オンライン上で気軽に商品の売買ができるようになり、ここ数年で、自分の知識や経験を商品として販売する「コンテンツ販売」をスタートする人も増えてきました。
ただ、コンテンツ販売は、最低限のITスキルや正しい商品設計、販売するためのマーケティングスキル、正しい考え方など、複数のスキルが必要です。
今日明日からいきなり販売したいと思っても、そう簡単に販売することができるものではありません。
ただ、しっかりと流れを理解して正しく進めていくことで、レバレッジが効いて爆発的な売り上げを上げることができるのもコンテンツ販売の魅力です。
そこで今回の記事では、コンテンツ販売を始める「5ステップ」やコンテンツ販売を成功させるための「コンテンツの作り方・考え方」について詳しく解説していきます。
目次(タップでジャンプ)
コンテンツ販売とは?
「コンテンツ=無形商品(情報商材・商品)」と思ってもらえれば分かりやすいです。
コンテンツ販売は、自分が持っている知識や経験、特技などを「無形商品(情報商品)」にして、オンライン上で販売していくことです。
販売するときは、知識や経験、特技などを文字に書き起こして、PDFやWebサイトに掲載したり、音声・動画などを使って購入者に商品を提供していきます。
コンテンツ販売のメリットやデメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
コンテンツ販売の始め方・作り方5ステップ
コンテンツ販売をスタートさせる時に覚えておきたい5ステップが下記の内容です。
- 販売商品の企画・設計をする
- コンテンツ(商品)を作る
- 見込み客を集める
- コンテンツ(商品)を販売する
- 顧客サポートを徹底する
基本的にはこの流れで進めて行きますが、本来はこの5つの項目をさらに細分化して、より具体的にしていきます。
それでは各パートを詳しく解説していきます。
①販売商品の企画・設計をする
5ステップの中で一番重要な部分がこの「企画・設計」です。
企画・設計がしっかりできていないと、この先の商品作成や集客などもバタバタになってしまいます。
イメージ的には旅行の計画を綿密に作る感覚です。
例えば、九州の鹿児島に旅行に行くとします。
- どんな経路で
- 何の乗り物で
- 何日間使って
- 1日目は○○で、2日目は○○で
- 宿泊先は○○で
- 概算費用はいくらで など
もちろん、旅行中に変更がでることはありますが、ある程度の計画があることで頭の中も整理できますし、安心して旅行に臨めるはずです。
ビジネスも一緒で、
- 競合はどんな会社か
- どんな人対して提供するのか
- どんな商品を作るのか
- どうやって集客するのか
- どんな媒体で販売するのか
- どうやって運用するのか など
事前に細かく計画しておく必要があります。
この作業をしておくことで、旅行と一緒で頭の中が整理され安心してビジネスに取り組むことができるようになります。
多くの人をコンサルティングさせていただいていると、この「企画・設計」のステップを飛ばしていたり、細分化されてないことが多く、ぼんやりした感覚で進めている人が非常に多いです。
ぼんやりした感覚で進めてしまうと、ぼんやりした商品でぼんやりしたビジネスになってしまうので、まずはしっかり整理することが大事です。
「企画・設計」をするとき、私は「マインドマップ」を使って思考を整理しています。思考が整理されているということは「無駄が少ない人=仕事ができる人」ですから、ぜひ活用してみてください!
②コンテンツ(商品)を作る
企画・設計が終了したら早速コンテンツ(商品)を作っていきます。
商品の具体的な作り方に関しては上の別記事で詳しく解説していますが、重要なのは「価値を高める努力をする」ということです。
- 今自分が提供できる最高の商品になっているか?
- テキスト説明ではなく、動画や音声で説明した方が良いのではないか?
- 分かりにくい点はないか? など
妥協した商品を作らないようにしましょう。
コンテンツ販売は無形商品になり、リアルで何かを販売するよりもどうしても価値が下がってしまいます。
お客様が購入した商品に満足されず、低評価のレビューを書かれてしまったり、場合によっては詐欺呼ばわりされてしまう可能性だってあります。
そうならないためにも、今持てる自分の能力を最大限発揮して商品を作っていきましょう。
③見込み客を集める
どんなに良い商品を作ったとしても、購入してもらえるお客様がいなければ意味がありません。
コンテンツ販売における集客方法は大きく分けて、
- ブログ(ホームページ)
- SNS(Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeなど)
- Web広告(Google広告、SNS広告、サジェスト広告など)
この辺りが王道の集客方法です。
資金力や得意不得意、商品と媒体の愛称があるので一概にどの集客方法が良いかは決められません。
しかし、企画段階で競合調査をするはずなので、競合がどんな媒体でどんな方法で集客をしているのかは分かるはずです。
あなたがコンテンツ販売の経験が少ないのであれば、まずは自分の商品に近い競合他社の集客方法を真似すると良いでしょう。
真似とは、画像や文章を完全にコピーするのではなく、自分なりにアレンジを加え、オリジナルの集客方法を作ることです。
- ホームページ集客を成功させるコツ!やるべき7つのポイントとアクセスを集める方法
- Google広告の始め方!初心者必見スタートアップ完全マニュアル!
- Facebook広告のやり方!初心者必見スタートアップ完全マニュアル!
- Twitter広告の出し方!初期設定から出稿方法まで初心者向けに詳しく解説
- サジェスト広告とは?低費用で爆発的に集客できる方法があった
- Instagram広告の超簡単な出し方!集客の効果を○○倍にする方法!
- Twitterのフォロワー数を増やす5ステップ!集客を加速させるポイント
- Twitterのアルゴリズム理解してる?フォロワーを増やし集客する必須知識
- 【Yahooプロモーション広告】申し込みから使い方を徹底解説!
- 【初心者必見】最初に取り組むべき3つのWeb広告!考え方と運用スキルを身に付ける
ちなみに、オンライン上で集客をするときにランディングページを作っている人もいますが、ランディングページ制作会社に依頼すると数万円~数十万円の費用が必要になります。
最初は自分でサクッと作ってしまう方が、安価でABテストもしっかり行えるのでおすすめです。
④コンテンツ(商品)を販売する
集客をしたら商品を販売していきます。
ただし、販売するプラットフォームによっては「③見込み客を集める」前に、どのプラットフォームに集客するかを考えておかないといけないので、「①企画・設計」の段階で注意して設計しましょう。
例えば、販売するプラットフォームは「独自媒体」にするのか、それとも「他社媒体」にするのか?
他社媒体であれば、情報商材が販売可能な
- ココナラ
- note
- Brain
- BASE
- Udemy など
どの媒体を使うのか?
他社媒体を使うのであれば、使う媒体に集客する設計をしておかなければいけないということです。
独自媒体であれば、「どんなシステムを使うのか?」「決済はどうするのか?」などしっかりと考えておきましょう。
ちなみに、他社媒体を使うと手数料がかなり高く取られるので、独自媒体を使って販売していくことをおすすめします。
※参考:ココナラやnoteの決済手数料約15%~20%、独自媒体の決済手数料3.7%
独自媒体でコンテンツを販売するノウハウを知りたい人は、5日間で作り上げるネット完結型 自動販売システムの無料チャレンジプログラムで学んでみてください。
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⑤顧客サポートを徹底する
コンテンツ販売は商品を購入してもらっただけでは終了ではありません。
商品を購入してもらった後のサポートによって、購入者の満足度を向上させ、別の商品を購入してもらったり、商品をリピートしてもらい、良い口コミを広めてもらうことも重要です。
永遠に新規顧客だけを集め続けるのは非常に大変です。
1顧客からのLTV(ライフタイムバリュー)fa-external-linkを向上させていくことが、売上げを安定させる秘訣です。
また、サポートを徹底することで、クレームやトラブルになりにくいというメリットもあります。
お問合せや質問などは真摯に対応し、顧客満足度を向上させていきましょう。
更に、良い評判を獲得することができれば、自然と口コミによって、商品をSNSや会話の中で紹介してくれる人が現れます。
このように自然と口コミを起こして商品を紹介してもらうマーケティング手法を「バイラルマーケティング」と言います。
バイラルマーケティングが成功すれば、広告費などを使うことなく爆発的に商品を広めることができます。
コンテンツ販売を成功させる考え方
コンテンツ販売をしていくときに、事前に理解しておかないといけない考え方があります。
ビジネスマインドとも言われる部分ですが、その中でも重要なポイントを3つ解説していきます。
ビジネスにおいては、この3つの考えを理解しておけば、コンテンツ販売だけではなく他のビジネスでも成功に近づけるはずです。
ティーチャーズピラミッドを意識する
ティーチャーズピラミッドは、その業界における「自分の位置を確認すること」です。
もっと簡単に言うと、自分の知識レベルや経験値など総合的に、10段階でどのレベルにいるかを把握することです。
例えば、あなたはブログを書き始めて5年程で経験的にも知識的にも10段階の5段階目だとします。
そうすると、あなたは情報発信をするときに「5段階目より下の人をターゲットにする」ということです。
コンテンツ販売をするときにも、「誰に商品を届けたいのか?」を明確にしておく必要があり
- ターゲットは誰なのか?
- 逆にターゲットではない人は誰なのか?
この部分を明確にすることが重要です。
誰に情報発信をするのかターゲットを明確にして、自分が位置している場所よりも下の人に対して情報発信を行っていきましょう。
ターゲット設定は非常に重要なポイントで、ティーチャーズピラミッドに関してはこちらの記事で詳しく解説しているので確認してください。
成功曲線を理解する
成功曲線を簡単に説明すると、「理想の現実と結果は違って、正かは後からやってくる」ということです。
ビジネス全般に言えることですが、すぐに結果を出そうと思ってはいけません。
特にコンテンツ販売は、物販などの「物を仕入れて売る」だけの単純な作業ではなく、商品作りやマーケティング能力も必要になります。
ちょっと努力して諦めるくらいであればコンテンツ販売は向いていないと思います。
もうちょっと頑張れば爆発的に稼げていたのに…とならないためにも、始める前から「結果は後から付いてくる」と理解しておきましょう。
コンフォートゾーンを抜け出す
コンフォートゾーンとは「安心・快適領域」のことですが、今の自分の置かれている環境や状況から抜け出し、一歩前に足を踏み出すことが重要です。
今までにコンテンツ販売はもちろん、何か自分の商品を販売をしたことがないのであれば、失敗を恐れず、今の環境から抜け出してみてください。
その先には、失敗が待ち受けているかもしれません。
でも「失敗無くして成功はない」と言うことも分かっているはずです。
自分のコンフォートゾーンから抜け出し成功への道を歩み出して下さい。
失敗しないためのコンテンツ販売5ステップのまとめ
今回はコンテンツ販売のやり方5ステップや考え方について説明してきました。
コンテンツ販売は、正しい方法で手順を進めて行けば、サラリーマンや副業の初心者でも爆発的に収益を上げることができる可能性があります。
ただ逆に、間違った方向に努力してしまうといくら頑張っても結果を出すのが難しいビジネスです。
今からコンテンツ販売をスタートさせようと思っているのであれば、まずは①企画・設計をしっかり行い間違った方向に進まないように進めて行きましょう。
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ちなみに、あなたがこれからコンテンツ販売に挑戦しようとしているのであれば、まずは絶対的に必要になる集客の基礎を学んでみてください!
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