Webマーケティングを学び進める中で、ステップメールについて理解していきたい、と考えている方も多いはずです。
ステップメールは集客をしたあとに、あらかじめ作成したメールを配信し、反応率を上げる施策ですが、どのようなことを行うのか全体像が分からない方もいると思います。
そこで、今回の記事ではステップメールとは何かをお伝えし、メルマガとの違いや成功事例など網羅的にお伝えします。
- >>ステップメールとメルマガの違いを知りたい方
ステップメールとメルマガの違いへ - >>ステップメールの成功事例を知りたい方
ステップメールの成功事例3選へ - >>ステップメールを成功させたい方
ステップメールを成功させる方法へ - >>ステップメールを活用するメリットを知りたい方
ステップメールを活用するメリットとはへ
目次(タップでジャンプ)
ステップメールとは
ステップメールとは、あらかじめ作成したメールを特定のタイミングやトリガーに応じて配信するWebマーケティング施策です。
たとえば、LPなどから流入したユーザーに一律にステップメールを配信し、反応を得るといった施策も主流です。
このようにステップメールは集客→価値提供(教育)→販売の中の、価値提供と販売をする施策であると考えてください。
ステップメールとメルマガの違い
ステップメールとメルマガの違いは多数ありますが、一例を表にまとめると以下のとおりです。
目的 | 目標 | |
ステップメール | 見込み客が商品・サービスを購入する | ある商品・サービスのセールスをメールで行う |
メルマガ | 既存客との関係性維持 問い合わせ獲得 | 役に立つ情報や専門的な情報を配信し、信頼獲得に繋げる |
このように見込み客に向けて主に配信するのがステップメールであり、既存客に向けて主に配信するのがメルマガであると考えてください。
その他にも詳しい違いを以下の記事でまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。
ステップメールの成功事例3選
ステップメールの成功事例を3つ紹介すると以下のとおりです。
- 無料相談会への誘導率30%達成
- 長期間のステップメールで反応率向上
- シナリオを分けたステップメールで開封率50%達成
このようにステップメールでは、見込み客からの反応率を向上させる効果があります。
詳しい内容に関しては、以下の記事でまとめているので確認してみてください。
ステップメールを成功させる方法
ステップメールを成功させる方法の一例は次のとおりです。
- 商品・サービスを徹底して作り込む
- セールスライティングよりも集客導線を考える
- ステップメールの型に沿ってライティングを行う
- PDCAサイクルを回す
それぞれ解説します。
商品・サービスを徹底して作り込む
ステップメールを作成する上で商品・サービスを徹底して作り込むことは重要です。
というのも、どれだけセールスライティングを施しても、ユーザーから求められない商品・サービスは購入に結びつかないからです。
反対に商品・サービスがユーザーから求められる場合には、セールスライティングのスキルが高くなくても反応を得られます。
そのため、ステップメールを作成する前に商品・サービスを徹底して作り込むようにしてください。
セールスライティングよりも集客導線を考える
ステップメールを届ける相手のニーズが大切なので、セールスライティングよりも集客導線をきちんと考えるほうが大切です。
たとえば、Meta広告の中でもFacebook広告で集客をするのであれば、ビジネスパーソンが多いため、ビジネスに関する商品が販売しやすいと考えられます。
仮にビジネスに興味がない層が多いプラットフォームで集客しても、購入に繋がらない層に対してステップメールを配信することになり、反応率は低くなります。
このようにセールスライティングよりも集客導線を考えることも反応率アップに繋がるので、徹底して考えてください。
ステップメールの型に沿ってライティングを行う
ステップメールを作成するのは、型に沿ってライティングを行うだけで大丈夫です。
商品設計及び集客導線に間違いがなければ、プロのセールスライターに依頼しなくても十分な反応を得られます。
以下にステップメールの例文について紹介している記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。
PDCAサイクルを回す
ステップメールは配信して完了ではなく、開封率や反応率を見ながら常に改善を加えていくことが重要です。
一度配信して反応が得られなければ、どのメールで離脱率が大きいのかや開封率が少ないのかなどを確認するようにしてください。
何度も改善を繰り返すことで、反応率が高いステップメールが完成します。
効果的なステップメールの例文とは?
効果的なステップメールの例文にはテンプレートがあります。
以下の記事でテンプレートに沿った書き方を解説しているので、確認してみることをおすすめします。
ステップメールを活用するメリットとは
ステップメールを活用するメリットの一例は次のとおりです。
- メールアドレス取得により何度もアプローチできる
- 反応のある商品・サービスの事例がわかる
- シナリオ配信を通じて見込み客の離脱を防げる
詳しく解説します。
メールアドレス取得により何度もアプローチできる
ステップメールを活用するメリットとしては、メールアドレスを事前に取得しているので何度も見込み客にアプローチできるといった点です。
仮に商品Aの反応率が悪くても、同じ見込み客層に商品Bのアプローチをしてみたところ、大きな反応を得られたという事例は多くあります。
このようにメールアドレスを取得し、顧客名簿を活用することで効果的なセールスができると考えてください。
ちなみに顧客名簿を活用しセールスをするマーケティングはリストマーケティングと呼ばれます。
反応率を上げるために必須の考え方なので、気になる方は以下の記事を読んでみてください。
反応のある商品・サービスの事例がわかる
ステップメールを活用することで、どのような見込み客に、どのような商品・サービスの反応があるのか?といった点を自身の知識として蓄えられるのもメリットです。
このような知識を活用することで、次の商品・サービスの展開を加速度的に進められます。
シナリオ配信を通じて見込み客の離脱を防げる
シナリオ配信を通じて見込み客の離脱を防げるのもメリットです。
シナリオ配信とは、見込み客のニーズにあわせてステップメールの配信をすることを指します。
ある特定のニーズを持つ見込み客だけに必要な情報を伝えることで、不必要な情報を見たくない見込み客が離脱することを防げますし、反応率を向上させることも可能です。
ステップメールによくある質問
ステップメールによくある質問をまとめると以下のとおりです。
- ステップメールの効果的なツールを教えてください
- ステップメールのシナリオとは何ですか?
- ステップメールの配信頻度を教えてください
簡潔に解説します。
ステップメールの効果的なツールを教えてください
ステップメールを配信する際の効果的なツールにはマイスピーがあります。
当社でも活用している配信ツールなので、気になる方は確認してみてください。
ステップメールのシナリオとは何ですか?
ステップメールのシナリオとは、配信する各メールを指します。
見込み客の属性に応じて、シナリオを分岐させてメールを配信することもツールを活用すれば行えます。
シナリオ分岐については以下の記事に詳しく書いているので、気になる方は確認してみてください。
ステップメールの配信頻度を教えてください
ステップメールの配信頻度は取り扱う商品・サービスで異なります。
ただ、一般的には10日や20日などの1ヶ月間で完結することも多いです。
ステップメールまとめ
今回の記事ではステップメールとは何かから、成功事例などを含め概要を解説してきました。
ステップメールは集客→価値提供(教育)→販売の動線の中の価値提供から販売までを担えるWebマーケティング施策です。
ただ、ステップメールを配信するためには、広告運用などで最初の集客をしっかりと行う必要があります。
以下のページに告運用の成功の秘訣を配信しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「すぐ集まる!アクセスupの教科書」非売品の集客動画5本付き