個人事業主で飛び込み営業ばかりしているが、何とか営業以外にも時間を割けるようにしたい、と考えている方も多いはずです。
仕事の獲得と営業は切っても切り離せず、どのように自動化を進めるべきか迷うことも多いです。
当記事では個人事業主が飛び込み営業に頼っていると起こることを解説しながら、営業からマーケティングに移行する方法も併せて紹介します。
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個人事業主が活用すべきWebマーケティングへ
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個人事業主が飛び込み営業に頼ると起こること
個人事業主が飛び込み営業に頼ると起こることの一例は次のとおりです。
- 営業に掛ける時間が多くなり、実務ができない
- カスタマーサービスを充実できずリピーターが獲得できない
- 新規の営業先ばかりで安定性がなくなる
それぞれ解説します。
営業に掛ける時間が多くなり、実務ができない
飛び込み営業は自身が動いて、見込みになるかもしれない店舗などに営業を掛けなければならないため、実務の時間を確保できない恐れがあります。
個人事業主は外注事業者を活用していない場合、営業→納品→アフターフォローまでを自身で行わなければならない点に注意しましょう。
たとえば、営業で案件を獲得できたまでは良かったが、その後の納品でトラブルが発生してしまえば意味がありません。
飛び込み営業は事業主自身が動かなければならないため、その他の時間にも配慮が必要です。
カスタマーサービスを充実できずリピーターが獲得できない
実務部分に時間を掛けられなかった場合、カスタマーサービスを充実できずリピーターが獲得できません。
というのも、営業はあくまで仕事の受注に関する業務であり、信頼関係を築くのはその後のカスタマーサービスだからです。
たとえば、依頼された仕事をこなし、修正があればすぐに直すといった態度がリピーター獲得に繋がります。
このように飛び込み営業ばかりで新規開拓をしていると、カスタマーサービスが充実できなくなり、リピーターを獲得できません。
新規の営業先ばかりで安定性がなくなる
飛び込み営業は基本的に新規の営業先を探し回ることになるので、安定的な仕事の受注が難しくなります。
取引のある方からの紹介なども発生しないため、受注率も安定しません。
もちろん営業の技術を磨けば新規の案件を獲得できるようになりますが、口コミや評判による紹介に勝る営業はないと考えましょう。
個人事業主が飛び込み営業に頼らずに仕事を獲得する方法
個人事業主が飛び込み営業に頼らずに仕事を獲得する方法の一例は次のとおりです。
- プラットフォームを活用する
- クラウドソーシングサイトを活用する
- Webマーケティングを活用する
それぞれ解説します。
仕事獲得方法①プラットフォームを活用する
個人事業主が仕事を獲得するのであれば、ホットペッパーやぐるなびなどのプラットフォームを活用してください。
業種業態ごとに無料で掲載できるプラットフォームが無数に存在しているので、検索をしながら進めると良いでしょう。
たとえば、フリーランスの方であれば、フリーランス名鑑などに登録すれば仕事の獲得に繋がりやすいです。
その他にも仕事獲得後にいくらかの手数料を支払う形式のプラットフォームがあるので、できる限り登録してください。
仕事獲得方法②クラウドソーシングサイトを活用する
在宅で仕事を獲得するならクラウドソーシングサイトも有効です。
クラウドソーシングサイトとは仕事を発注したい人と仕事を獲得したい人をマッチングさせるプラットフォームです。
ランサーズやクラウドワークスなどのサイトがあり、一定の手数料が必要ですが、初案件獲得に役立ちます。
ただし、発注単価は安価になっているので注意してください。
仕事獲得方法③Webマーケティングを活用する
クラウドソーシングサイトへの登録までが完了したら、Webマーケティングの活用に移りましょう。
Webマーケティングとは、広告運用やSNS、ホームページを活用して行うマーケティング手法を指しています。
仕事獲得で常に営業をし続けるよりも、マーケティングを活用して問い合わせを半自動化することがおすすめです。
すると、カスタマーサポートなどに十分な時間を活用できるようになるので、リピーター獲得にも繋がります。
個人事業主が活用すべきWebマーケティング
個人事業主が活用すべきWebマーケティングの一例は次のとおりです。
- Web広告で短期的に売上をアップする
- SNS運用をして認知度を獲得する
- HP・ブログを活用してSEO対策をしておく
それぞれ解説します。
Web広告で短期的に売上をアップする
最短で売上アップを目指すのであれば、Web広告を活用して問い合わせを獲得する方法がおすすめです。
Web広告とは、キーワード検索をした際に見やすい位置に表示されるリスティング広告やSNS上に表示されるSNS広告などがあります。
多数の種類がある中で自身の予算感などを見ながら、適切な広告を活用してください。
SNS運用をして認知度を獲得する
SNS運用をして認知度を獲得することで飛び込み営業に頼らずに仕事を獲得することも可能です。
SNSはプラットフォーム上に既に多数のユーザーがいるので、適切な発信活動をするだけで認知を獲得できます。
たとえば、Webライターのようなフリーランスの場合は、ポートフォリオや仕事の実績を発信すると良いでしょう。
すると、仕事を発注したいユーザーから連絡が来るようになり、受注に至ります。
HP・ブログを活用してSEO対策をしておく
HPやブログを活用してSEO対策をすることも飛び込み営業をしなくても仕事獲得に繋がるアクションです。
SEO対策とはGoogleに何かしらのキーワードを入力した後に、1ページ目の特に1〜3番目にホームページやブログを表示させる技術を指します。
SNS運用と違い発信をしても誰にも見られない恐れもあり、アルゴリズムの難しさと相まって対策が難しいかもしれません。
しかし、マーケティングの無料化・半自動化を進められる対策でもあるので、同時並行で進めておくことをおすすめします。
MEO対策にもホームページ・ブログは必須
Googleマップで目立つ位置に表示させるMEO対策も、個人事業主が飛び込み営業しなくても仕事を獲得できるWebマーケティング施策の1つです。
ただし、ホームページやブログを持っていないとマップ上に表示されたとしても、問い合わせに発展できません。
そのため、簡素なサイトで良いので、必ずホームページやブログは用意しておいてください。
個人事業主の飛び込み営業まとめ
今回の記事では個人事業主が飛び込み営業に頼らずに仕事を獲得する方法を解説してきました。
飛び込み営業ばかりしているとカスタマーサービスを充実できないため、その後の口コミによる紹介に繋がりません。
やはり営業に掛ける時間は効率化し半自動的に仕事を獲得できるようにしたほうが良いです。
特筆すべきスキルがなくても広告運用であれば、最短で問い合わせ獲得できる可能性があるので、気になる方は以下を見てみてください。
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