『ドリームキラー』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
- そんな夢、無理だよ!
- 起業なんて無理に決まってるでしょ!
- 詐欺でしょそれ!
このように、あなたが何か夢や目標を立てて走り始めると、一定数の割合で邪魔(否定)をしてくるドリームキラーが現れます。
しかもドリームキラーはあなたと仲が悪い人だけではなく、身近な人で、いつもは色んな事をサポートしてくれたり、助けてくれる人もドリームキラーになる可能性があります。
あなたの夢を壊されないためにも、そんなドリームキラーのことを知り、対象法を身に付けておくとよいでしょう!
目次(タップでジャンプ)
ドリームキラーとは?
ドリームキラー(Dream killer)とは、直訳すると『夢を殺す人』となります。
否定的な言葉やネガティブな言葉で、相手の夢や目標を壊そうとする人たちのことです。
ただし、ドリームキラーの全員が悪意がある訳ではなく、本当に相手のことを想って言葉をかけてくれている人もいます。
そういった『善意のドリームキラー』と、相手を陥れようとする『悪意のドリームキラー』について説明します。
善意のドリームキラー
善意のドリームキラーの特徴は、悪気がある訳ではなく、あなたのためを想って助言してくれる人に現れます。
あなたの身近な存在の『親、友人、恋人など』がその傾向にあります。
例えば、あなたが「起業したい」と伝えたときに、起業した時にリスクや失敗した時のダメージなどを、あなたのためを想って助言してくれます。
ただ、ネガティブな言葉や考え方であなたの「頑張るぞ!」という気持ちが、少なからず削がれてしまうのも事実です。
相手が自分のことを想って言ってくれてるのだと伝わるときは、まずはその相手としっかり話をすることをオススメします。
悪意のドリームキラー
一方、悪意のあるドリームキラーは、妬みや嫉妬の感情から「そんな夢失敗する」などと夢を壊すネガティブなことを言ってきます。
例えばあなたと同じ職場で、あなたが優秀な成績を出したり昇進するときに、それを見て他人に悪い噂を流したり、あなたのやる気を損ねるような発言をするなどです。
他にも、あなたが「起業する!」と周りに伝えると、自分に出来ないことをされるのが嫌で、周りに対して「あいつは変わった」「お金稼ぐため?儲かっても忙しかったら意味ないよ」など否定的な言葉を言ってきたりします。
「わざと足を引っ張る」という言葉がありますが、そういった人は、悪意のドリームキラーの可能性が高いです。
そういった悪意あるドリームキラーとは今すぐ距離を置いた方が良いでしょう。
- 善意のドリームキラー:あなたのことを心配して、あなたに失敗してほしくなく、助言してくれている。
- 悪意のドリームキラー:あなたに対する、妬みや嫉妬から「わざと足を引っ張る」ようなことをする。
ドリームキラーの心理
ドリームキラーはどうして人の夢を壊したくなるのでしょうか?
先ほども書きましたが、その多くは「妬みや嫉妬の感情」と言われています。
このような感情は、実は誰にでも起こります。たとえ、その人がお金持ちの成功者だったとしても、その人なりの状況や立場の中で、ドリームキラーになってしまう可能性はあるのです。
こういった嫉妬や妬みの感情で夢を壊してくる人とはすぐに距離をおきましょう。
また他にも、「認知的不協和」もドリームキラーになってしまう要因の一つです。
認知的不協和とは、自分の持っている価値観や常識から逸脱したことには違和感や不快感を感じることです。
人はこの違和感や不快感を解決するために、自分には無い常識や価値観を否定することがあります。
例えば、「汗をかいて働いてお金を稼ぐことが大切だ」と思っている人にとっては、「ネットでラクして稼ぐ」という言葉に強く拒絶反応を起こします。
そして、「ネットでラクして稼ぐなんて、悪い人間が考えることだ!」と、"ネットでラクして稼ぐ"ことを悪く言うことで、自分の価値観や常識を守ろうとするのです。
これもドリームキラーの心理です。
ただ、認知的不協和に関しては、しっかり話をして理解してもらえれば逆に夢を応援してくれる存在になる可能性もあります。
また、ドリームキラーの心理として、あなたをコンフォートゾーンに引き戻そうとします。
コンフォートゾーンとは直訳すると『心地よい場所』です。
「快適領域」「安心領域」などとも言われおり、人が不安や恐怖、ストレスを感じることなく安心して居心地が良いと感じる心理的な領域のことです。
あなたが何かにチャレンジしてこの領域を抜け出すと、今まで同じ領域で過ごしていた周りにいた人たちが、
自分の周りからあなたが離れていくのを嫌がり、あなたのことを今までと同じ場所に引き戻そうとします。
人は仲間が離れていくと疎外感を感じ、一人になった感情になるのが嫌だからです。
- 妬みや嫉妬:すぐに距離を置く。
- 認知的不協和:話をして理解してもらえれば、応援してくれる可能性もある。
- コンフォートゾーン:あなたが離れていくのを嫌がり引き戻そうとする。
ドリームキラーの対処法
ドリームキラーに出会った場合、やる気を削がれる可能性があります。ですから、夢や目標に向けて気持ち良く進むためには、ドリームキラーの対処法を知っておくことが重要です。
そしてドリームキラーの対処法も「善意のドリームキラー」と「悪意のドリームキラー」によって変わってきます。
善意のドリームキラーに対しての対処法
- 期限付きで相談する
- 事前に実績を出して納得してもらう
まずはこの2つを実践してみてはいかがでしょうか。
1つ目の期限付きというのは「○○の日(期限)までに○○(実績)が出来なかったら諦める!」というものです。
実は、過去の私のクライアント"Kさん"は、善意のドリームキラーが「奥様」だったのですが、
「妻に1年の期限付きで、挑戦させてもらうこと許可をもらいました」ということで奧さんに許可をもらったそうです。
2つ目のは「事前に実績を出して納得してもらう」というのは、
仮に目先の目標が「起業」だった場合、起業してもやっていけるのか?ということを、実績で証明して納得してもらうということです。
まずは副業からスタートし、空いた時間で精一杯努力し、結果を出す。その姿を見せることで、やる気や努力も伝わりますし、そこに結果が伴えば、善意のドリームキラーであれば納得してくれるはずです。
逆に、それでも納得してくれないのであれば、その人は悪意のドリームキラーかもしれないということを頭に入れておきましょう。
悪意のドリームキラーに対しての対処法
- とにかく無視して距離置く
- そもそも話さない
1つ目の「とにかく無視して距離置く」はそのままですが、あなたの夢や目標を実現するために、悪意のドリームキラーは必要ありません。少しの時間でも関わるのは時間の無駄でしょう。
すぐに距離を置いて、あなたの夢に向かって進んで下さい。
2つ目の「そもそも話さない」に関しては、あなたに対して妬みや嫉妬の感情を持っている人というのは、何となくわかるのではないでしょうか?
そういった人にはそもそも話す必要が無いです。
話したところで、わざとに足を引っ張られて、夢や目標の邪魔になるだけです。
圧倒的な行動量を見せつける
善意でも悪意でも、ドリームキラーはあなたの行動や努力を見る前に足を引っ張ろうとしてきます。
しかし、あなたが圧倒的な行動量で努力している姿を見せると、自然と何も言わなくなってきます。
その行動を見せるときに有効な方法は『ピッパの法則』を意識することです。
ピッと感じたらパッと動く。
実践することで、行動だけではなく実際に仕事が出来るようになったり、チャンスを掴むことが出来るようになります。
本当のドリームキラーの正体は?
私もこれまで、沢山の決断をしてきました。
沢山の自己投資をしてきましたし、今でも興味のあるオンラインスクールや高額コンサル塾などを受講するようにしています。
それは、私がスキルアップすることで、クライアントもスキルアップ出来るからです。
その時に誰かに相談するか?と言われると相談はしません。全て自分で決断します。結局は、自分の夢や目標に向けて突き進むか諦めるかは、最後は自分の判断なのです。
他人に何かを言われたとしても、結局、最後はあなたが「やるか・やらないか」を決断するはずです。
自分がドリームキラーとなって、自分の夢や目標を諦めないように、強い気持ちと強い覚悟を持って、挑んでいきましょう。
ドリームキラーのまとめとメッセージ
今回はドリームキラーについて説明しました。
私は独立起業するときに、決めたことがあります。
それは・・・
「人生は短い。これからの人生は自分のため、家族のために使おう。他人の意見で他人の人生を生きるのはやめよう」ということです。
今後、あなたが前に進もうと足を踏み出したときに、ドリームキラーが現れるかもしれません。
そんな時はあなたも、他人の意見で他人の人生を生きるのではなく、自分の人生を自分の決断で自分のために生きる選択をして下さい。
その方が、後々の後悔も少なくて有意義な楽しい人生を送れるはずです。