オンラインビジネスで集客するには「情報発信」は不可欠です。
しかし、初心者でビジネスを始めて間もないときは、
- 実績がないと発信できない(集客できない)
- 実績を作ってから情報発信していく
- まずは勉強して知識を付けてから情報発信する など
まずは自分に力を付けてから情報発信をしようとする人が多くいます。
もちろん、知識や経験があれば良いですが、実は「情報発信」においては特別な実績やスキル、能力は必要なく、今すぐにでも情報発信をすることができます。
そこで今回の記事では、実績がない状態からでも情報発信をして集客し、商品を販売していくための5ステップについて解説していきます。
目次(タップでジャンプ)
情報発信の集客に実績は必要なのか?
冒頭にも書きましたが、ビジネス初心者はどうしても「実績や知識経験」にこだわってしまいます。
- 経験がないといけない
- 知識がないと情報発信できない
- 集客するには実績が必要だ など
もちろん、「全てあった方が良いのは間違いありませんが、なくても問題ない」と言うのが結論です。
では、実績がない状態どのようにして情報発信をしていくのか?
その答えは「学んでる姿を発信する」と言うことです。
あなたがメンターや指導者から学んでいる姿、そのものを発信していけば良いのです。
ちなみに補足として、「実績・知識・経験がないと情報発信できない…」と思うことは、ごく自然なことです。
私たちは日々の生活の中で「権威性」fa-external-linkに影響されて、何か情報発信をするときには「肩書が必要」だと思っているからです。
権威性は心理効果の一種で、
- ○○さん監修!
- ○○の資格保有
- 数字の実績(売上げ・販売数・集客数) など
有名人や著名人の名前を借りたり、実績などを具体的に示すことで、読者に対して「この人は(物は)凄いんだろうな~」と思わせ信用を得る手法です。
日常的に、私たちはこの「権威性」に触れているので、潜在的に「実績・知識・経験がないと情報発信できない…」と思わされているのです。
『病院の先生が言うんだから、この薬を飲んでおけば間違いないだろう。』これは紛れもなく、権威性により自分が納得してしまっている証拠です。
また情報発信においては、「ティーチャーズピラミッド」の考えで発信をしていくので、その分野で1番になる必要はなく、価値を提供できる人に情報を伝えていくという考えを持つと良いでしょう。
情報発信で実績ゼロから集客して販売する5ステップ
それでは、実績がなくても情報発信をして集客から販売までを行う5ステップについて説明します。
人それぞれ段階が違うと思うので、自分に合ったステージからスタートしていきましょう。
流れは
- 自己投資して学ぶ
- 情報発信を始める
- 見込み客リストを取得する
- 予告や事前告知
- 募集・販売の開始
この5ステップで進めていくことで、初期段階で実績がなくてもスムーズに集客から販売まで行っていくことができます。
それでは各項目説明していきます。
【ステップ1】自己投資して学ぶ
まず最初のステップでは「学ぶ」にフルコミットします。
- 本・電子書籍
- オンライン商品
- セミナーへの参加
- コンサルティングの受講 など
まずはしっかり自己投資して学ぶことが重要です。
私自身も今でも学びは止めていませんし、プロフィールにも書いていますが「人生死ぬまで勉強」することが大事だと考えています。
ただし、大事なのは「正しい学びをする」ことです。
今の時代これだけネットが普及していて情報が出回っているので、検索すればほとんどのことが学べますが、間違った情報も多くあります。
また、情報過多ゆえに迷ってしまう可能性もあります。
やはり一番のおすすめは、コンサルティングを受講して、専門家に直接教えてもらう方法が一番良いです。
コンサルティングを受講することで、独学で勉強して5年10年必要な時間を、3ヵ月や半年にすることだってできます。
私自身も、同じメンターから今でもコンサルティング受講させてもらっています。
それは私自身のスキルアップはもちろん、私のクライアントに最新の新たな情報提供や学んでいる姿を見せたいからです。
ステップ1ではまず、「学びを止めず、正しく学ぶこと」意識して進めて行きましょう。
【ステップ2】情報発信を始める
ステップ2は「自己投資して学んでいる姿をブログやSNSなどのメディアで発信する」ということです。
実績は作り上げるもので、最初は誰だってゼロの状態からスタートです。
ですので、この段階では「集客する」という考えは持たずに、学んだこと、感じたこと、想いを発信していきます。
本気の姿や勉強熱心な姿、投資して頑張っている姿を見ると自然と応援したくなるのが人間です。
意外かもしれませんが、実はこのような人間味がある生の情報発信は、特別なノウハウや技術よりも人を引き付けることができる場合もあります。
この段階で、あなたの情報発信に興味を持ってくれた人は、未来のお客様になってくれる可能性もあるので、ありのままの自分を発信していきましょう。
もちろん、学んでいる姿だけではなく、実際に学んだ内容で有益な情報も含めて情報発信していくことで、発信する内容に困ることもないはずです。
それでも内容に困っているのであれば、それはインプットの量が少ないということです。
まずはステップ1の自己投資をして学ぶ項目を再度考えてみましょう。
ちなみに、情報発信というのは「自分がインプットした知識をアウトプットし定着させる」という意味も含まれています。
学んだことをどんどんアウトプットして、自信の復習や知識の定着に活用する感覚で気軽に発信していきましょう。
【ステップ3】見込み客リストを取得する
ステップ2でも書きましたが、学んでいる姿をSNSやブログで情報発信しているだけでも、あなたのことを応援したい人や興味がある人が集まってくれます。
そういった人の顧客情報を獲得して、連絡が取れる状態を作っておきましょう。
オンラインビジネスでの顧客情報とは「メルマガやLINE」への登録のことを指します。
このような顧客情報を活用したマーケティングを「リストマーケティング」と言いますが、リストマーケティングは江戸時代から続く代表的なマーケティング手法なので、ぜひ覚えておいてください。
顧客情報を獲得しておくと、メールやLINEでこちらから好きなタイミングで連絡をすることができるので、今後、商品を販売していくときにも非常に重要になります。
ただし、「単に登録してください」ではお客様は登録するメリットがありません。
ですから、何かをプレゼントするなどして「登録してもいいかな~」と思ってもらえるようにしておきましょう。
ちなみに、ビジネスで安定的に、爆発的に売り上げを上げている経営者さんは必ずと言っていいほど「リスト集客」を行っています。
最初の段階からリスト集客を行っていくように心がけていきましょう。
【ステップ4】予告や事前告知
ステップ3までは営業感を出さずにひたすら「情報発信をして顧客リストを獲得する」というステージでした。
ある程度の顧客リストが獲得できたら、その見込み客に対して「商品やセミナー、企画などの予告」を行っていきます。
いきなり登録してあるメールアドレスやLINEに商品販売や企画の連絡をするのではなく、見込み客に「そんな企画があるんだ~」と、見込み客の気持ちをセットアップする予告を行います。
「○月〇日○○時に待望の○○(商品名や企画名)を開催します!」などと、事前に告知を行っておくことで、あなたに興味がある見込み客であれば、少なからず商品にも興味を持ってくれるはずです。
【ステップ5】募集・販売の開始
見込み客のセットアップが終わったら「募集や販売」を開始していきます。
ちなみに、オンラインセミナーを開催したり、商品を販売するときは、必ず限定性を付けるようにしましょう。
限定性とは
- セミナーの申込みは○日○時まで
- 特別割引は○日間限定
- 先着○○名 など
『限定性(希少性)のないセールスはセールスではない』と言われるほど、限定性のトリガーfa-external-linkは重要です。
また、商品を単にプッシュするのではなく、お客様を理想の未来に連れていく「ベネフィット」をしっかり提示して訴求していきましょう。
【番外】顧客満足度を意識する
商品を購入してくれたお客様の「顧客満足度」を上げるように意識しましょう。
これだけSNSが普及した時代で、お客様への対応を疎かにすると悪い書き込みをされてしまうこともあります。
逆にしっかりサポートをして、お客様に良い印象を持ってもらうことで、良い口コミが発生します。
良い口コミを自然と発生させ、商品を告知していくマーケティング手法を「バイラルマーケティング」と言いますが、自分で広告費を使わずに爆発的に拡散することもできます。
先ほども書きましたが、これだけSNSが普及して誰でもどんな情報でも気軽に発信できる時代からこそ、商品販売後のお客様サポートを徹底していきましょう。
情報発信で気をつけるポイント
情報発信において気を付けるべきポイントは「誰に発信しているのかを自分が理解しておく」ことです。
例えばこの記事であれば「情報発信の初心者や今から始める人に向けて、今すぐ情報発信を始める方法」を説明した記事です。
1記事、メール1通、1投稿(1ツイート)に対して、誰に何を届けたいかを自分で明確にしておきましょう。
同時に、できるだけ一貫して関連性のある内容を書くようにしましょう。
例えば、いつもはマーケティングの投稿しているのに、いきなりダイエットの投稿ばかりになったり…
絶対に関係ないことを投稿してはダメな訳ではありませんが、関連性がある投稿を続ける方が、投稿を見ているユーザーは違和感を感じません。
今まで情報発信をしたことがないのであれば、まずは、自分が学んでいることに関して一貫した発信を心がけてみましょう。
情報発信を成功させるビジネスマインド
情報発信を成功させるには「ビジネスマインド」は非常に重要です。
特に情報発信を初めてする人にとっては、不安な部分も多いと思いますし、考え方についても少し解説しておきます。
→事業やビジネスで失敗しないために身に付けておくべき7つの成功基礎マインド
ドリームキラーに気を付ける
「ドリームキラー(Dream killer)」という言葉を聞いたことがありますか?
そのまま直訳すると「夢を殺す」と言う意味です。
情報発信をしていると、悲しいですが心無い言葉をかけてくる人がいます。
そういった人たちの言葉を気にしてはいけません。
特にオンライン上では、匿名での発信が簡単なので、誹謗中傷や事実とは異なることを言っている人もいます。
情報発信をしていると、ドリームキラーが現れるということを覚えておいてください。
成功曲線を意識する
成功曲線を簡単に言うと、「結果は後から付いてくれる」と言うことです。
情報発信をしていても、反応を得られず、発信した情報が誰にも見られない時期もあります。
というか、最初はほとんど見てもらえないと思っておいてください。
最初は、ゆっくり低空飛行を続けますが、ある一定の努力を継続して続けると、少しずつ結果が出始めて、上記画像の赤線のように急激に上昇していく瞬間が現れます。
「もうちょっと頑張れば良い結果が得られたのに…」
なんてことにならないためにも、今この瞬間から「結果は後から付いてくる!」という考えを持っておきましょう。
失敗を怖がらない
「失敗と成功はセット」と言っていいほど、成功するためには失敗が必要です。
情報発信だけに限らず、どんなことでも必ず失敗はあります。
そして、みんな頭では分かっていても、やっぱり失敗するのは嫌なので、「失敗しない選択」をしてしまいます。
失敗しない選択とは「現状維持をして行動しない」ことです。
自分の居心地の良い空間や環境(コンフォートゾーンfa-external-link)から抜け出そうとしないのです。
失敗を怖がって、分からない未来を想像して勝手に不安になって行動しない。
こんなもったいないことはありません。
仮に失敗したとしても、挑戦したことで『経験値・失敗の実体験』は一生消えることのない知識(財産)になります。
それはお金では買うことができない最高の宝物だということを忘れないでください。
実績がなくても情報発信で集客する5ステップのまとめ
今回の記事では、実績がない状態からでも情報発信を行える方法や情報発信における考え方などについて説明してきました。
今回紹介した5ステップは「ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)」の基本で、「集客・価値提供・販売」の構成になっています。
これからオンラインビジネスをスタートするのであれば、この流れは必ず覚えておいた方が良いでしょう。
ちなみに、このブログ記事も情報発信と一緒なのですが、やはり大事なのはコツコツ継続することだと感じています。
継続しない・努力しない・勉強しない人に、人は集まらないですし、商品を買いたいとも思いません。
これから情報発信を考えているのであれば、まずは自分自身が頑張っている姿など、ありのままの姿をそのまま発信してみてはどうでしょうか。
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