SNS集客を個人でもやってみたいけど、うまくいくものなのか、と疑問に思っている方も多いでしょう。
SNSは基本的には無料で使えるツールなので、上手くSNS集客することができれば、顧客獲得単価は下がり、利益率が上昇します。
しかし、個人で正しく運用して、実践するノウハウがなければSNS運用はただの時間の浪費につながってしまうでしょう。
それくらいならオフラインの集客に時間を掛けたほうが数倍ましです。
そこで今回の記事では、SNS集客を個人で行う方法やコツを紹介し、どうしたら見込みのお客様を獲得できるかを解説していきます。
目次(タップでジャンプ)
SNSでの集客を個人で行うときの方法・コツ
個人がSNSを使って集客するときのコツは次のとおりです。
- Web集客全体の戦略設計を行う
- 自身の商材とあったSNSを選択する
- SNSの個別具体的な戦略を立てる
- フォロワーを獲得してファン化する
- リスト登録を促し教育する
上記5つの内容を繰り返し行っていき、「集客→教育(価値提供)→販売」といったリストマーケテイングの流れを確立していきます。
この流れはBtoCやBtoBといった業界を問わず有効な手段なので、実践を行っていきましょう。
なお、SNS集客のコツの具体的な施策内容は以下の記事で詳しく解説しています。
SNSを個人が集客に使う際のメリット・デメリット
SNSを個人が集客に使う際のメリットとデメリットを確認していく上で大切なのは、あくまでSNSはWeb集客の一環でしかないという点です。
集客手段としてSNSは無視できない効果を発揮するものですし、逆にSNSだけに固執してしまってもダメな点に注意しましょう。
メリットとデメリットを比較検討して、個人でもできるWeb集客と組み合わせることでデメリット部分をなくしてください。
それではメリットとデメリットを見ていきましょう。
SNS集客を個人で行うメリット
SNS集客を個人で行うメリットは次のとおりです。
- 費用がほとんど掛からない
- ファン化を促進できる
- 無理な営業活動がない
それぞれ確認していきます。
費用がほとんど掛からない
SNS集客の最大のメリットは費用がほとんど掛からない点です。
ほとんどのSNSは、アカウント運用だけなら無料でできるため、運用しているだけで見込みのお客様を見つけられるのなら、顧客獲得単価(CPA)はゼロ円にできます。
自分自身の実労働だけで集客コストはゼロです。
たとえば、Twitterでコンサルティングの仕事を請け負えば、メッセージのやり取りやZoomでのやり取りのみが発生し、あとは仕事をするだけになります。
もちろんSNS広告を利用すると顧客獲得単価が増える点には注意しましょう。
あくまで無料で運用できる範囲内でお客様を獲得するからこそ、顧客獲得単価をゼロ円にできます。
ファン化を促進できる
ほとんどのSNSはコメントや拡散機能を使うとファン化を効率よく促進できます。
たとえば、instagramのコメント欄でやり取りが発生していたら、次の投稿も見てみようと感じる方のほうが多くなります。
このような関係性を返報性の法則と言い、心理学的に実証されている反応をもらう方法です。
何度かのコメントのやり取りを続けていくうちに、ユーザーがあなたの投稿を必ず見て反応してくれるというファン化された状態を作りあげられます。
無理な営業活動がない
ファン化されたユーザーを多く抱えれば無理な営業活動をしなくても商品やサービスは売れます。
というのも、提示されたメリットやベネフィットだけで「あなたの言葉だから信じて買う」と何の疑念も抱かずに購入してくれる状態になっているからです。
もちろん、ファン化したあとにメルマガや公式LINEを使って「教育(価値提供)フェーズ」を挟まなければ、すぐに信じて購入してくれるお客様にはなりません。
しかし、その前段階(あと一歩ですぐに購入してくれるお客様になる)までSNSを使えば興味付けできてしまうのです。
とはいえ、いくらファン化しているとはいっても無理なセールストークをしてしまうと、離れてしまうので、自然に購入してくれる伝え方を学ぶのも大切です。
以下にセールスライティングのコツを書いた参考カテゴリーがあるので、気になる方は見てみてください。
SNS集客を個人で行うデメリット
ここまでSNS集客におけるメリットをお伝えしてきましたが、以下のようなデメリットもある点に注意しましょう。
- 炎上する恐れがある
- プラットフォームごとに掛かる工数が異なる
- ジャンルごとに相性の良し悪しがある
- 継続的な運用が必要
炎上する恐れがある
SNS集客のデメリットの一つ目は、炎上する恐れがある点です。
SNSのユーザー層は玉石混交であり、全てに対してネガティブな意見をぶつけてくるユーザーも多数います。
仮にこのようなユーザーに過剰反応してしまうと、他のユーザーからも攻撃対象にされ個人に対する攻撃も行われるでしょう。
特に店舗型ビジネスの場合、炎上はそのまま店舗へのダメージになるため、ネガティブな意見に対しては無視をしてしまうのが一番の対策方法です。
プラットフォームごとに掛かる工数が異なる
またSNSのプラットフォームごとに掛かる工数が異なるのもデメリットです。
費用対効果があまりにも合わないSNSプラットフォームは利用しないようにするのが鉄則です。
たとえば、動画系のSNSだと動画を撮影して、編集してという工数が掛かりますし、画像特化のSNSであっても画像作成という工数がかかります。
特に動画系のSNSはプロの編集が入っている可能性が高く、素人の一発撮り動画となるとユーザーからクオリティの低さを指摘されてしまうでしょう。
もちろんBtoB向けに必要な情報だけを配信するのであれば問題ありませんが、BtoC向けに配信する場合にはクオリティを意識しなければなりません。
ジャンルごとに相性の良し悪しがある
SNSの各プラットフォームではジャンルごとに相性の良し悪しがある点もデメリットです。
一度選定を間違えてしまうと、大きな時間のロスにつながってしまう恐れもあります。
たとえば、BtoC向けの美容商品をFacebookで売っても、ユーザーがビジネス層に傾いているため、売れ行きは芳しくないと考えられます。(※商品やサービスによって異なる)
そのため、事前に各SNSのリサーチを行い、あなたの商品がどのSNSであればヒットしやすいのかを確認しておきましょう。
なお、各SNSの特徴をまとめた内容が記載されている記事があるので参考にしてみてください。
継続的な運用が必要
最後のデメリットはSNS集客に成功していたとしても、継続的な運用が必要な点です。
というのも、SNSは発信してユーザーの反応を得るためのツールなので、広告やブログのように静的な運用ができないからです。
SNSのユーザーは常に新しい情報を求めて検索行動を行うので、更新を止めてしまうとフォロワーの認知をイチから積み上げる作業を行う必要があります。
やはりSNS集客自体をWeb集客の一環として捉え、静的な発信でも常に新規集客ができる環境を構築できる体制を作っておくといいでしょう。
なお、そのうちの1つの方法として、サジェスト広告といった方法もあります。
SNS集客を個人で行うときの注意点
ここまでSNS集客に関するメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、注意点は以下のようになります。
- 炎上に気をつける
- 運用は継続的に行う
- SNSとジャンル選定を間違えない
特にジャンルと相性の良いSNSを選定しなければ、どれだけ質の良いサービスや商品であっても売れない可能性が高いので注意しましょう。
次の項目では個人事業に特化したSNS集客と相性のいいジャンルをお伝えしていきます。
個人で出来るSNS集客と相性の良いジャンルについて
個人で出来るSNS集客と相性の良いマネタイズのジャンルは次のとおりです。
- アフィリエイト事業
- instagramでセミナーやオンライン商材
- 動画系SNSでリード獲得
個人となると多くの方が低予算での集客を行うことになるでしょう。
ただ、SNS集客はやり方さえ間違えなければ個人にとって最大の武器になります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
アフィリエイト事業
個人で行う事業のなかでSNS集客と相性が良いのはアフィリエイト事業です。
具体的にどのようなSNSを使うといいかというと、次のとおりになります。
- Youtube
- TikTok
ほとんど全てのSNSとアフィリエイトは親和性があると考えても大丈夫です。
ただし、やり方には違いがあるため注意しましょう。
たとえば、Twitterでアフィリエイトを行うためには万バズを狙って投稿を行い、投稿者投稿の機能を使って宣伝をしたり、ブログに誘導してクロージングをしたりする方法があります。
どの方法を使ってもある程度のフォロワーを集める必要があるため、定期的な運用は避けられません。
なお、Web広告やSNS広告を使ったアフィリエイト手法もあるため、集客の一部として知っておくといいでしょう。
instagramでセミナーやオンライン商材
またinstagramではセミナーやオンライン商材を、女性ユーザーに向けて行うのが効率的です。
というのも、ユーザー層が女性比率が高く購買意欲も高い結果が出ているからです。
もちろん女性ユーザーが求めるであろう美容系に関しても一定の成果が出ます。
とはいえ、ファン化を促進して商材を購入してもらうなら、自由に働けるスキルを身につけたり、スキルアップにつながる講座などの自己商材を販売したほうが効率的です。
ただ、ビジネス面に特化した投稿は女性ユーザーから嫌われる傾向にあるため、スキルアップした先の「キラキラした生活や将来像」を見せる投稿でファン化してください。
そもそものフォロワー数を増やす施策でつまづいている方は以下の記事が参考になります。
動画系SNSでリード獲得
昨今はYoutubeでビジネス系が流行っていて、少ないチャンネル登録者数でも数百万円規模の売上につながる可能性があります。
私(山口)自身もYouTubeのチャンネル登録者数が300人程度だった時にでも250万円/月 の売上を達成しています。
特にYoutubeでは幅広い視聴者層がいるため、私のように尖った発信をすると少ないフォロワー数でも大きな成果につながると考えてください。
特化したYouTubeの動画を見てもらうことで興味関心を持ち、メールマガジンや公式LINEなどに登録をしてもらい(=リード獲得)、商品の紹介や購入につなげる流れです。
ただ、動画作成は作成までに工数が掛かるため、バックエンドの商品の価格は少なくとも数十万円以上を狙うようにしておくといいでしょう。
SNS集客を個人で行う際には売上の確保を意識しよう!
今回の記事ではSNS集客を個人で行うコツや方法を中心に解説してきました。
SNS集客は戦略を完璧にしても、実際に投稿をしてフォロワーを集めるといった課題がある点には要注意です。
そのフォロワーを集めるために大企業であれば、認知獲得戦略としてだけの広告費を使います。
しかし、あくまでこれは大企業だけの戦略である点に注意してください。
特に個人の場合には低予算で運用することになるので、フォロワー集めに時間が掛かり結局売上が立たないといったことも考えられます。
であれば、売上に即効性のあるWeb広告やSNS広告を利用してみるのも1つの手段でしょう。
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