4.長い期間を掛けて徐々に順位を上げる
とはいえ、どれだけSEOライティングができるWebライターに依頼しても、どれだけお金を積んでも、ホームページの順位が上がるのは半年から1年掛かるといわれています。
本質的にSEO対策を行おうとすると、様々な対策を行っていかなければならないため、費用も時間も掛かる点には注意しましょう。
では、どのようにしたらSEO対策で自動的に集客ができるようになるのかを以下の項目で解説していきます。
SEO対策をするメリット
SEO対策をするメリットを挙げると次のとおりです。
- SEO対策を施すとアクセスにお金がかからなくなる
- WordPressを利用すれば編集作業のコストを抑えられる
- 継続的に集客に役立つから資産性がある
それぞれ解説します。
メリット① SEO対策を施すとアクセスにお金がかからなくなる
SEO対策を施すとアクセスにお金がかからなくなります。
SEO対策をしていないホームページにユーザーを流入させようとすると、Web広告を利用することが多いでしょう(SNSからの流入も考えられるため全てではありません)。
たとえば、Facebook広告を利用したり、リスティング広告を利用することも考えられます。
一方で、SEO対策に成功すると、自然とユーザー流入が増えてくるので資金を使ってアクセスを買うことも少なくなります。
メリット② WordPressを利用すれば編集作業のコストを抑えられる
WordPressというブログ機能を備えたCMSを利用すると、編集作業のコストを抑えられます。
というのも、WordPressではほとんどの装飾を自身で行えるため、外注することを考える必要もないからです。
編集作業にはHTMLやCSSといった新しいスキルも必要ですが、WordPressではほとんど全ての作業を直感的にできます(一部にはスキルが必要)。
メリット③ 継続的に集客に役立つから資産性がある
SEO対策に成功すると、継続的に集客に役立つため資産性があります。
Web広告全般は使った分だけの課金が発生する一方で、SEO対策をすると無料でユーザーを取り込めます。
広告運用で対策したいキーワードでランキング1位を取ったとしたら、CPA(顧客獲得単価)はゼロになる可能性も。
このように継続的に集客に役立つ点は資産性があると言えます。
SEO対策をホームページに施して売上をすぐにあげたい場合
SEO対策をホームページに施して「すぐにでも」売上を上げたい場合には、以下の方法が使えます。
- SEOコンサルタントに依頼する
- SEO対策を外注化する
- SEO対策を自力で行う
それぞれの特徴や費用について解説していきます。
SEOコンサルタントに依頼する
潤沢な資金があって、何ヶ月でもホームページのSEO対策ができる場合には腕のいいSEOコンサルタントに依頼するのが一番の近道です。
SEOコンサルタントはホームページへの流入を増やす知識や実行力を持っている専門職であり、基本的にフリーで活躍している方が多いでしょう。
費用面に関しては、次のような内訳になっています。
- 初期費用:戦略設計60〜100万円
- 売上に直結する記事制作費用:4〜10円(1ヶ月あたり20万円程度)
- オペレーションやSEOに関するコンサル費用:月々30万円〜
このように店舗のビジネスを理解し、現場レベルで売上にコミットできるSEOコンサルタントはそもそも需要が多く供給が少ないので、月々50万円くらいからが相場になります。
しかも、ビジネスの実行支援まで任せられるコンサルタントは非常に数が少ないため、選定するのも難しいのが現状です。
個人経営のビジネスの場合にはかなり難しい費用感です。
SEO対策を外注化する
SEOコンサルタントに全てをお任せするまではいかないまでも、ある程度の実行支援を受けながら記事を書く場合には、月々20万円程度からが費用となってきます。
内訳としては次のとおりです。
- 外部対策:ポータルサイトへの登録や外部リンクを獲得するための営業
- 問い合わせ獲得のための導線設計
- ツールを使って各種指標のチェック
- 対策事項のレポーティング
このように売上アップの実行部分ではなく、SEO対策のみを依頼する場合には、コンサルタントに依頼するよりも半分の費用感での依頼が可能です。
SEO対策を自力で行う
SEO対策を自力で行う場合には、正しいノウハウを知る必要があります。
仮にノウハウを知らないでSEO対策を行った場合、効果が上がらずに時間を無駄にしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
たとえば、私(山口)の知り合いのSEOコンサルタントに正しい記事の書き方を学ぶためには、1記事あたり2.2万円の費用が必要です。
その他、わからないところだけを聞くスポットコンサルを依頼すると1時間あたり2万円が値段になっています。
仮にSEO対策を自力で行うとしても、どう動けばいいかの相談をする必要があるので、月々数万円の費用は掛かるでしょう。
SEO対策をホームページに施す際に押さえておきたいツール3選
ウェブ初心者がSEO対策をするために押さえておきたいツールは以下の3つです。
- ウーバーサジェスト
- Search Console
- Analytics
それぞれの機能を解説します。
SEO対策ツール① ウーバーサジェスト
ウーバーサジェストはGoogleのキーワードプランナーや、ランクトラッカーのGRCなどの機能がオールインワンになったツールです。
ウェブ初心者が利用するとなると、以下の機能が多いでしょう。
- ランクトラック機能
- キーワードリサーチ機能
両者を別のツールで利用しようとすると料金も高くなりがちですし、煩雑な作業にもなります。
そのため、できる限りウーバーサジェストを利用しておきましょう。
より詳しい解説は以下の記事を見てみてください。
SEO対策ツール② Search Console
ウーバサジェストは外部からのランキングトラックやアクセス数の推移を見るツールのため、実数値と異なる場合があります。
その際にはSearch Consoleを利用して正確な実数値を計測しましょう。
Search Consoleでは細かいキーワードの確認もできるため、ウーバーサジェストでは発見できなかった対策しなければならないキーワードも確認できます。
Search Consoleの登録方法などは以下に記載されているため、参考にしてみてください。
SEO対策ツール③ Analytics
AnalyticsではSearch Console上では見えないユーザーの動きを確認できます。
記事への流入などに大きく目が行く一方で、ユーザーの行動を見ないのはもったいない状態であると考えられます。
記事からの離脱率が高かったり、アクションが起こされていなかったりする場合には、それだけで改善する項目があると考えられるでしょう。
Analyticsの導入方法は以下の記事から確認してみてください。
SEO対策をホームページに施すだけが売上アップの手段ではない!
ここまでSEO対策を施すための費用全般を解説しましたが、個人で経営を行っている方にとって、すぐに支出できる金額ではない可能性のほうが高いです。
売上がなければ自分自身で行う他ありません。
逆にいえば、売上があればSEO対策は外注化が可能になりますし、徐々に集客の自動化にもつながります。
売上アップにつながる方法は実はSEO対策だけでなく、Web広告やSNS広告といった手段もあるのはご存知でしょうか。
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