SNSマーケティングを個人でしてみたいけど、どうすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
SNSマーケティングは、事業を開始した当初や、広告費を大量に使えない個人起業家や中小企業にとって、集客をして顧客獲得単価を下げる大きな武器です。
そのため、SNSを効率的に運用できればビジネスは比較的早く軌道に乗り拡大するはずです。
そこで当記事では、SNSマーケティングを個人でするべき理由や方法を徹底解説します。
近年では、フリーランスや個人の副業の方ですらSNSマーケティングを勉強する方も多くなっておりライバルも増えてきているので、正しく運用する方法を学んでおきましょう。
目次(タップでジャンプ)
SNSマーケティングを個人で行うべき3つの理由
SNSマーケティングを個人で行うべき大きな理由は以下の3つです。
- 無料でできることが多い
- ファン化できると簡単に購入につながる
- プラットフォームごとに得意・不得意が明確にわかれる
それぞれの理由を細かく解説していきます。
理由1.無料でできることが多い
SNSマーケティングを個人で行うべき理由の一つ目は、無料でできる施策数が多いことです。
たとえば、instagramであれば次の機能が無料で利用できます。
- 画像投稿
- リール(instagramとFacebookユーザーに表示される動画)
- ストーリー(フォロワー全員に一定期間表示される投稿)
たったこの3つだけを行えば、1,000人のフォロワーでも150万円の売上を立てられてしまう業界もあります。
もちろんアカウントのフォロワーを増やすには時間が掛かりますが、無料で広告運用のような投稿が可能なので費用対効果は抜群です。
無料で集客できたinstagram運用の成功事例を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
理由2.ファン化できると簡単に購入につながる
SNSマーケティングの凄いところは、フォロワーと相互に交流することでファン化を促進できる点です。
返報性の法則といって、何かしらのコメントをすると相手は感謝を感じコメントを返してくれます。
さらにいうと、何かしら有益な情報を発信し続けると、フォロワーの方は何かあったときにあなたに対して有益なことをしてあげようと感じます。
このようにGIVE&TAKEを繰り返していけば、いつしかフォロワーの方はあなたのことを「応援したい人」という認識を持ちファンになってくれるでしょう。
すると、あなたが何かしらのサービスをおすすめしたときに、何の疑いも持たずに買ってくれる可能性も高まります。
理由3.プラットフォームごとに得意・不得意が明確にわかれる
SNSマーケティングではプラットフォームごとに得意・不得意がわかれているため、初心者の方でもターゲットを絞りきってマーケティングが行えます。
もし、渋谷や名古屋、大阪といった大都市の真ん中でマーケティングを行おうと思っても、年齢層や趣味嗜好、性別という属性が無数に別れるので個人で対応するのは無理です。
しかし、Twitter、instagram、Facebookといった各SNSは使っている人や性別の構成比が明確に別れているため、売る商材のターゲットさえ間違っていなければ、使うSNSを選択するのも簡単でしょう。
Twitter・Facebookなどの文字をメインにしたSNSの特徴
たとえばTwitterやFacebookなどの文字をメインにしたSNSは、年齢層が比較的高く、ビジネスリテラシーの強い方が多く使っています。
Facebookはオンラインサロンのグループが作られていたり、そのままメッセージで仕事の発注が来たりします。
またTwitterでは気軽に発信できることから、多くの募集が掛けられているのをご存知でしょうか。
このようにTwitterやFacebookは直接仕事のやり取りをしたり、ビジネスに強い方向けにSNS広告を打ったりといった使い方もできます。
instagramなどの画像をメインにしたSNSの特徴
instagramやPinterestといった画像をメインにしたSNSは女性ユーザーが多く、商品画像が多いことから購買意欲も高めです。
およそ半分の方がinstagramやPinterestから何かしらの商品やサービスを購入したという事例があるため、店舗型の集客や女性向け商品のプロモーションに利用すると良いでしょう。
冒頭部分でもお伝えしたようにコメントへの返信などを通してファン化を促進すれば、一度のプロモーションで売れる商品やサービスの量も増加します。
YoutubeやTikTokなどの映像をメインにしたSNSの特徴
YoutubeやTikTokといった映像をメインにしたSNSの特徴は、ユーザー層がかなり広く、適切なターゲティングが必要になることです。
というのも、Youtubeはビジネス層からキッズ層まで幅広く視聴されていますし、TikTokも若年層から広い支持を受けるとともにビジネス層にも少数ですが届きます。
そのため、Webマーケティングに精通し適切な分析ができる方であれば、有効に使えるでしょう。
SNSマーケティングを個人で行い売上げを上げる方法とコツ
SNSマーケティングを個人で行い売上げを上げる方法は次のとおりです。
- 商材と媒体をきちんと決める
- ターゲットを決める
- ターゲットに刺さる発信をし続ける
- リストを取れる導線をきちんと作る
- リストから売れる仕組みを構築する
それぞれ解説します。
STEP1.商材と媒体をきちんと決める
SNSマーケティングにはプラットフォームごとに適切な商材があるため、リサーチを行い決めておきましょう。
というのも、instagramで男性向けの商材を販売したとしても、あまり効果がないといった事例があるからです。
たとえば、instagramでは女性をターゲットにした商材を売ったほうが良いでしょう。
販売をスタートする前に、各媒体を利用しているユーザー層や商品との相性を調査しておきましょう。
STEP2.ターゲットを決める
各プラットフォームは男女の構成比や年齢層が異なるため、適切なターゲットを決める必要があります。
仮にFacebookで若い女性向けの化粧品を売っても全くといって良いほど反応は取れないはずです。
一方でinstagramやPinterestであれば女性のユーザーが多いので、化粧品系の反応率が高いでしょう。
このように商材を決めたら次にターゲットを決めて、適切なプラットフォームでアカウントを作成します。
STEP3.ターゲットに刺さる発信をし続ける
SNS経由で商品を売るためには、ターゲットに刺さる発言をし続ける必要があります。
フォロワーがいなければアカウントを見てくれるお客様もいないので、ある程度のフォロワーが必要です。
たとえば、Twitterであればポジティブな投稿を行い続けると、インプレッションが増え徐々に認知(こういったユーザーがいるんだなという認識)を取っていけるでしょう。
インプレッションが増えれば増えるほど、認知は加速するので最初期はフォロワー数が少なくても見られる投稿を繰り返し行ってください。
より詳しくインプレッションについてを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
STEP4.リストを取れる導線をきちんと作る
次にリスト(顧客情報)を獲得できる導線を作っておきましょう。
上記、ターゲットに刺さる発信をしていると、あなたの発信に興味を持ってくれる人が現れるので、そういったユーザーと今後連絡が取れるようにしておく必要があります。
というのも、人は忘れる生き物なので、その場であなたに興味を持ったとしても数日後、1ヶ月後には忘れられてしまいます。
せっかく興味を持ってもらえたのであれば、継続的に関係を構築するために顧客情報を獲得しておく必要があるということです。
このように、リスト(顧客情報)を活用したマーケティング手法を「リストマーケティング」と言うので、こちらの記事を参考にしてみてください。
STEP5.リストから売れる仕組みを構築する
STEP4で興味を持ってくれたユーザーのリスト(顧客情報)を獲得したら、あとは「売れる仕組み」を作るだけです。
興味を持ったユーザーに対して、購買心理の9段階の中の「3~6段階目」にあたる部分ですが、ここでしっかり価値提供を行うことでセールス(販売)時にスルっと商品が売れるようになります。
あなたも商品の売込みばかりされて嫌な思いをしたことがあると思います。
それと同じで商品の売込みばかりされると人は距離を取ろうとするので、まずはこちらからユーザーに「価値を提供する」ことが大事だということを覚えておくようにしましょう。
売れる仕組みの作り方は、こちらの5本の集客動画内で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
→「すぐ集まる!アクセスupの教科書」非売品の集客動画5本付き
SNSマーケティングを個人で行った際の成功事例
SNSマーケティングは個人で行った際に爆発的な利益を生むことができます。
たった1,000人のフォロワーでも150万円の売上を上げる美容クリニックもありますし、instagramでの集客だけで月収100万円を超えている方もいます。
私(山口自身)が素人ながらきちんと商材を作りターゲットを選定してフォロワーを増やすことに注力したところ、1ヶ月で700人のフォロワーを獲得できました。
たったの1ヶ月で700人なので、今後さらに発信を続けていけばフォロワーの数は指数関数的に増えていくでしょう。
このように個人でもSNSマーケティングをきちんと行えば、収益を生む前段階まですぐに伸ばせるのでチャレンジしてみることをおすすめします。
より詳しく成功事例を知りたい方は次の記事が参考になるので、ぜひ読んでみてください。Twitter・Instagram・YouTubeなどの山口の実際の成功事例も紹介しています。
SNSマーケティングの個人の成功事例1.Instagramでお気に入りアイテムを紹介してマネタイズに成功
ターゲットに刺さる発信を続けてフォロワーをファン化し、ストーリー投稿やハイライトにアフィリエイトリンクを貼ることで、個人でのマネタイズが可能です。
アフィリエイトは、Amazonアフィリエイトや楽天roomなどが多く用いられています。
たとえば、20代会社員による暮らしのコツを発信して、お気に入りアイテムを楽天roomにまとめておけば、憧れを抱いたファンが購入してくれることがあります。
自分のページから購入してもらえれば、紹介手数料を広告元から受け取れる仕組みです。
アカウント設計時にターゲットが絞られているため、その層のニーズに沿ったアイテムのアフィリエイトに誘導するのが効果的でしょう。
SNSマーケティングの個人の成功事例2.Twitterを活用して商品や有料noteの販売に成功
適切なアカウント設計とターゲットに刺さる効果的な投稿で、アフィリエイトブログや有料noteでのマネタイズに繋げることが可能です。
たとえば、Twitterで成功している自身の様子を見せることで、フォロワーに「この人の言うことなら間違いない」と期待を抱いてもらえるような発信をします。
フォロワーにファンになってもらうことで「成功した方法を教えます!」と商品や有料noteを紹介したときに買ってもらえる可能性が高くなります。
身近な存在になれるよう、アフィリエイト投稿だけでなく、ターゲットの意向に沿った投稿を日常的に行うのがおすすめです。
たったの5ステップでファンがつくSNS運用の方法を知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。
SNSマーケティングの個人の成功事例3.Youtubeでオンラインサロンへの集客に成功
Youtubeの動画投稿により視聴者をファン化させることで、自身が行うオンラインサロンへの集客が成功した例もあります。
たとえば、向上心が高い会社員がおすすめのビジネス本や心がけていることを発信することで、「自分の生活をこの人の生活に近づけたい」と視聴者にファンになってもらえます。
動画に申し込みフォームのURLを貼って、自身のオンラインサロンに有料で入ってもらえれば、固定客(サロンメンバー)の確保につなげられます。
オンラインサロンメンバー限定の動画投稿や生配信を行って、より特別感を演出できれば、サロンに入ってくれる人もどんどん増えるでしょう。
個人で行うSNSマーケティングによくある質問
個人で行うSNSマーケティングによくある質問は以下のとおりです。
- SNSマーケティングの勉強方法を教えてください
- SNSマーケティングの始め方を教えてください
- 収益化しやすいSNSを教えてください
それぞれ簡潔に回答します。
SNSマーケティングの勉強方法を教えてください
SNSマーケティングの勉強方法は正しい伸ばし方を知ったら、自身の手を動かしながら伸ばしたいSNSを使うことが一番です。
ハッシュタグの使い方やアルゴリズムの理解は、実際に練習してみないと分かりません。
SNSマーケティングの始め方を教えてください
SNSマーケティングをスタートするなら、次の方法を活用してみてください。
- 販売したい商品・サービスを決める
- ホームページ上に申込みページを作る
- 実際に稼働させてみる
上記の流れでマーケティングをスタートし、PDCAを回すと良いでしょう。
収益化しやすいSNSを教えてください
収益化しやすいSNSは有名サービスであれば、どのSNSでも収益化は可能です。
それよりも大事なことは、SNSと合う商品・サービスが開発されているかどうかです。
SNSとマッチしない場合には、販売が難しくなるため注意してください。
SNSマーケティングを個人で行うメリット・デメリット
上記説明したように、個人でもSNSマーケティングを正しく行えば、爆発的に結果を出すことができます。
とはいえ、SNSマーケティングには結果を出せるメリットもあれば反対にデメリットもあります。
具体的にメリットをお伝えすると次のとおりです。
【SNSマーケティングのメリット】
- 広告費が必要ない
- ファン化できる
- 購入率が高い
逆にデメリットとしては次のものがあります。
【SNSマーケティングのデメリット】
- フォロワー獲得までに時間が掛かる
- 収益を生むためには毎日運用を続ける必要がある
このようにメリットとデメリットが明確にわかれていて、すぐに売上を手に入れられないのが最大のデメリットです。
SNSマーケティングは単一で利益が手に入るものではなく、商材を作ったり、フォロワーとの交流が必要であったりなど時間が掛かります。
仮に短期的に収益を上げたいなら、最もおすすめなのはWeb広告です。
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