Facebook広告のマーケティングエキスパートに直接、効果が出る「トラフィック広告」の出稿方法を教えてもらいました。
一般的にFacebook広告マーケティングエキスパートからのコンサルティングは、自分から依頼してもしてもらえるものではありません。
Facebook広告から直接連絡をもらって、初めてコンサルティングをしてもらえます。そのため、私自身もできるだけ有意義な時間にしようと色々質問させてもらいました。
ちなみに今回の動画は、私の広告アカウントの管理画面情報も表示されている動画になるので、メルマガ&LINE限定公開にさせていただきます!
設定方法はもちろん、詳細ターゲティングの考え方、効果を出すためのポイントなどを詳しく説明してもらったのでぜひ参考にしてみてください。
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ちなみに今回の記事は、【Facebook広告の始め方!初心者必見スタートアップ完全マニュアル】の「実践編」の一部なので、準備編などが終わってない方は先に確認しておいてくださいね!
目次(タップでジャンプ)
Facebook広告の「トラフィック目的の広告」とは?
Facebook広告では広告を出稿する際に、6つの項目から目的を選択する必要があり、その1つに「トラフィック」があります。
- 認知度アップ: 広告を覚えてくれそうな利用者にできるだけ多くリーチします。
- トラフィック: ウェブサイト、アプリ、Facebookショップなどのリンク先に利用者を誘導します。
- エンゲージメント: ビジネスとオンラインでやり取りし、会話を始める、動画広告を見るなどのアクションを取る可能性が高い利用者を見つけます。
- アプリの宣伝: アプリをインストールする可能性が高い利用者を見つけます。
- リード: ビジネスに関心を持っていて、連絡先をシェアしてくれる可能性が高い利用者を見つけます。
- 売上: オンラインまたは店舗で、購入などの重要なアクションを取る可能性が高い利用者を見つけます。
それではまずは、Facebookのトラフィック広告の「目的と特徴」について理解しておきましょう!
トラフィック広告の目的
上記で説明したようにFacebook広告では、キャンペーン作成時の“広告の目的”で「どんな目的で広告を出すのか?」を設定する必要があります。
その設定項目の中に「トラフィック」の項目があるのですが、トラフィック広告の主な目的は、ウェブサイト、アプリ、Facebookショップなどのリンク先に利用者を誘導することです。
トラフィック広告の特徴
トラフィック広告の特徴としては、認知を拡大させるための大量に広告を出す訳でもなく、コンバージョン広告のように成約しそうな人に広告を表示させる訳ではありません。
「リンクのクリック」や「ランディングページビュー」に至りそうなユーザーに対して広告を配信していきます。
そのため、自社のWebサイトやアプリなどへ、「アクセス数を増やしたい」と考えている場合に利用するのがおすすめです。
ちなみに、Webサイトへのアクセス数ではなく、より「コンバージョン数」を増やしたい場合にはコンバージョン広告で出稿する。
Facebookページのいいね数(フォロワーの数)を増やしたい場合は「ページにいいね広告」を出稿する。などと、使い分けていくと良いでしょう!
Facebook広告「トラフィック目的」のメリット
今回説明するトラフィック目的の広告を出稿するメリットは、
- クリック単価が安い
- リンク先へのアクセス数が期待できる
- トラフィックを増やしたい場所の指定ができる
他にも細かなメリットはありますが、最低限覚えておきたい内容を説明していきます!
クリック単価が安い
トラフィックを目的にした広告を出稿した場合、1クリックあたりの単価が下がるようにFacebook広告が最適化をしてくれます。
もちろん、出稿する画像や動画などのクリエイティブによって金額が変わるので、一概には言えませんが1クリック100円を切るくらいの単価で広告を出稿することは難しくありません。
リンク先へのアクセス数が期待できる
Facebook広告の公式説明でもある通り、トラフィックを目的にした広告は「ウェブサイト、アプリ、Facebookショップなどのリンク先にユーザーを誘導する」ことが目的の広告です。
そのため、アクセス数を集めるには非常に効果的です。
また、Facebook社(Meta社)は世界的な大企業で、持っている顧客データや最先端の技術が沢山あります。
そんなデータや技術を活用して、リンクをクリックしてくれそうなユーザーに広告を配信してくれるので、一般的には自分で届けることが難しいユーザーにも商品やサービスを届けることができます。
トラフィックを増やしたい場所の指定ができる
トラフィックを増やしたい場所(アクセスを集めたい場所)を5つの項目から選択することができます。
- ウェブサイト
- アプリ
- Messenger
- 通話
商品やサービスに応じて使い分けることで、効率の良い広告を出稿できるようになります。
Facebook広告「トラフィック目的」のデメリット
トラフィック目的の広告を出稿するデメリットについても理解しておきましょう。
同じユーザーに表示されやすい(フリークエンシーの上昇)
フリークエンシーとは「同じユーザーに同じ広告が配信された頻度」のことです。
下記画像のように、フリークエンシーは管理画面上で確認することができます。
トラフィック目的を選択すると、Facebook広告の最適化では「クリックされやすい人に向けて広告を配信」するので、同じユーザーでもクリックされやすいと判断されると、何度も広告を表示してアプローチします。
そのため、フリークエンシーは上昇しやすい傾向になります。
個人的なトラフィック目的の広告では、フリークエンシーの目安としてはMAXでも2.5以下で運用した方が良いと感じています。
あなたも経験があるかもしれませんが、同じ広告が何度も表示されると嫌な思いをする人も現れます。
そうすると、「否定的なコメント」や「報告」や「非表示」などの行動を取られて、配信優先順位が下がってしまい、広告のクリック単価が上昇してしまう可能性があるので注意が必要です。
コンバージョン率が低い
何度もお伝えしていますが、トラフィックを目的にした広告は「リンク先などにアクセスを集めること」が目的の広告です。
そのため、コンバージョンを目的にした広告に比べると非常に成約率(コンバージョン率)が落ちる傾向にあります。
もちろんアクセスを集めた先のWebサイト(ランディングページ)なども、成約率で重要な要素になりますが、そもそもの広告を配信するターゲット自体が違うということを理解しておきましょう。
トラフィック目的の広告を効果的に活用する方法
トラフィック目的の広告を、より効果的に活用する方法について説明していきます。
リターゲティングのためにデータを取得する
トラフィック目的の広告を出稿することによって、ある程度Webサイトへのアクセス数を増やすことができます。
それはどういうことかと言うと、「少なからず商品やサービスに興味があるユーザー」ということです。
このような「少なからず商品やサービスに興味があるユーザー」のリストを自動で作成することができるので、このリストに対して再度広告を配信する「リターゲティング」を行うことができます。
リターゲティング広告はFacebook広告だけではなく、Google広告などの他の広告媒体でも使用することができます。
このようにリターゲティングを前提にして、まずはトラフィック目的の広告を使って「商品やサービスに興味があるユーザー」のデータを取得するのも効果的です。
類似オーディエンスで更に効果的な広告を配信する
上記で説明したように、「少なからず商品やサービスに興味があるユーザー」のリストを作成して広告を配信していきながら、同時に「類似オーディエンス」を作って広告を配信することもできます。
「少なからず商品やサービスに興味があるユーザー」の「類似オーディエンス」になるので、興味があるユーザーと同類層(似たユーザー総)へ広告を配信することができます。
また上の画像のように、商品を購入したユーザーなどの「類似オーディエンス」を作成することもできるので、非常に効果的に広告を配信することができます。
類似オーディエンスの作成方法は「カスタムオーディエンス」から作成することができます。こちらの記事で詳しく解説しています。
Facebook広告のトラフィック目的の広告について最後に
今回はFacebook広告の「トラフィック目的の広告」について説明してきました。
Facebook広告には沢山の広告出稿方法があり、初心者にとっては難しく感じてしまうかもしれません。
しかし、Facebook広告に限らずWeb広告全般に言えることですが、慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。
逆に、商品やサービスによって広告の出稿方法を変えられるので、より効果的に広告を出稿することができるので、あなたの集客を加速させることは間違いないはずです!
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最後に一言!
「コンバージョン目的の広告」ではなく、「トラフィック目的の広告」でランディングページやクリエイティブの反応を図るのも良いですよ!
Facebook広告だけではなく集客の仕組化や、集客から売上げに繋げる仕組み作りを無料で学べるので気軽に参加してみてくださいね。