Twitterを効率よく運営していくために、自分のエンゲージメント総数(engagement)を確認していますか?
自分のエンゲージメントを分析することで、ツイートがバズる仕組みやエンゲージメントを高めるツイートができるようになる大切な内容です。
しかし、実際にはエンゲージメントについて理解していない人も多いのも事実です。
そこで今回は、Twitterにおけるエンゲージメントの確認方法、考え方、エンゲージメントを高めるツイートの型など、基礎から応用まで詳しく説明していきます。
今回の記事を読んだ後には、エンゲージメントを活用してTwitterを効率よく運用できるはずです!
目次(タップでジャンプ)
Twitterのエンゲージメントとは?
Twitterのエンゲージメントは、ツイートに対するユーザーからの反応率を表す指標のことです。
もっと簡単に説明すると、あなたのツイートにどれだけ「いいねやリツイート、リプライなど」の反応があったかを表す数字です。
いいねやリツイート、リプライの他に、どんなアクションがエンゲージメントとしてカウントされかは、この後の『Twitterのエンゲージメント一覧』で説明します。
エンゲージメントの仕組みやポイントを理解することで、バズるツイートを作りやすくなったり、反応率が良いツイートがどんなツイートなのかを分析できるようになるので、Twitterでフォロワーを増やしたり集客に繋げることが可能になります。
また、「エンゲージメント」と「アルゴリズム」を混同させてしまう人がいますが、この2つは別物です。
アルゴリズムは獲得したエンゲージメントを基に、AIが「誰にどのツイートを表示させるかを決める仕組み」のことです。
2つには密接な関係がありますが、しっかり切り分けて考えていきましょう。
- エンゲージメント…ユーザーからの反応率を表す指標。
- アルゴリズム…TwitterのAIがどのユーザーにどのツイートを表示させるか、一人ひとりに合わせて表示する内容を決める仕組み。
Twitterを伸ばすためのアルゴリズムについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
Twitterのエンゲージメントを確認する方法
エンゲージメントは各ツイートのアナリティクス画面から確認することができます。
- ツイートの右下の『|||』をタップ
- すべてのエンゲージを表示するをタップ
- 詳細エンゲージメント数が確認できる
Twitterのエンゲージメントの考え方
エンゲージメント数が多ければ多い程、タイムラインに表示されやすくインプレッション数が増える仕組みになっています。
まずは、エンゲージメントの計算方法や考え方を理解していきましょう。
エンゲージメントは加点方式
エンゲージメントの考え方は『加点方式』ということを覚えておいてください。
- 1アクションもらえれば+1点
- 3アクションもらえれば+3点
- 10アクションもらえれば+10点
といった考え方です。
一人あたりのエンゲージメント率
例えば、
1ツイートに対して、1人のユーザーが『いいね』だけを行った場合は+1点。
1ツイートに対して、1人のユーザーが『いいね&リツイート&リプライ』を行った場合+3点。
と、こういった仕組みになっています。
だからこそ、1人のユーザーから得られるエンゲージメントの内容を理解し、高めていくことが、バズる(拡散される)ツイートを生み出す秘訣です。
Twitterのエンゲージメントがカウントされる項目一覧
エンゲージメントの考え方や計算方法は理解できたと思います。
では、実際にユーザーのどんなアクションがエンゲージメントとして加点されるのかを確認していきましょう。
- いいね
- 詳細クリック数
- メディアのエンゲージメント
- プロフィールクリック率
- リツイート
- 返信(リプライ)
- リンクのクリック数
- ハッシュタグのクリック
上記項目が「エンゲージメント総数」としてカウントされます。
では一つずつ詳しく解説していきます。
エンゲージメントの要素①:いいね(💗)
説明するまでもないかもしれませんが、『ユーザーがツイートに“いいね”をした回数』です。
ツイートに『いいね』が付くことで、エンゲージメント総数が+1されます。
また、『いいね』自体に拡散機能も備わっており、「○○さんがいいねしました」と、フォロワー以外のツイートがタイムラインに表示されるのも特徴です。
いいねを使ったマル秘運用術はこちらの記事で詳しく説明しています。
エンゲージメントの要素②:リツイート
リツイートはTwitterの目玉の機能の1つです。
単なるリツイートでも、コメント付きの引用リツイートでもエンゲージメント総数は+1のカウントがされます。
さらに、ご存知の通りリツイートには「拡散機能」が備わっているので、ツイートのインプレッションを伸ばすには重要な要素です。
この後の『ツイートがバズる仕組み』の項目で詳しく説明しますが、インプレッションを増やすには、リツイートからの先のエンゲージメント獲得が重要です。
エンゲージメントの要素③:返信(リプライ)
ツイートに対して、コメントのリプライをもらった場合、エンゲージメントとしてカウントされます。
実は、「リプライを制する者はTwitterを制す」と言っても過言ではないくらいリプライは重要な要素です。
Twitterのアルゴリズム的にもリプライは、する方もされる方も、かなり優遇されているのでどんどん有効活用していきましょう。
1リプライで20万インプレッションを叩き出した「リプライの極秘運用マニュアル」はこちらの記事で紹介しています。
エンゲージメントの要素④:詳細クリック数
詳細クリック数は『ツイートをタップ(クリック)された数』のことで、ツイートをクリックしてもらうだけでエンゲージメント数が+1されます。
すでに気付いた人もいるかもしれませんが、リプライをするとき、
『ツイートをクリック⇒リプライを書き込む』この流れの場合、詳細クリック1+返信1でエンゲージメントを2獲得することができます。
エンゲージメントの要素⑤:メディアのエンゲージメント数
メディアのエンゲージメント数は『全メディア(ビデオ・Vine・GIF・画像)のクリック数』です。
TwitterはInstagramやYoutubeとは違い、『文字』が中心のSNSです。
140文字という短い文章で相手に伝えていくのですが、文字だけでは伝えきれない部分やツイート内容に関連する画像や動画を使うことで、エンゲージメントを高めることができます。
fa-checkポイント画像を4枚投稿して4枚クリック(タップ)された場合はエンゲージメントは+4点されます。
エンゲージメントの要素⑥:プロフィールクリック数
プロフィールクリック数は、『ツイートから、名前・@ユーザー名・アイコン画像をクリック』した数です。
Twitterでフォロワーを増やすためには、このプロフィールクリック数は超重要項目になります。
プロフィールクリック率を上昇させる仕掛けをすることで、今までと変わらない運用でもフォロワーを爆発的に増やすことができます。
そんな超重要なプロフィールクリックを上昇させる『Twitterのプロフィール戦略』はこちらの記事で詳しく説明しています。
エンゲージメントの要素⑦:リンクのクリック数
リンクのクリック数は、『ツイート内のリンクまたはカードをクリック』した数です。
ツイートに直接、自分のブログやECサイト、ホームページ、YouTubeなどのURLを貼ることができます。このURLがクリックされたときエンゲージメント+1が追加されます。
ただし、『外部リンクを貼ったツイートはインプレッションが伸びにくい』ということも理解しておいてください。
外部リンク付きのツイートを拡散させるということは、Twitter以外のプラットフォームにユーザーが流れてしまう可能性があります。
ここで考えてほしいのが、Twitterの主な収入源の1つは『広告収入』ということです。
1分1秒でも長くTwitterの世界に滞在してもらって、ユーザーに広告を表示して広告収入を得ることはTwitter社にとっては重要なことです。
『ユーザーを外部へ誘導する=利益を減らす行為』となってしまうので、外部サイトへ誘導を促す外部リンク付きのツイートは、アルゴリズム上で拡散されにくくなっています。
エンゲージメントの要素⑧:ハッシュタグのクリック
ハッシュタグのクリック数は、その名の通り『ツイート内のハッシュタグをクリックされた数』です。
Instagramとは違って、Twitterのハッシュタグはそれほど重要ではありませんが、エンゲージメントを獲得する要素の1つになっています。
現在のトレンドワードを確認し、自分のツイート内容を関連性があるトレンドを積極的に使っていくのも良いでしょう。
Twitterのツイートがバズる仕組み
ツイートがバズる仕組みは、簡単に言うと『拡散が拡散を呼ぶ』ということです。
Twitterのアルゴリズムから『このツイートは多くの人に広めるべきだ』と認識されることで、ツイートはどんどん拡散されていきます。
ちなみに現段階でアルゴリズムはツイートの本文内容(140文字の内容)までは判断できません。
そのため、批判・誹謗中傷などのツイートも、ある『一定の条件』を満たせば拡散されてしまうということです。
その一定の条件の要素の1つに、ここまでで説明した『エンゲージメント総数』が関わってきます。
それでは、実際にツイートがバズりやすい仕組みについて説明していきます。
アカウントパワー
アカウントパワーとは、簡単に言うと『影響力』ということです。
単純に、10万フォロワーのアカウントと1万フォロワーのアカウントでは、10万フォロワーのアカウントの方がアカウントパワーは強いです。
同じ10万人のアカウントでも平均いいね数が10のアカウントと100のアカウントでは100のアカウントの方がアカウントパワーは強くなります。
このように、アカウントパワーはアカウント毎に多くの要素で判断されています。
- フォロワー数
- FF比率(フォロー:フォロワー比率)
- アカウント利用期間
- アカウントのエンゲージメント率
- Twitterの使用頻度 など
多くの要素がありますが、今回は分かりやすくフォロワー数で説明していきます。
ツイートをバズらせるときには、『アカウントパワーが強い人からのエンゲージメントを獲得する』ことが重要です。
アカウントパワーが強い人から、リツイートなどの拡散されるエンゲージメントを獲得することより拡散されやすくなります。
拡散からのエンゲージメントの獲得
上で説明したように、ツイートは『拡散が拡散を呼ぶ』ことでバズるツイートになります。
そこで重要なのが、画像の右側(オレンジ背景)の部分です。
Twitter上で交流を深めれば、ツイートから1回目のリツイートをもらうことは実はそう難しいことではありません。
重要なのはリツイートされた後、さらに多くの人からリツイートなどのエンゲージメントを集めることで、その結果がバズを引き起こします。
イメージ的には下の画像のようなイメージです。
このように、拡散先でより多くのエンゲージメントを獲得することがで、フォロワーのフォロワーへ、さらにそのフォロワーへとツイートが拡散されていくのです。
【必見】Twitterのエンゲージメントを高めるツイートの型
エンゲージメントを高めるため方法は、『ツイート文中で誘導する』ということです。
『Twitterのエンゲージメントがカウントされる項目一覧』の項目で説明しましたが、エンゲージメントとしてカウントされる項目は沢山あります。
できるだけエンゲージメントを獲得するには、行動を促す誘導をするということです。
ではいくつか説明していきます。
『詳細クリック』を促す型
ツイートに問題要素を含む文章を入れることで、エンゲージメントを高めることができます。
例えば、ツイート本文中に『今日は何の日でしょうか!?』と言ったように、ちょっとした問題や投げかけをします。
そしてツイート文の最後に、“答えはリプ欄へ”と書いてあれば、気になった人はリプ欄を確認してくれるかもしれません。
そうすると『詳細クリック数』のエンゲージメントを獲得することができるようになります。
『プロフィールクリック数』を促す型
プロフィールクリック数を増やすには、プロフィールに興味を持ってもらえば良いということです。
ヘッダーや固定ツイートなど、アカウントのホーム画面からしか見れない内容をツイート文中に含めることで、プロフィールクリック数を増やすことができます。
例えば、こんなツイートを見たらあなたならどう思いますか?
このツイートの狙いは『ヘッダーの言葉ってどんな言葉だろう?』と思わせることが目的のツイートです。
もし狙い通りに、『真似されるヘッダーの言葉って何だろう?』と思った人は、私のプロフィールに移動してヘッダー画像を確認すると思います。
こうすれば、プロフィールクリック数のエンゲージメントを獲得することができます。
さらにプロフィール移行率を上げることは、フォロワーを増やすために非常に重要な要素なので、色んなツイートのパターンを覚えたいですね。
プロフィールクリック率を上げる、【超重要】プロフィールが見たくなる極秘ツイート術はこちらの記事で説明しています。
『リプライ』を促す型
リプライを増やす方法も他の型で説明したものと同様で、ツイート文中で行動を促すことが重要です。
よくあるのが、ツイート文の最後に『リプは○○でOK』の型です。
リプをするという行動は、いいねやリツイートと違って文字を書くことから、少しハードルが高いのですが、『リプは○○でOK』と書いてあることで、ユーザー側も気軽にリプをすることができます。
リプライは拡散機能がありますし、「詳細クリック数」や「返信のエンゲージメント」を獲得することができるので、リプライをもらいやすいツイートをしていきたいです。
効率的なリプライ運用方法はこちらで確認してください。
番外:心理トリガーでエンゲージメントを高める
Twitterに限らずSNSは、心理効果を利用した運用が非常に効果的です。
理由は、画面の向こうにいるのは人であり、『エンゲージメント=人の行動そのもの』だからです。
人間の心理を学べば、思ったように行動を促し、高いエンゲージメントを獲得することができます。
実際にコンサル生の中にも、心理トリガーを学んでからSNS運用が上手になり、フォロワーの獲得スピードやエンゲージメントが急増した人も多くいます。
- 心理=メンタル(心)
- トリガー=引き金
心理トリガーは、顧客の購買心理に働きかけ、行動の「きっかけ」「決め手」になるように背中を押す心理的な仕掛けです。
代表的な例として、『返報性の法則(原理)』があります。
これは人から何かしてもらったときに『何かお返しをしなければ』と感じる心理です。
特に日本人は『もらったら返す』という習慣が強くあるため、心理効果は特に大きいです。
あなたも過去に、『いいねをしてもらったから、いいねを返す』ということをしたことがあるのではないでしょうか?
このように、人の心理を学べばエンゲージメントを上昇させることができるので、SNS運用を効率的に行いたいのであれば、ぜひ学んでみてください。
Twitterのエンゲージメントについて最後に
今回はTwitterにおけるエンゲージメントについて、考え方や獲得の基準、エンゲージメントを獲得するツイートの型などを説明しました。
Twitterから公式に発表されているものではありませんが、数字としてデータが開示されているということは、何かしらの判断要素として使われているのは間違いありません。
未だに新しい機能が追加されているTwitterは今後もさらに進化していくことは間違いありません。
『今更Twitter?』と思われる人もいるかもしれませんが、私個人的には、まだまだTwitterはビジネスとして有効活用できますし、今後も使い続けられるSNSだと確信しています。
今まで何となくTwitterを運用されていた人は、これを切っ掛けに、少し頑張って運用をしてみてはいかがでしょうか。
最後に、エンゲージメントを高めるために、ツールを使って効率化することも検討してみてくださいね!
→Twitterの自動いいねツールを使って集客を自動化して加速させよう!
ちなみに、私が運営する無料オンラインサロンでは、Twitterだけではなく他SNSも活用したオンラインビジネスのスキルを無料で学べます。
自動化の仕組みに働かせ、自由な時間や自由な働き方を実現する方法を無料で公開しているので、今後、オンラインで稼いでいきたい人は、まずは無料動画を受け取って気軽に参加してみてくださいね。