ホームページで集客を加速させたいけど、どのように行えばいいかがわからないといった方も多いでしょう。
ホームページを運用するといっても、SEO対策やMEO対策、果てはSNSや広告運用まで幅が広すぎてげんなりしている気持ちもあるはずです。
当記事では、ホームページの集客を加速させるための方法を網羅的にわかりやすく伝え、どうすれば最短で売上につながるのかまで解説していきます。
目次(タップでジャンプ)
ホームページで集客する方法
ホームページで集客する具体的な3つのステップは次のとおりです。
- ホームページを作成する
- SEO対策・MEO対策を行う
- 問い合わせ導線を整える
ホームページはただ単に作成すれば終わりではなく、各種対策と問い合わせ導線を整えることで集客を半自動化できるようになっていきます。
それでは早速見ていきましょう。
STEP1.ホームページを作成する
ホームページで集客をするためには、ホームページの作成から行っていく必要があります。
作成時の費用は0〜数百万円と幅が広いため、あなたの予算感にあった作成方法を選びましょう。
- 自力でサーバーを借りて作成する
- 0円でホームページを作ってくれる業者に依頼する(ランニングコスト大)
- 数十〜数百万円で専門業者に依頼する(イニシャルコスト大)
理想的なホームページ作成方法は、自力でサーバーを借りて作成してから専門業者に依頼して大規模な改修を行うことです。
現在ではワードプレスを使うと簡単にスタイリッシュなホームページを作成できるので、以下の記事を確認しながら、立ち上げをまずは行ってみましょう。
企業がホームページを作る効果はある?
ホームページを作成するにあたって本当に作って意味があるのかと悩む方もいらっしゃいますが、そもそも作らなければ他の集客手段を使うしかありません。
しかし、集客方法は足し算で行ってはじめて効果を発揮するものなので、他の集客方法とあわせてホームページも準備段階で作成しておくといいでしょう。
ホームページで集客するためには、徐々にドメイン(ホームページの住所のようなもの)の力を貯めていく必要があるため、時間が掛かることも念頭に置いてください。
逆に即効性を期待するなら、SNS集客もしくはWeb広告・SNS広告を駆使することをおすすめします。
上記2点について詳しく解説している記事があるので、参考にしてみてください。
ホームページに最低限必要なページ
ホームページを作成するときには、以下の最低限必要なページを揃えておきましょう。
- トップページ
- 商品紹介ページ
- 会社紹介ページ
- お問い合わせページ
- よくある質問
たとえば、商品紹介ページにはきちんとしたサービスの値段を書くといった細かいルールがあります。
これらのページを揃えておくことで、ユーザーがホームページに訪れたときに問い合わせするかどうかを判断できるようになるでしょう。
逆に何もなければGoogleなどの検索エンジンから入ってきたユーザーは、判断する基準すらないため何の行動も起こせません。
より詳しくホームページの各ページに書く内容を知りたい方は次の記事が参考になります。
STEP2.SEO対策・MEO対策を行う
企業として適切なホームページを作成したら、検索エンジンからのユーザー流入を増やすためにSEO対策とMEO対策を行っていきます。
SEO対策は徐々に対策を行っていくもので、MEO対策は比較的即効性のある対策のため、行う順番は、次のとおりです。
- MEO対策
- SEO対策
この順番でどのようなことを行っていくかを確認してみましょう。
MEO対策とは
MEO対策とは、Google Mapで上位表示をされるための対策と考えて問題はありません。
MEO対策をするためのステップは非常に簡単です。
- Googleアカウントを作成する
- Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録する
- 詳細情報を入力する
たったこれだけのステップでGoogle Mapに表示されるようになります。
ただし、ここから「地域名×業種・業態」で検索されてマップ上の目立つ位置に表示されるためには、口コミ数を集めたり、毎日Googleビジネスプロフィールに投稿を行ったりなどが必要です。
より詳しくMEO対策を解説した記事は以下になるため、参考にしてみてください。
SEO対策とは
SEO対策とは検索エンジンを利用しているユーザーが、あるキーワードを入力した際に検索画面で上位表示される施策を指します。
たとえば、キーワードボリュームを検索するツールである「aramakijake」を検索した結果次のような検索画面が開きます。
すると、検索結果1位にはサービスを提供するサイトと2位にはサービスを紹介する記事が掲載されていますね。
このように検索結果1ページ目の上位を目指すための施策がSEO対策といわれます。
ただ、半自動的に集客ができる方法であるため、複雑なアルゴリズムを理解する必要があります。
以下の記事では、ホームページのSEO対策を行うためのエッセンスを詰め込んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
STEP3.問い合わせ導線を整える
ホームページである程度流入が増えてきたら、問い合わせ導線を整えるところから改善をしていきましょう。
ホームページを作る目的はあくまで売上アップのためなので、その他のブランディングや認知度アップは一旦おいておいて大丈夫です。
より詳しく改善方法をお伝えすると次のとおりになります。
- コンテンツの分析方法を知る
- 問い合わせにつながるCTA(ボタン)の設置
それぞれ見ていきましょう。
コンテンツの分析方法を知る
問い合わせ導線を整えるためには、まずコンテンツを分析をしてユーザーが問い合わせの動線に乗っているかどうかを確認します。
というのも、そもそもコンテンツにアクセスがあってもすぐにページから離脱していたら意味がないからです。
具体的にコンテンツの充実度を調べる方法にはGoogle Analyticsを使用しましょう。
Google Analyticsを利用して左から順番にクリックしていくと、上記のページが表示されます。
このなかでも「平均エンゲージメント時間」に着目して、次のような状況であればコンテンツの充実や読みやすさを意識した作成をしましょう。
- ユーザーが多数訪れている
- 平均エンゲージメント時間がコンテンツに反比例して短い
上記のような状態になっていたら、「ユーザーが求めている情報と異なる」状態にあると考えコンテンツの変更を行ったほうがいいでしょう。
問い合わせにつながるCTA(ボタン)の設置
コンテンツの充実を図りながらも、「問い合わせページへのアクセスが増えない」場合には、全ページに表示されるCTAボタンを作成したほうがいいでしょう。
CTAとはコールトゥアクションの略称であり、ユーザーの行動を促す施策全般を指しています。
たとえば、私(山口)のホームページでは以下のようにCTAボタンを配置しています。
コンテンツからきちんとしたCTAへの導線を引いていれば、およそ6〜10%のクリックが発生するようになっているため、まずはこの数値を目指してみるといいでしょう。
なお、ここまで解説してきた導線構築に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ見てみてください。
ホームページへの集客方法はSEO対策だけではない!?
ホームページへの集客方法というと、多くのサイトではSEO対策やMEO対策が伝えられていますが、これらだけが問題になっているわけではありません。
具体的にSEO対策以外の集客方法をお伝えすると次のとおりです。
- コンテンツSEO集客
- SNS集客
- SNS広告・Web広告での集客
- プレスリリース
それぞれ順番に解説します。
コンテンツSEO集客
ホームページへの集客方法とは別にブログを使ったコンテンツSEO集客といった方法があります。
コンテンツSEOとは、あるキーワードに対してSEO対策の施された記事を書いて検索エンジンからの流入を獲得する方法です。
冒頭部分でお伝えした、「aramakijake」の検索結果をもう一度見てみましょう。
2番目の検索結果がコンテンツSEOを行った結果、上位表示されている例です。
このようにあなたの事業と関連のある売上に直結するキーワードでSEO対策を行うと、流入が増え問い合わせも増えます。
なお、コンテンツSEO行う上での勝てるキーワードの選定方法は以下の記事にまとめています。
SNS集客
またホームページへの流入を増やすための方法は、SEO対策やコンテンツSEOといった方法だけではなく、SNSでの集客でも可能です。
SNS集客とは、Twitterやinstagramを使ってフォロワーを獲得し、購入につなげる集客方法を指しています。
昨今では、SNSからホームページにリンクを送り、購入につなげるマーケティング手法が短期的に売上を上げる方法として取り組まれています。
SNSは運用から売上発生までがホームページやブログと異なり短いため、誰でも取り組みやすいのが特徴です。
より詳しくSNSでの集客を知りたい方は次の記事を読んでみてください。
SNS広告・Web広告での集客
SNS集客がホームページやブログよりも短いスパンでの売上アップにつながる施策なら、SNS集客よりも短いスパンで効果が期待できるのが広告です。
具体的にはSNS広告とWeb広告があり一定の費用を支払うことで、誰もが目に付きやすい場所にLP(ランディングページ)を掲載・配信してもらえます。
とはいえ、広告を使った集客方法も戦略を立てて行わないと、無駄な費用がかさむため注意しましょう。
SNS広告・Web広告でのおすすめ集客方法
SNS広告やWeb広告でおすすめの集客方法は、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)です。
ユーザーに公式LINEやメルマガへの登録を促して、そののち教育フェーズを挟んで購入を促していきます。
この方法を使えば、多くのユーザーにあなたのサービスのいいところを伝えられ、無理なセールスをしなくても自然に購入につなげられます。
DRMについての詳細情報は以下の記事でわかりやすく解説しているので、知りたい方は見てみてください。
SNS広告・Web広告での一般的な成果
DRMを行うためにはお客様となってくれる方のリストを取得していくことです。
というのも、何かしらの配信を行うのにお客様になる方がいなければ、配信しようにも何もできないからです。
たとえば、リストを取得するだけなら、目に見えて効果のある無料オファーを駆使して短いLPを作れば簡単に登録を促せるでしょう。
私の場合では、広告をクリックすればおよそ30〜40%程度の方が登録してくれる短いLPを作成できますし、一般的な成果としても妥当です。
リスト取得型のLPはとにかくオファーが効果をもたらす可能性が高いので、「無料のものほど本気で作る」を徹底してください。
プレスリリース
ちなみに短期的にアクセスを増加させて認知を増加させる施策として、プレスリリースを配信する方法もあります。
プレスリリースとはニュースを大量のPVを集めているサイトの力を借りて配信する方法であり、1回の配信で3万円程度の配信料が必要です。。
そもそも多くの流入を持つサイトの力を借りるので、大きな流入につながる可能性が高く、メディアからの取材なども受けられる可能性もあります。
とはいえ、知名度が高くなければ、認知度アップにはつながらないため、まずは売上を作ってから考えるべき施策でしょう。
集客に強いホームページを作るコツ
集客に強いホームページを作るコツは次のとおりです。
- PDCAを回し続ける
- SEO記事を作成する
- 商品力を高める
- 情報更新の頻度が多い・最新を目指す
- ユーザーファーストの作りになっている
- 実績や解決事例を提示する
それぞれ解説します。
コツ①PDCAを回し続ける
集客に強いホームページを作るコツの一つ目は、PDCAを回し続けることです。
ホームページの改善は一朝一夕にできるものではありません。
主にGoogle Analyticsを見ながら滞在時間を確認し、ユーザーにとってためになるコンテンツがホームページに揃っているかを確認してください。
コツ②SEO記事を作成する
続いてはホームページ全体の力を強くするために、コンテンツSEOで記事を作成して検索結果上位を目指していきましょう。
ただ注意しなければならないのは、流入数ばかりを気にするのではなく売上に直結するSEO記事を作成していくことです。
たとえば、「いいお医者さんになる方法」と「腕のいい歯医者さん」というキーワードがあれば、どちらが購入に直結しやすいかはわかりやすいはずです。
繰り返しになりますが、あくまでSEO対策は売上につなげることを前提に戦略設計をおこなっていきましょう。
コツ③商品力を高める
どれだけホームページに多くのユーザーが集まっていても、商品力が弱ければ購入には至りません。
というのも、商品に価値を感じてくれなければ、お客様は購入しようとも思わないからです。
具体的に商品力の高い商品を開発する方法をお伝えすると次のとおりです。
- ニッチなジャンルをリサーチする
- あなたが高付加価値を提供できるものにする
- テストマーケティングを行って実績を作る
上記3点を掛け算することで、商品力は高まります。
あくまで掛け算になるため、どれかが欠けていては商品価値がゼロになってしまう点に注意しましょう。
コツ④情報更新の頻度が多い・最新を目指す
ホームページを作成したら情報更新の頻度や最新性を意識してください。
というのも、最近のGoogleアルゴリズムではフレッシュネス指標が導入されていて、情報が最新だと上位表示される傾向にあるからです。
たとえば、ホームページのお知らせ欄の更新が滞っているような場合には、すぐに対策を行って情報の更新性を意識してください。
ホームページ情報の更新もGoogleなどの検索エンジンから評価されています。
コツ⑤ユーザーファーストの作りになっている
最後はホームページがユーザーファーストの作りになっているかを確認してください。
ほとんどのホームページがスマホ画面でデザインが変わるように設定されているはずです。
しかし、ホームページを作成してから長い時間が経っていると対策されていない可能性もあります。
また対策されていたとしても、次のようなホームページになっていないかを確認しましょう。
- ページの表示速度が遅い
- スマホでタップできる要素間が狭くなっている
たったこれだけを改善するだけでも、順位が向上する可能性があります。
なお、ユーザーファーストになっているホームページかどうかを確認する方法は以下の記事で詳細に解説しています。
コツ⑥実績や解決事例を提示する
Web集客を考えるなら、ホームページに解決事例や施工事例などの実績を載せることはとても重要です。
これがあることでユーザーは信頼性や実力を感じとることができ、安心してサービスを利用しやすくなります。
特に新規の顧客に対しては、他の顧客の成功事例や問題解決の実績が示されることで信頼が増し、問い合わせや契約に結びつきやすくなるでしょう。
こちらの記事でも、「ホームページなどに記載された実績や解決事例をチェックすることの重要性」が紹介されています。
債権回収に強い弁護士の特徴とメリット|「ベンナビ債権回収」でお金を回収
ユーザーに対して自身(自社)の経験や実力を分かりやすく提示するために、ホームページには実績や解決事例を載せたページを作成するのがおすすめです。
SEO集客に強いホームページ制作はたくさんの費用が掛かる
とはいえ、SEO集客に強いホームページを作るにはたくさんの時間が掛かりますし、外注しようにもプロにお願いすると費用が掛かります。
具体的にどれくらいの費用を掛ければいいのかをお伝えすると、次のとおりです。
SEO対策項目 | 費用 |
ホームページ制作 | 0〜数百万円 |
SEOコンサルティング費用 | 15万円〜/月々 |
記事作成費用 | 30万円(文字単価2円×5,000文字×30記事) |
おおよそイニシャルコストを考えれば数十万円掛かり、ランニングコストも15万円程度は最低限必要だと考えておくといいでしょう。
とはいえ、Web集客に明るければ、記事作成費用やホームページ制作、SEOコンサルティング費用もカットできるため、数万円で集客に強いホームページ作成も可能です。
ホームページ集客に費用を掛けずに売上を伸ばす方法とは?
では、Web集客に強くない方が費用を掛けずに売上を伸ばす方法はないのかといわれると、そうではありません。
具体的に費用を掛けずに集客をして売上アップを目指すには、以下の方法を使ってみましょう。
- 商品設計をきちんと行う
- DRMの仕組みを知る
- 広告からメルマガ登録を促し教育を行う
特にイニシャルコストやランニングコストを準備できない方にとって、DRMは非常に心強い味方になってくれるはずです。
ホームページ集客はSEO対策だけにこだわる必要はない!
今回の記事ではホームページで集客するための方法やコツをお伝えしてきました。
ホームページでSEO対策をするためには時間が掛かりますし、SNS集客をしようにも初月からいきなり売上が上がることはまれです。
であれば、最も最短で売上を上げることを考えると、初期費用を準備して広告運用を低額からでもスタートしてみるのがベストな方法といえます。
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