スピリチュアルカウンセラー・ヒーラーで開業したが、占いの館やアプリなどのプラットフォームからの集客だけでなく、自分のプラットフォームからWeb集客したい、と考えている方も多いはずです。
スピリチュアル分野の集客となると、思い浮かぶのは占いの館やココナラなどに所属・掲載することですが、手数料の高さにびっくりしている方も多いです。
その反面、自身でWeb集客ができるようになると、この手数料をグッと下げることができます。
そこで、今回の記事ではスピリチュアル分野の集客方法を詳しく解説します。
- >>手っ取り早くスピリチュアル分野でWeb集客する手順が知りたい方
スピリチュアル分野でWeb集客する3ステップへ - >>スピリチュアル分野でなぜWeb集客するべきなのか気になる方
スピリチュアルカウンセラーが自社でWeb集客するメリットへ - >>Web集客で上手くいかなかった経験がある方
スピリチュアル分野のWeb集客に失敗する人の特徴へ - >>実際にWeb集客で成功した事例を知りたい方
スピリチュアル分野のWeb集客の成功事例へ
目次(タップでジャンプ)
スピリチュアル分野でWeb集客する3ステップ
スピリチュアル分野でWeb集客する3ステップは以下のとおりです。
- メディア・媒体を用意する
- 実績を作り口コミを集める
- 各メディア・媒体で実績を公表し集客する
それぞれ解説します。
STEP1.メディア・媒体を用意しよう
スピリチュアル分野でWeb集客をするなら、まずメディアや媒体を用意するところからスタートします。
活用すべきメディアや媒体は以下のとおりです。
それぞれの特徴を解説します。
Web広告集客
どのような分野でも早く集客をするなら、Web広告の活用が一番の近道です。
というのも、メディアや媒体への流入をお金で解決できるからです。
たとえば、SEO対策を施すためには早くても半年から1年程度は必要ですし、SNS集客でもフォロワーを獲得してファン化するために時間がかかります。
そのため、まずはセールスレターやLPを作成してWeb広告を使い、売上に直結する流入を獲得するところからスタートしましょう。
SNS集客
Web広告集客と同時に以下のようなSNS集客も行っていきましょう。
たとえば、Youtube用に撮影した動画素材を横展開させて、Facebookでの投稿やInstagram投稿、Xへのポスト全てに展開が可能です。
戦略的に1つの行動で複数のSNSに展開できる素材を作るように意識しましょう。
SNSで売上げに繋げる発信方法のコツは以下の記事で詳しく解説しています。
HP・ブログ集客
CPA(顧客獲得単価)の低下と問い合わせの自動化を目指して、HP・ブログ集客も取り組んでいきましょう。
Web広告では常に広告費用が発生しますし、SNS集客では投稿をし続けなければ集客はできません。
しかし、HP・ブログ集客で検索エンジンからの流入を獲得できると、何もしなくても一定期間問い合わせが発生し続けます。
コアアルゴリズムアップデートもあるため定期的なメンテナンスは必須ですが、問い合わせに掛けていた時間を削減できます。
STEP2.実績を作り口コミを集める
実績を作り口コミを集めることも大切です。
実績は心理トリガーの権威性につながり、購買行動にも大きな影響を与えます。
たとえば、次のようなスピリチュアルカウンセラー・ヒーラーの方であれば、あなたはどちらの商品・サービスを購入したいと思うでしょうか。
- A「的中率98%の実績があり、完璧に復縁できるカウンセラー」
- B「お客様はいないが、復縁に自信を持つカウンセラー」
答えは明らかもしれませんが、「的中率98%」のAカウンセラーを選ぶユーザーのほうが圧倒的に多いはずです。
このように実績を作り口コミを集めておくと、集客にも成約率にも大きく影響します。
STEP3.各メディア・媒体で実績を公表し集客する
各メディア・媒体で実績を公表し集客を強化していきましょう。
実績や口コミを定期的に公開していくことで、最初はポツポツとしか問い合わせがなかったメディア・媒体から、問い合わせ件数が増えていきます。
ただ、ここで新規の問い合わせのみに注力するのではなく、以下の施策も行っていきましょう。
- リピーター・ファンを増やす
- 集客の自動化を目指す
- 手数料の削減を目指す
リピーター・ファンを増やす
新規問い合わせ増とともにリピーター・ファンを徐々に増やす施策も同時に展開しましょう。
というのも、リピーター・ファンが増えれば安定した売上げになり、売上げの予測も立てやすくなるからです。
新規客のみに集中した集客ばかりをしていると、目の前のお客様ばかりを追いかけて適切な施策が展開できなくなってしまいます。
そのため、新規問い合わせのみではなく、そこからLTV(ライフタイムバリュー)を伸ばす施策も同時に展開してください。
集客の自動化・仕組み化を目指す
新規問い合わせのみを追っていると、集客ばかりに時間を取られお客様のケアなどに時間を使えません。
仮に毎月20人を自力で集客していて、1人あたり1時間取られているとなると、自動で集客している方とは20時間の差ができてしまいます。
キャンペーンなど短期的な集客であれば問題ありませんが、それが1年2年と続くと大きな差ができてしまうので、Webを活用し集客の自動化・仕組み化を目指しましょう。
手数料の削減を目指す
自身のメディア・媒体だけでなく、占いアプリなどのプラットフォームに所属していると、手数料だけで大きな負担になってしまいます。
このような状況ではどれだけ頑張っても、経営のために活用できる資金が増えないため、徐々に集客元から独立し、自身の集客力を身につけましょう。
たとえば、あるアプリではチャット占いでユーザー側が支払う金額が1文字8円なのに対し、カウンセラー側に入る金額は1円が最高という数字も出ています。
そのため、できるだけ手数料を削減する方法でお客様に商品を提供していきましょう。
スピリチュアルカウンセラーが自社でWeb集客するメリット
スピリチュアルカウンセラーが自社でWeb集客するメリットは以下のとおりです。
- プラットフォームやアプリに手数料を徴収されない
- ダイレクトレスポンスマーケティングが展開できる
- 集客費用があまりかからない
それぞれ解説します。
プラットフォームやアプリに手数料を徴収されない
占いの館やココナラなどのプラットフォーム・アプリに手数料を徴収されない点はスピリチュアルカウンセラーが自社でWeb集客するメリットです。
前述したようにチャット占いではユーザー側が支払う費用は8円なのに対して、カウンセラー側に支払われる費用は最大1円となっていました。
仮に自社でWeb集客に成功してチャット占いをしたとして、文字単価4円で集客すれば、ユーザー側が支払う費用は半額、カウンセラー側が受け取れる報酬は4倍です。
このようにWeb集客に成功すれば自身の収入を上げるだけでなく、お客様に良い商品・サービスを通常よりもリーズナブルな価格で提供できます。
ダイレクトレスポンスマーケティングが展開できる
Web集客ができるようになるとダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)も展開できるようになります。
DRMとは、集客→価値提供(教育)→販売の導線を構築するマーケティング手法です。
DRMを展開できるようになると、お客様から望まれて商品・サービスの購入につながるため、その後の解約率やクレーム数も少なくなります。
DRMをより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
集客費用があまりかからない
集客費用があまりかからないのも自社でWeb集客をする上でのメリットです。
プラットフォームやアプリに集客を依存すると、永続的に手数料が徴収されますが、自身でメディア・媒体を持つとランニングコストをグッと抑えることができます。
たとえば、サーバーを借りてホームページを作るとなっても誰かに依頼しなければ、ホームページは無料で作れますし、サーバー代は月々1,000円程度で済みます。
後は自身の力でWeb集客技術を学び応用するだけで、売上が作れるようになります。
ちなみに、LPやセールスレターを作成するにしてもレンタルサーバーやドメインの取得は必要なので、気になる方は以下の記事を見てみましょう。
スピリチュアル分野のWeb集客に失敗する人の特徴
スピリチュアル分野のWeb集客が上手くいかない方の特徴として、
- ターゲット・商品・ベネフィットが明確になっていない
- セールスが強すぎる
- 販売することに罪悪感を感じている
- 最新の集客ノウハウだけを欲しがる
それぞれ詳細に見ていきましょう。
ターゲット・商品・ベネフィットが明確になっていない
スピリチュアル分野だけではなく、オンラインで集客を行う場合、「ターゲット・商品・ベネフィット」を明確にする必要があります。
- ターゲット:誰に対して?
- 商品:何を提供して?
- ベネフィット:どんな未来に連れていくのか?
まずはこの3点を明確にします。
そのうえで、3点が一瞬伝わるようなキャッチコピーやコンセプトを作るようにしましょう。
ベネフィットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
セールスが強すぎる
スピリチュアルの世界は目に見えない世界です。
そのため、ユーザー側は怪しいと思う人も多く、セールスが強すぎると不信感を得がちです。
仮にセールスをして成約に至ったとしても、ユーザー側に「買わされた」という認識が出てしまうとクレームに繋がることもあります。
あくまで商品・サービスの購入を決断するのはユーザー側である認識を崩さずに、背中をそっと押すセールスを心がけましょう。
ちなみに、このセールスを活用するためには、セールスライティングを学ぶことが一番の近道です。
以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてみてください。
販売することに罪悪感を感じている
商品・サービスを販売することに罪悪感を感じているスピリチュアルカウンセラー・ヒーラーの方も失敗する恐れがあります。
販売することに対するメンタルブロックは、面談時の自信にも表れユーザーの不安を促してしまうでしょう。
スピリチュアルに関するプロであれば、自身の技術に絶対的な自信を持つべきですし、価値を提供できたのなら報酬を支払って頂くという考えも重要になってきます。
メンタルブロックに関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
最新の集客ノウハウだけを欲しがる
Web集客で失敗する人の最大の特徴は、基本を押さえずに最新のノウハウだけを欲しがる人です。
というのも、ビジネスの基本の流れは昔から変わっていません。
たとえば、2023年初頭からAIを使ったライティングが流行りましたが、文字で人を動かすという昔からの基本的な流れは変わっていません。
このように最新の集客ノウハウだけを欲しがるだけでなく、基礎基本を徹底するところからスタートしましょう。
最新の集客ノウハウは過去のマーケティング手法をマネている
最新の集客ノウハウのほとんどは、過去のマーケティング手法をマネているということは知っていますか?
SNS集客でも、Web広告集客でも、人対人のオフラインの集客でも、認知を取り、価値提供をして成約につなげるという基本の流れは変わっていません。
このように、最新の集客ノウハウの基本は過去のマーケティング手法だということを覚えておきましょう。
人間心理も変わらない
人の心理は昔からほとんど変わらず、今でも使える法則は以下のように多数あります。
これらの心理トリガーは人の行動を変えられますし、長期的に活用できるスキルになります。
そのため、最新の集客ノウハウを学ぶとともに、普遍的な心理トリガーも学んでいきましょう。
スピリチュアル分野のWeb集客の成功事例
スピリチュアル分野のWeb集客の成功事例をいくつか紹介します。
- 大幅なSEO対策でCPAを下げたAさん
- 広告運用で初期の売上を上げたBさん
- SNS運用に成功しているCさん
ちなみに私のクライアント様でこれらの集客方法を使って大きく成長した方もいるので、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
大幅なSEO対策でCPAを下げたAさん
まずはSEO対策を行ってCPAを下げたAさんの例を紹介します。
できるだけ広告費をかけずに見てもらえるサイトにしたいと考えたAさんは、次の施策を行いました。
- 対策するキーワードを戦略的に選定
- 被リンク獲得施策
- 上位表示されていない記事のリライト
結果、36記事中16記事が上位3位以内に表示されるようになり、7月時点では760流入だったサイトが半年後には1,505流入になりました。
読者が大幅に増えたことでサービスの利用者が増え、顧客1人あたりの獲得単価を下げることに成功しました。
広告運用で初期の売上を上げたBさん
続いては広告運用で初期の売上を上げたBさんの話を紹介します。
いままで広告を回したことがなかったBさんは、広告を使えば売上を上げられると聞いてLPを作成しました。
広告を出してからも毎日少しずつ数値を見ながら変えていき、最終的に1ヶ月で90人集客できるLPができあがりました。
CVRは12.51%、CPAは1,041円で5,000円〜の占いサービスを販売できるようになったので、50万円以上の売上が立っています。
SNS運用に成功しているCさん
SNSからの集客に成功した方もいます。
CさんのSNS運用はインフルエンサーのようにたくさんフォロワーを集めるのではなく、濃いファンを集めてマネタイズにつなげるものです。
最初にターゲットを決め、サービスを受けてくれそうなお客様像を1人考えます。
その後、理想とするお客様に見てもらえそうな投稿を毎日発信します。
Cさんは星占いが得意なので、今日の運勢をランキング形式で発表し、キャプション欄に問い合わせにつながる文言とハッシュタグを入れて伝えるようにしました。
すると、興味を持ってくれた方がプロフィールから公式LINEに登録してくれるようになり、お客様の獲得につながりました。
スピリチュアル分野でWeb集客する際によくある質問
スピリチュアル分野でWeb集客する際によくある質問は、以下のとおりです。
- スピリチュアル系のセッション単価はどうやって決めるの?
- スピリチュアル系ビジネスはなぜ集客が難しいの?
それぞれの質問に関して、回答していきます。
スピリチュアル系のセッション単価はどうやって決めるの?
スピリチュアル系のセッションの単価を設定する際は、以下のポイントを押さえる必要があります。
まず、自分のセッションにかかる経費を明確にしましょう。
場所代、光熱費、通信費、交通費などを含め、必要なコストを洗い出します。
これらの経費を差し引いた後の利益が、自分の収入となることを意識してください。
次に、地域の相場を参考にしてください。
都市部では90分〜120分のセッションで10,000円〜20,000円、地方では7,000円〜15,000円がスピリチュアル系のセッションの単価の相場です。
ただし、最低ラインは5,000円〜6,000円程度が目安となるでしょう。
さらに、自分のスキルや経験値、提供するセッションの独自性も価格に反映させましょう。
クライアントの満足度を高めるサービスを提供することで、適切な価格帯でもリピートや信頼を得やすくなります。
無理のない価格設定を心がけつつ、価値に見合った料金を設定することを心がけましょう。
スピリチュアル系ビジネスはなぜ集客が難しいの?
スピリチュアル系ビジネスが集客に苦戦する理由は、3つあります。
1つ目は、サービスの価値が理解しにくい点です。
スピリチュアルサービスは目に見えない要素が多いため、顧客はその効果や価値をイメージしにくく、「本当に効果があるのか」と不安を感じがちです。
2つ目は、Webサイトに専門用語を多用すると、顧客に「結局何を解決するのか」が伝わらないことが多い点です。
「○○ヒーリング」「潜在意識○○」などの専門用語は、提供者には馴染み深くても、顧客にとっては聞きなじみがない言葉のため、理解しづらいでしょう。
3つ目は、SNSやWebサイトの顧客導線の不備です。
SNSやブログで興味を持った顧客がいても、サービスの申し込み方法や問い合わせ先が明確でない場合、せっかくの購入機会を逃してしまいます。
顧客の悩みに直接応える形で価値を具体的かつシンプルに伝え、わかりやすい申し込み手順を整備することで、顧客導線を確保できるでしょう。
スピリチュアル分野のWeb集客まとめ
今回の記事ではスピリチュアル分野のWeb集客の仕方をお伝えしてきました。
スピリチュアル分野のWeb集客方法も他の業界と変わらず、
- Web広告で初期の売上を作る
- SNS集客でCPAを下げる
- HP・ブログ集客でよりCPAを下げる
上記の3つが王道の集客方法です。
私自身、全てに精通していますが、最も得意なことはWeb広告による集客です。
このノウハウを無料動画講義でお伝えしているので、気になる方は以下を参考にしてみてください。