ホームページでどうしたら集客ができるのか、できることはなんだろう、と悩んでいる方も多いでしょう。
また、ホームページを何のために作るのか自体がわからない方も多いかと思います。
そこで当記事ではホームページでできることを簡単に解説していきます。
ホームページでできることを正しく理解し、正しく運用することで、自動で集客をしてくれる資産化されたメディアを作ることができます。
これからホームページを作る方やホームページでの集客が上手くいっていない方は、ぜひ最後まで確認してください。
目次(タップでジャンプ)
ホームページでできること3選
ホームページ上でできることを考えると複数の施策が思いつきますが、そのなかでもメインになるのは以下の3点ではないでしょうか。
- 集客の自動化
- 問い合わせ獲得
- お知らせを流す
これらメインの3つについて以下では確認していきます。
ホームページでできること1.集客の自動化
ホームページでできることの一つ目は集客の自動化です。
SEO対策ができているホームページがあれば、ホームページを構えているだけでお客様を獲得できるようになるからです。
SEOとは検索エンジンの検索結果に上位表示されるための施策のことです。
あるキーワードで検索したときに、検索エンジン上で常に1ページ目の1番上に表示されているページは、そのキーワードで検索する人のおよそ14%に見てもらえるといわれています。
つまり1ページ目の1番上に表示されるようになれば、インターネットで検索した人がホームページを見てお客様になってくれる可能性が高くなるということです。
たとえば「〇〇 パエリア」といったキーワードで上位表示されるようになっていれば、ホームページを見た人がレストランの存在を知って、パエリアを食べに来てくれるでしょう。
しかも、SEO対策で上位表示ができれば、検索結果に無料で表示されるためCPA(顧客獲得単価)も低下させられます。
より詳しくは次の記事で紹介しています。
ホームページでできること2.問い合わせ獲得
ホームページに多くのお客様が訪れるようになると問い合わせの獲得につながります。
というのも、検索エンジンからの流入を獲得できていて、問い合わせ導線が整っているホームページになっていれば、問い合わせてくれるお客様も増えるからです。
たとえば、眉毛サロンのホームページに「私の眉は毛量が少ない気がするのですが、それでもハリウッドブロウリフトできますか?」と問い合わせがあったとします。
丁寧にお客様の希望を聞いて答えられれば、そのまま「予約をお願いします」といってもらえる可能性も高いでしょう。
問い合わせ獲得には、ホームページのコンテンツが必要十分に揃っている必要もあります。
何を書いたらいいかがわからない方は以下の記事を参考にしてみてください。
ホームページでできること3.お知らせを流す
ホームページでは、お知らせを流してコミュニケーションコストの削減を図ることもできます。
ホームページにお知らせページを設けて、お客様に連絡事項はそこに記載する旨を伝えておけば、重要な連絡事項を一括で周知できるでしょう。
もちろんこれだけで問い合わせ以外の連絡が完全になくなることはありませんが、さらに公式LINEやTwitter、instagramなどを用いると効果的です。
より効率的にお客様に周知したい情報を伝える手段としてホームページを活用することも覚えておきましょう。
ホームページでできることを知って有効活用をしよう
ホームページはなんとなく作って置いておけばお客様が見てくれるものではありません。
集客できるホームページにするためには以下の2点は必ず行いましょう。
- ホームページの戦略を決める
- ホームページの改善をする
それぞれの段階で考えるべきことがあるので解説します。
ホームページの戦略を決める
ホームページを作る際は以下の3点を決めてから作りましょう。
- ホームページを設置する目的
- 競合と比べたときの立ち位置
- どのようなお客様に見てもらいたいか
これらが定まっていない状態でなんとなくホームページを作成してしまうと、何を伝えたいのかよくわからないホームページになります。
たとえば、次のようなホームページ設計を考えてみましょう。
- ホームページA:オシャレでアニメーションまでついていて良さげな第一印象だったのに、肝心の欲しい情報が見当たらない
- ホームページB:お世辞にもイケてるとは言い難い作りだけど、見たい情報が分かりやすい位置にあるし、誰に向けて書いているかもわかる
お客様に求められて問い合わせにつながるホームページは間違いなく「B」です。
ホームページではブランディングも行えますが、中小企業のオーナーにとって売上獲得以外に必要な要素はまず省いて考えるのが得策です。
ホームページの改善をする
ホームページを作った後は定期的に数値を確認しましょう。
お客様がホームページ内でどのような動きをしているかはGoogle Analyticsを使って確認できます。
数値で見ることで具体的に戦略を練ることができるようになり、ホームページからの集客や問い合わせ獲得につながるでしょう。
たとえば、お客様からの問い合わせ増加を目的にするなら、見るべきGoogle Analytics上の数字は下記のとおりです。
- 問い合わせが来た数
- 問い合わせページのPV数
- 関連ページの滞在時間等
これらの数値を見ることで、お客様がホームページ内であなたが描いた導線の通りに行動しているか確認できます。
また、数値を上げるための施策を考えることで、目的を達成するための具体的な改善ポイントが見えてくるはずです。
なお、ホームページを作って運用する際に気をつけるべきポイントは他にもあるので、以下の記事を参考にしてみてください。
ホームページを作る際にやってはいけないこと
ホームページを作る目的は、集客と問い合わせ獲得がメインにならなければなりません。
このような観点から、ホームページを作る際にやってはいけないことをきちんと知っておく必要があります。
具体的な内容は次のとおりです。
- 見た目にこだわりすぎる
- 検索するお客様の気持ちを考えない
- ホームページを作れば集客できると考える
それぞれ見ていきましょう。
見た目にこだわりすぎる
見た目がいいホームページを作ればお客様に見てもらえるわけではありません。
お客様が本当に求めている情報を載せなければ、読んでもらえるホームページにならないからです。
スタイリッシュなブランドイメージを伝えたいからといって、黒を基調としたおしゃれなホームページを作ったとしても、店舗の紹介しかないならお客様は訪れてくれないでしょう。
たとえば、料金はどうなっているのかやアクセスがどうなっているかといったお客様側の視点に立った内容を盛り込んでおくことのほうが重要です。
ですから、見た目にこだわりすぎずに、誰がどんな状況で見るホームページなのか考えて作りましょう。
検索するお客様の気持ちを考えない
集客・問い合わせ獲得ができるホームページにするには、お客様が検索エンジンに入力する言葉を想像して作る必要があります。
正しくSEO対策をホームページに施さないと検索したときに上位表示されず、ホームページも見つけてもらえません。
たとえば、新宿駅で花屋を探している人は「新宿駅 花屋」、ラーメンが食べたい気分の人は「新宿 ラーメン」と検索するでしょう。
検索結果の上位に表示されるようにホームページを作れば、インターネットで検索したお客様が店に足を運んでくれる可能性が高まります。
とはいえ、こういったキーワードを連想するだけでなく、きちんと選定する方法が実はあるのでイメージしたキーワードが正しいかどうかの判断は、以下の記事を参考にするようにしてください。
ホームページを作れば集客できると考える
ホームページを作成しただけでは集客につながりません。
ひと昔前まではホームページを作りさえすれば、誰でもアクセスが取れていましたが今は違います。
たとえば「ホームページを0円で作成します」という謳い文句を真に受けてホームページを作ったとしても、SEO対策は自ら行わなければならない場合が多いです。
そのため、ホームページを作ればいいと考えるのは止め、SEO対策を学んで自ら実践することが大切です。
当サイトでは初心者がホームページに行えるSEO対策をお伝えしているので、以下の記事を参考にしてみてください。
ホームページでできることには限界がある
集客・問い合わせ獲得ができるホームページを作ると顧客獲得単価がまったくかからない資産に近いものになります。
しかしホームページで集客ができるとはいっても、ホームページを作りさえすれば検索結果で上位表示されるわけではないことは当記事でお伝えしてきました。
本気で上位表示されるホームページに育てようと考えて、プロにお任せして毎月20万円ほど予算を使っても、効果が出るまでに約半年から1年はかかるでしょう。
事業の利益を上げることを考えると、集客にそんなに時間も費用もかけられないという本音です。
であれば、短期的な利益を出すために広告を使う方法も模索してみるのをまずはおすすめします。
私(山口)自身、広告で利益を伸ばしていますし、顧客獲得単価も1名あたり400〜700円程度にした実績があります。
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