ホームページのWebコンテンツを正しく作る方法を知りたい、と考えている方も多いはずです。
企業のホームページ(オウンドメディア)を製作しようにも、正しいWebコンテンツとは何かが分からなければ、修正に労力を使ってしまうかもしれません。
そこで、当記事ではホームページに掲載するWebコンテンツを正しく作る方法を初心者向けに解説します。
なお、理解を促すためにWebコンテンツとは何かから詳しく説明します。
- >>ホームページに掲載するWebコンテンツにはどんな種類があるかを知りたい方
ホームページに掲載するWebコンテンツの種類へ - >>ホームページでWebコンテンツを掲載すると何がいいのか知りたい方
ホームページでWebコンテンツを掲載するメリットへ - >>どんなWebコンテンツが問い合わせに繋がるのか知りたい方
問い合わせ獲得ができるWebコンテンツへ
目次(タップでジャンプ)
ホームページに掲載するWebコンテンツとは
ホームページに掲載するWebコンテンツとは、トップページやブログ記事などを指します。
私のホームページでもカテゴリを分けて次のように掲載しています。
ホームページでは訪れてくれるユーザー向けに『知りたい情報を端的に伝えられる』コンテンツを掲載することがおすすめです。
以下ではホームページに掲載するWebコンテンツのおすすめの種類を解説します。
ホームページに掲載するWebコンテンツの種類
ホームページに掲載するWebコンテンツの種類の一例は次のとおりです。
- トップページ
- 商品・サービス紹介
- お客様の声・実績
- 会社概要
- お問い合わせ
- サイトマップ
- ブログ
それぞれ解説します。
トップページ
トップページはホームページの顔ともいうべきページであり、LPとほとんど同じだと考えてください。
- どのような商品・サービスを販売していて
- 誰が販売しているのか
- どのような会社なのか
などの情報が『見やすく・端的に』整えられていることが重要です。
ホームページの顔とも言うべきページなのでデザイン性にこだわりを持つこともおすすめします。
商品・サービス紹介
販売している商品・サービスが多数あったり、トップページで紹介しきれない場合には、製品の紹介ページを作成することも視野に入れてください。
よくある例としては、引越しの業態であればプランの価格、何かしらの工事業者の場合には工事と概算の見積もり価格などを提示しています。
お客様の声・実績
お客様の声・実績ページは商品・サービスの信頼性を上げるために必ず作成しましょう。
トップページにも組み込むことが多いのですが、お客様の声は数が多ければ多いほど信頼性に繋がるという側面もあります。
そのため、カテゴリを分けて別ページを作成し、直筆のアンケート用紙の画像・コンテンツなどを用意してください。
会社概要
会社概要ページも必ず準備しましょう。
というのも、商品・サービスを販売している人がどのような人か気になったユーザーが詳細を確認するからです。
当社のように簡易なプロフィールで最初は大丈夫なので、所在地やお問い合わせ先などを記載しコンテンツを用意してください。
お問い合わせ
お問い合わせページはユーザーに入力してほしい項目を記載し、自動で普段使っているメーラーにお知らせが来るシステムを活用することをおすすめします。
WordPressではお問い合わせページをプラグインで作成できるので、気になる方は以下の記事を読んでみてください。
サイトマップ
サイトマップはホームページの『どこに・何があるのか』を示したページです。
SEO対策を行う上でもサイトマップを作成しておいたほうが効果があると実証されています。
そのため、ホームページから問い合わせを獲得したいと考えているなら作成することをおすすめします。
ブログ
ブログは余力があれば作成することをおすすめします。
企業が発信するブログは顧客から見られるため間違った情報を掲載できませんし、SEO対策も施さなければアクセスを集められないため資産性があまりありません。
アクセスを集め続けるブログ記事を作成するためには時間が掛かるため、まずはその他のコンテンツを整えることに注力してください。
もちろん、リードナーチャリングのためにSEO対策を施さないブログ記事を投稿することもおすすめですが、更新性を保つようにしましょう。
ホームページでWebコンテンツを掲載するメリット
ホームページでWebコンテンツを掲載するメリットには次のようなことが挙げられます。
- SEO効果で集客が見込める
- 良質なWebコンテンツでリードナーチャリング効果が見込める
- 面白いWebコンテンツはSNSでの拡散が見込める
それぞれ解説します。
SEO効果で集客が見込める
SEO効果で集客が見込めるのもWebコンテンツを掲載するメリットです。
適切なSEO対策が施されたブログ記事を掲載すると、検索エンジンの評価で検索画面の上位に表示され、ユーザーが自然にクリックします。
このようなコンテンツを増やしていけば、半自動的に流入を獲得できるホームページを運営できます。
良質なWebコンテンツでリードナーチャリング効果が見込める
ユーザーにとって良質なWebコンテンツはリードナーチャリング効果が見込めます。
良質なWebコンテンツは単純な問い合わせ獲得(リード)だけでなく、販売している商品・サービスをユーザーが深く知ることにも繋がります。
すると、問い合わせからクロージングを行うまでの時間も短縮できるため、問い合わせの質も向上できるはずです。
面白いWebコンテンツはSNSでの拡散が見込める
ユーザーにとってためになるWebコンテンツだけでなく、ユーザーが面白いと感じるWebコンテンツを作成できるなら、SNSでの拡散も見込めます。
ただし、『面白い』を計画的に作ることは難易度が高いため、数多くのコンテンツを作成しながら、反応のあるコンテンツの型を探しましょう。
『面白い』よりも、まずは問い合わせ獲得に繋がる良質なWebコンテンツ作成を目指してください。
問い合わせ獲得ができるWebコンテンツ
問い合わせ獲得ができる『ユーザーにとって良質な』Webコンテンツの一例を示すと以下のとおりです。
- ノウハウに関するブログ記事
- 成功事例に関する分析コンテンツ
- ホワイトペーパーなどの無料配布
私がホームページを運営した結果、上記3点からの問い合わせが多いです。
以下で詳しく解説します。
ノウハウに関するブログ記事
販売している商品・サービスを活用したノウハウに関するブログ記事は、問い合わせに発展する可能性が高いです。
専門性の高い細かい内容の記事は、ユーザーの信頼を勝ち取りやすく「この人なら任せられる」と考えてもらえます。
たとえば、当社ではWeb広告の運用などを行っているので、そのノウハウを多数ブログにしています。
成功事例に関する分析コンテンツ
成功事例に関する分析コンテンツも問い合わせ獲得に発展する可能性が高いです。
お客様の声や成功事例などの信ぴょう性のあるコンテンツが該当します。
当社でも実際に顧客がコンサルティングなどを受けて売上アップに繋がった事例を多数紹介していて、問い合わせに発展しています。
ホワイトペーパーなどの無料配布
顧客情報を獲得することを目的にするのなら、ホワイトペーパーなどの専門性の高い情報をまとめたコンテンツを無料配布することも検討してください。
- 公式LINEに登録してもらい動画コンテンツを受け取ってもらう
- メールアドレス宛にPDFファイルを送付する
などが考えられます。
このようなWebコンテンツを掲載することで、顧客情報を獲得し、そこからステップLINEやステップメールを通してリードナーチャリングを行うことも1つの手段です。
ホームページに掲載中のWebコンテンツで問い合わせを獲得する方法
ホームページに掲載中のWebコンテンツで問い合わせを獲得するためには、ホームページへのアクセスを獲得することも同時並行で行う必要があります。
アクセスを獲得するための正しい方法の一例は次のとおりです。
- SEO対策をする
- 外部対策(被リンク獲得)をする
また、アクセスしたユーザーが他のページを回遊し、問い合わせに発展するためには内部の導線設計にもこだわりましょう。
内部の導線設計をする上で重要になることの一例は次のとおりです。
- 内部対策(内部リンク設置)が適切に行う
- CTAボタンなどの適切なCTAを配置する
それぞれ詳しく解説します。
SEO対策をする
Webコンテンツにアクセスを集めるためには、検索エンジンのアルゴリズムに評価されるためのSEO対策を行わなければなりません。
トップページの項目ごとに適切なキーワードを配置したり、サイトマップを作成したりといった施策がSEO対策の基礎です。
その上で、ブログ記事に反応のあるキーワードを適切に配置することでアクセスアップが見込めます。
外部対策(被リンク獲得)をする
ただキーワードを適切に配置するだけでなく、関連性のある企業やブログから被リンクを獲得することも戦略の一部に取り入れてください。
というのも、検索エンジンのアルゴリズムは評価基準の変動はあるものの、関連性のある被リンクが多く付与されているホームページを評価する傾向にあるからです。
このように良質なコンテンツを作成するだけでなく、関連企業からリンクを付与してもらえるよう地道な営業活動も必須です。
内部対策(内部リンク設置)が適切に行う
外部対策などのSEO対策を通してアクセスアップをすると同時に、内部対策を行ってユーザーの回遊を促しましょう。
Aという記事からBという記事に移動してもらうためのリンクを内部リンクと言い、適切な位置に配置した内部リンクからユーザーは次の記事に移動します。
記事間の回遊を促すことで、販売している商品・サービスのメリットやベネフィットをユーザーが自ら学習します。
CTAボタンなどの適切なCTAを配置する
ユーザーには記事を回遊してもらうだけでなく、問い合わせをしてもらうためにCTAボタンなどの適切なCTAをWebコンテンツ内に配置してください。
たとえば、問い合わせ窓口に直結しているボタンをブログ記事内に配置し、セールスライティングを施すことで回遊を促せます。
ホームページのWebコンテンツまとめ
今回の記事ではホームページのWebコンテンツを正しく作る方法を紹介しました。
正しいWebコンテンツとは問い合わせを獲得できるコンテンツであり、面白さはあまり必要ではありません。
ユーザーが知りたい情報をWebコンテンツ化し、専門性を高めていくと問い合わせ獲得に繋がるため、ぜひ実践してみてください。
なお、短期的に売上アップを目指す方法としてはWeb広告を活用する方法もあるので、気になる方は以下のページを見てみましょう。
→「すぐ集まる!アクセスupの教科書」非売品の集客動画5本付き